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都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節
キリスト教は離婚を認めているのかいないのか、そんなことは私にはどうでもよいのであるが、夫が妻を離縁するというのは、どうにも穏やかなことではないように思う。夫に妻を離縁する「権利」があるとしたら、それはキリスト教的ではないように思える。
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サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(30)歴史の振り子
紀元303年も終わろうとするある日。ディオクレティアヌス帝から4番目の勅令が出された。これは最も過酷な勅令であって、「告訴されなくても、キリスト教徒らしいとうわさされるだけで追跡し、逮捕し、直ちに拷問にかけるべし」と…
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キリストの心と思いが与えられている恵み(5)妥協せず、信仰を働かせる 加治太郎
今回の聖書箇所では、神様の最善が示されているにもかかわらず、信仰を働かせることなく、現状のままでいいと妥協してしまう民の姿が記されています。しかし、私たちの信仰の歩みにも、同じような姿はないでしょうか。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(248)聖書と考える「終末ツーリング」
聖書を学ぶなら、アニメ&マンガの話じゃなく、実際に、この世はいつか終わる、そうです、世界(天地)に終末がやって来ることが分かります。特に、新約聖書のヨハネの黙示録からそのことが分かるのですが、今日はその中でも…
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聖書のイエス(19)「舟の右側に網をおろしなさい」 さとうまさこ
イエスが弟子たちに大漁をもたらした奇跡の話です。弟子たちが、イエスの復活後に経験した挫折から再出発する場面であり、イエスの言葉に従うことの重要性を示しています。イエスの復活後、弟子たちは迫害を恐れて…
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シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦
紀元202年、ウルファで大洪水が起き、教会堂も破壊されたことを伝えるシリア語文。この地に教会があったことを知る古い貴重な史料。エストランゲロ式書体もある。年代は太陽暦に換算した。シリア文字フォントと文は著者作成。
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聖霊の働きを妨げるもの 万代栄嗣
新しい10月のひと月も、御霊の働きと聖霊の御業を体験し、主の深い愛と恵みを頂きながら前進できるようにと祈ります。イエス様との絆、つながり、イエス様こそが私たちの主であることを確認し、豊かな聖霊の働きを受けて祝福される…
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愛と赦し 佐々木満男
2025年9月10日、米国の保守派活動家(ターニングポイントUSAの創設者)で、ドナルド・トランプ大統領の熱烈な支持者のチャーリー・カーク氏が、ユタ州のユタ・ヴァレー大学のイベントにおいて講演中に銃撃され、死亡した。
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イエス様の例え話の背景 菅野直基
秋らしく過ごしやすい気候になりました。日本は四季があり、自然が豊かで素晴らしい国だと思います。しかし、イスラエルも負けてはいません。雨季か乾季かの二季であるにもかかわらず、実に自然豊かです。そのような自然の中から…
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「苦しみ」と「苦しみ」の解決(14)哲学と聖書(後半) 三谷和司
後半は、前半で見てきた「存在論」を基に、人間の問題をあぶり出し、その答えを聖書に求めていくという作業である。それは、第1章「人間の問題」、第2章「聖書の答え」という流れで進める。前半では、哲学と聖書における「存在論」の…
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「苦しみ」と「苦しみ」の解決(14)哲学と聖書(前半) 三谷和司
本連載コラムも、いよいよ最終回を迎える。最終回は、本連載コラムを書くに当たり、「存在論」を基盤にしたことを明らかにしたい。「存在論」とは、哲学の中核をなす分野であり、「何が存在するのか」「それはどのように存在するのか」…
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(13)知恵と判断 臼田宣弘
今回は、7章23~29節を読みます。第5回で3章1~17節を読みましたが、その際に当該箇所は集中構造になっていることをお伝えしました。実は、コヘレトの言葉は1~12章の全体も集中構造になっているとされます。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(247)聖書と考える「朝だ!生です旅サラダ」
聖書で「プレゼント」を捜す・・・といえば。有名な【東方の博士たち】もイエス様にプレゼントした〔没薬・乳香・金〕を、当然ながら捜して、選んで、はるばる遠くから持ってきたわけですよね(新約聖書・マタイの福音書2章11節)。
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主キリストによって開かれる新たな恵みの世界 万代栄嗣
ようやく猛暑が落ち着き、秋らしくなってきました。神の恵みの秋を期待しましょう。使徒の働きのこの箇所は、教会が誕生して、どのように全世界に広がっていったかを、「こうして教会は」から始まる前向きな言葉でまとめています。
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神の御心が実現する神の時 菅野直基
神の御心が実現する神の時があります。イエス様は十字架で死なれ、全人類の罪を贖(あがな)うため、この地に来られました。これは、神の御心でした。しかし、生まれてすぐに死ぬのではありませんでした。10代の時でも、20代の時…
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(232)福音宣教を有効にする大切な条件 広田信也
私の前職は自動車用エンジンの研究開発でしたが、1990年ごろから、エンジン本体だけでなく、触媒を使った排気ガス浄化技術を開発するようになりました。全く経験のない化学分野の業務でしたが、大きな期待を抱いて始めたのを記憶し…
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キリストの心と思いが与えられている恵み(4)真実を語る 加治太郎
今回の聖書箇所は、私たちが語る言葉について語っています。神様は、周囲に印象づけようとする偽善の姿勢から生まれた誓いや誓約を喜ばれません。私たちの「はい」や「いいえ」という言葉と、それに続く行動こそが、神様の真実さを…
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花嫁(34)平和を実現する人々は幸い 星野ひかり
世界中で今日も争いは続いている。平和など、地球全体を見渡したら歴史の中には存在せず、いつもどこかで争いが起こっている。そのような世界においても、わずかにでも日々の生活で「平和を実現する人」になれるだろうか。
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豊かな実を結ぶ一粒の麦 穂森幸一
主イエスのこの言葉は、直接的にはご自分の十字架のことを指しています。しかし、私たちにとっては2つの意味があると思います。1つは、反対する勢力の凶弾に倒れ、非業の死を遂げるときです。もう1つは、自分の信じる使命のために…
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サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(29)獄を照らす光
暗闇の中で目が慣れてくると、獄の中にたくさんの囚人がいることが分かった。皆、絶望しきって、頭を抱えたり、世の中を呪う言葉をつぶやいたりしている。クリスチャンはほぼ2、3人しかいなかった。ニコラスは、彼らと一緒にいられる…
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