山崎純二
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律法と福音(17)罪とは「信じないこと」 山崎純二
罪というのが原罪(Original Sin)にその端を発していると述べてきましたが、罪とは何かという根本的な定義を二つの言葉によってすることができます。一つ目はこれです。
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律法と福音(16)義人ヨブの告白 山崎純二
ダビデ王に引き続き「罪(原罪)」についての理解を助けるために、ヨブ記のヨブの告白をみていきたいと思います。ヨブとは当代一の義人と言われた人であり、多くの人の尊敬を集める非常に敬虔な人物でした。
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律法と福音(15)ダビデ王の告白 山崎純二
古代イスラエルには、神を敬う王たちが少なからずいましたが、その中でも、イスラエル史上最高の王様として現在に至るまで多くの人の尊敬を集めている王様がいます。
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律法と福音(14)原罪 山崎純二
今回のテーマは「原罪」についてです。なぜ「原罪」が人類の深部を蝕んでいるのかを確認する前に、神様が人間をどのような存在として造られたかを押さえておきたいので、創世記1章を開いてみましょう。
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律法と福音(13)霊と魂と体 山崎純二
前回、人間の罪の原因がさらに一段と深いところにあると言いましたが、それは私たちの「霊」のことです。そもそも私たち人間とは、どのような存在なのでしょうか?
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律法と福音(12)心の罪 山崎純二
これまで「律法」について、さまざまなポイントに分けて書いてきましたが、究極的には「愛せよ」(心を尽くして、自分と同じように、汝(なんじ)の敵までも)という実行不可能な戒めが神様の律法の要約であり基準であると、聖書を一緒に確認してきました。
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律法と福音(11)律法の「まとめ」と疑問点 山崎純二
律法について何度にも分けて書いてきましたが、律法と福音を明確に理解するためには、聖書の各書に書かれている内容を正確にかつ有機的に整理していかなければなりません。
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律法と福音(10)峻厳な戒め「汝の敵を愛しなさい」 山崎純二
律法は私たちの魂の問題を浮き彫りにする診断道具だと言いましたが、その診断道具である律法を鋭く正確無比なものとしたのがキリストです。彼は二つの事で、律法を完璧なものにしてしまいました。
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律法と福音(9)究極の律法「シェマー」と「黄金律」 山崎純二
聖書のある箇所で、律法の専門家がイエスに「一番大切な戒めはどれですか」と尋ねる場面があります。そこでイエスはこう答えています。この箇所に関しては、小さな誤解と大きな誤解の二つが起こりやすいように思われます。
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律法と福音(8)律法は聖であり正しく良いもの 山崎純二
今回は、律法の本質についてもう少し掘り下げるところから始めてみたいと思います。律法(神の戒め)という言葉は、やはりどうしても否定的なもののように考えられがちです。
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律法と福音(7)キリストの律法 山崎純二
前回は律法(戒め)には罰が伴うという当然のことを確認しましたが、律法によって裁かれるべき人とはどのような人たちだったのでしょうか。聖書を読んでいくと、「神を冒涜する者」「姦淫する者」「盗む者」「殺す者」「偽る者」などが裁かれています。
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律法と福音(6)律法と罰 山崎純二
「律法=戒め」という部分に注目していきたいと前回書きましたが、通常戒めには罰が伴います。交通法規しかり、刑法しかりです。戒めを犯しても何の罰則もないとすると、誰もそれに重きを置かなくなります。
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律法と福音(5)律法(戒め)の性格 山崎純二
前回「律法」という言葉は多義的であると言いましたが、それでは本連載で「律法」というときには、どの概念を指すかを定義させてください。
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律法と福音(4)多義的な用語としての律法 山崎純二
神を知るための啓示は人類に二種類与えられていると、前の章では説明しました。大自然を通して神の神性を漠然と感じる「一般啓示」と、言葉を預言者に与えて神がご自身の心をダイレクトに伝える「特別啓示」です。
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律法と福音(3)特別啓示 山崎純二
前回は「一般啓示」について触れさせていただきましたが、もう一つの種類の啓示とは何でしょうか。それは「特別啓示」と呼ばれています。確かに一般啓示を通してでも神の存在や偉大さを漠然と感じることはできますが、明確に神様の心情や計画を知ることはできません。
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律法と福音(2)一般啓示 山崎純二
福音(ゴスペル)メッセージの中心は、当然ですが神(GOD)に関することです。神と聞くと「ああなんだ宗教か」と言ってすぐに閉じてしまう方もいるかもしれませんが、ちょっとだけ思いとどまってください。
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律法と福音(1)初めに 山崎純二
前回は「神の存在証明」という連載をさせていただきましたが、今回は「律法と福音」をテーマに書かせていただきたいと思います。福音とはキリスト教の用語です。クリスチャンでない方には、なじみのないという方もいるかもしれませんが、福音を英語にするとなじみのある言葉になります。
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神の存在証明(最終回)連載を振り返って 山崎純二
「神の存在証明」の連載をここ数カ月の間書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。納得された箇所、納得できないと感じる箇所がそれぞれあったのではないでしょうか。
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神の存在証明(16)究極の愛 山崎純二
「神の存在証明」という連載をさせていただいておりますが、残りわずかとなりました。最後までお付き合いいただけると幸いです。今回は「神の愛」について書かせていただきます。
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神の存在証明(15)親離れ、神離れ 山崎純二
前回は、私たちが罪や堕落の性質を本質的に持っているゆえに、正しい神を否定したい深層心理が私たちの内に働くと書かせていただきましたが、神を否定してしまう人の性(さが)を別の言葉で言うと、「自我の萌芽のゆえ」となります。
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