第2次世界大戦
-
「アーニャは、きっと来る」 ビター&スイートな感動実話の映画化!
職業病だろうか。「羊飼い」とか「ユダヤ人」「ホロコースト」などのフレーズが並ぶ映画の広告を見ると、どうしても聖書的な映画を想像してしまう。本作「アーニャは、きっと来る」は、そんなバイアスを良い意味で裏切ってくれる秀作である。
-
「和解の扉開いた」 シュトゥットガルト罪責宣言から75年、ドイツで記念礼拝
第2次世界大戦後間もなく、ドイツの教会が戦争に関わる罪を告白した「シュトゥットガルト罪責宣言」が発表されてから75周年を迎え、宣言発表の地であるドイツ南部の都市シュトゥットガルトで18日、記念礼拝が行われた。
-
「私の教会は戦争責任とは関係ありません」と言えますか?
「日本の教会はかつて、戦争に反対せず協力した。だから、日本の教会には戦争責任がある」この命題は真だろうか偽だろうか。
-
映画「名もなき生涯」 より硬派な “西洋版「沈黙」”
「名もなき生涯」は、欧州に根付くキリスト信仰の力強さと、その反面で形式的に流されやすいキリスト教会の相克を見事に描いている。これを歴史的側面から考察できれば面白い。同時に、このような葛藤は、キリスト者の内面で常に繰り返される問題でもある。
-
マリオ・カンドゥチ神父死去、85歳 戦時下のカトリック弾圧を長年調査
戦時中、カトリック高田教会(新潟県上越市)に通っていた信者7人とドイツ人神父が特別高等警察(特高)に逮捕された事件を長年調査してきたマリオ・カンドゥチ神父が16日午前1時20分ごろ、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。85歳だった。
-
「教育と伝道の拠点」として 立教学院諸聖徒礼拝堂、聖別100周年で記念講演
立教学院諸聖徒礼拝堂が1月25日で聖別(献堂)100周年を迎え、21日に同礼拝堂で記念講演会が開催された。講演では、西洋美術史が専門の加藤磨珠枝(ますえ)氏が「諸聖徒礼拝堂から読み解く、立教大学100年の歩み」と題して講演した。
-
アウシュビッツ解放75周年、WCCが談話 反ユダヤ主義の増大に警鐘
ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の象徴的存在であるアウシュビッツ強制収容所解放75周年を受け、世界教会協議会(WCC)のアグネス・アブオム議長とオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事が共同談話を発表した。
-
月桃通信(13)沖縄の今と天皇制 石原艶子
例年より長かった梅雨と戻り梅雨が明けてから、沖縄は灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける厳しい夏を迎えています。今回も選挙により「辺野古新基地NO」の民意を示しましたが、沖縄には民意はないものとされ、現実が変わることはありません。
-
ノルマンディー上陸作戦で落下傘部隊に所属 95歳の救世軍中将、75周年記念でスカイダビング
第2次世界大戦中の1944年6月6日に決行されたノルマンディー上陸作戦。その落下傘部隊に所属し、75年前にいち早く上陸した救世軍中将のハリー・リードさん(95)が5日、命を落とした戦友らを追悼してスカイダイビングを行った。
-
三浦文学の魅力と底力(9)三浦綾子さんの晩年の祈り 込堂一博
私が旭川に転任したとき、三浦綾子さんは69歳、夫の光世さんは67歳でした。綾子さんは、肺結核をはじめ、直腸がんや帯状疱疹(ほうしん)などの病気にかかり、絶えず闘病生活を強いられ、病気の問屋とも言われていました。
-
世界最高齢の修道女死去、110歳 第2次世界大戦でユダヤ人救う
世界最高齢の修道女とされるシスター・セシリア・マリア・ローザック(110)が16日、死去した。1908年3月25日にポーランド生まれ。21歳の時に、同国南部の都市クラクフでカトリックの修道会「ドミニコ会」の修道女となった。
-
主は生きておられる(67)私の終戦記念日 平林けい子
今日は終戦記念日。小5年だったあの日、戦争が終わった。「ほしがりません 勝つまでは」と決心して過ごした小学生。終戦で一番うれしかったのは白いご飯が食べられること、文房具を買ってもらえること、新しい靴をはけることではなく、電気をつけられること。
-
74度目の敗戦記念日 村岡崇光・ライデン大学名誉教授
今年傘寿を迎えた私に74度目の8月15日が巡ってきました。もうかなり年老いた二葉百合子が心を込めて歌う「岸壁の母」を、この原稿を書きながらユーチューブで聴きましたが、胸にこたえました。
-
73年目の戸田帯刀神父射殺事件を考える―「赦すこと」と「赦せないこと」 ジャーナリスト・佐々木宏人
「2・26事件は、私にとって赦(ゆる)しの対象から外れています」。昭和史研究家で有名な保阪正康氏の最新のベストセラー『昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)に出てくるシスター渡辺和子の発言だ。
-
「封印された殉教」が現代に問い掛ける課題 終戦3日後に教会で起きた神父射殺事件を追って
終戦3日後の1945年8月18日、カトリック保土ヶ谷教会(横浜市)で、横浜教区長の戸田帯刀(たてわき)神父(当時47)が射殺死体で発見される事件があった。カトリック教会内でも広く知られているわけではなく、長らく「封印された殉教」だった。
-
北朝鮮問題から戦争体験を語る 阿部志郎氏ロングインタビュー(1)
日本の社会福祉事業の「レジェンド」である阿部志郎氏(91)。横須賀基督教社会館の館長として50年にわたり地域福祉に貢献し、今なお同館会長として利用者に寄り添い続ける阿部氏に話を聞いた。
-
元捕虜の父親に育てられて ルツ・ダブソンさん
第二次世界大戦中の連合軍元捕虜と日本人の和解を支援する「アガペワールド」代表のホームズ恵子さんらと共に英国から来日中のルツ・ダブソンさん。ルツさんの父親は、ジャワ島で日本軍と捕虜の通訳をしていた。
-
元日本軍捕虜と日本人の和解を通して本当の癒やしを ホームズ恵子さんに聞く
第二次世界大戦下、日本軍の捕虜となった英米など連合軍の元兵士と日本人の間に和解をもたらす働きをしている支援団体「アガペワールド」。その代表を務める英国在住のホームズ恵子さんと元捕虜の家族らが来日し、全国の教会で「和解の礼拝」を行っている。
-
「ハクソー・リッジ」からひもとく、根本主義的キリスト教の限界性と超越性
メル・ギブソンは、戦闘シーン以上に主人公が選択した「生き方」をめぐる戦いを丁寧に描き出している。それは自身の宗教的立場と、それを許さない厳しい現実との葛藤によって生み出される戦いである。
-
沖縄戦で武器を持たずに75人を救ったクリスチャン兵の実話 映画「ハクソー・リッジ」
沖縄戦の実話を基にしたメル・ギブソン監督の最新作「ハクソー・リッジ」が、24日から公開される。クリスチャンであったデズモンド・ドスは、聖書の「汝(なんじ)、殺すなかれ」の戒めに従い、武器は一切持たず、衛生兵として人の命を救うことに徹した。
人気記事ランキング
-
「私たちは平和の職人として召されている」 教皇、キング牧師記念日にメッセージ
-
群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模
-
世界3億4千万人のキリスト教徒が迫害下に コロナ禍で差別増、北朝鮮が20年連続ワースト1位
-
トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪
-
米、中国のウイグル族など少数派に対する「ジェノサイド」を認定
-
映画「羊飼いと風船」 宗教と現代性、その普遍的な対立を見事に描き切った秀作
-
真理はあなたを自由にします イエス・キリスト・エクレシアよろこび研究会
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(1)イエス様の愛はどんな愛?①
-
記憶のアルバムを整理しよう 安食弘幸
-
追う人もないのに逃げる人生からの脱却 菅野直基
-
群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模
-
世界3億4千万人のキリスト教徒が迫害下に コロナ禍で差別増、北朝鮮が20年連続ワースト1位
-
映画「羊飼いと風船」 宗教と現代性、その普遍的な対立を見事に描き切った秀作
-
トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪
-
緊急事態宣言、7府県に拡大 対象地域のカトリック教区が相次いで対応方針発表
-
真理はあなたを自由にします イエス・キリスト・エクレシアよろこび研究会
-
「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目
-
映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ
-
書き損じ年賀状でコロナ禍の子どもたちの支援を チャイルド・ファンド
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(112)「富」の支配を打ち砕く信仰の力 広田信也
-
米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判
-
群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染
-
トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪
-
群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模
-
トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け
-
映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ
-
コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師
-
榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問
-
イエス時代の儀式用沐浴槽、ゲツセマネで発見 地名の由来裏付けに
-
2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表