Skip to main content
2021年1月28日18時04分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア
中国迫害

半年で900以上の教会から十字架撤去 中国安徽省

2020年9月1日14時16分
  • ツイート
印刷
関連タグ:三自愛国運動(三自愛国教会)中国
半年で900以上の教会から十字架撤去 中国安徽省+
十字架を撤去される中国東部の安徽(あんき)省蚌埠(ほうふ)市懐遠(かいえん)県の教会(画像:ビター・ウィンターが公開した動画より)

中国の人権状況を監視するニュースサイト「ビター・ウィンター」によると、中国で宗教に対する取り締まりが続く中、東部・安徽(あんき)省ではこの半年で計900以上の教会から十字架が撤去されたという。

ビター・ウィンター(英語)によると、安徽省は中国で2番目にキリスト教人口が多い省で、今年1~4月には250以上の教会から十字架が撤去された。さらにこのほど、6月までに同省内の別の656教会で十字架が撤去されたことが確認されたという。これら十字架が撤去された教会は、政府が認めていない「家の教会」ではなく、政府公認の三自愛国教会だった。

同省阜陽(ふよう)市潁東(えいとう)区にある三自愛国教会は、4月に十字架を撤去された際、当局から一連の十字架撤去運動は国策の一環だと言われたという。

ある教会関係者は、「教会が十字架の撤去を拒否すれば、信徒は年金や貧困救済補助金などの社会保障を失い、子どもたちの将来の就職の可能性にも影響を受けることになります」と説明する。

同省馬鞍山(あまさん)市含山(がんざん)県では、十字架を撤去した職員から、政府の建物より高いところにある十字架は「政府の建物に影をつくるから取り除かなければならない」と言われたという。教会の信徒はビター・ウィンターに次のように語った。

「一般企業のように見える教会(の建物)だけが合法と考えられています。キリスト教を『中国化』するために、習近平国家主席は教会が西洋の十字架を持つことを許さないのです」

この信徒によると、教会の長老は政府関係者から「十字架の撤去に抗議することは、政府に抗議することを意味する」と警告されたという。「私たちの教会の十字架がすべて取り除かれたことを思うと、非常に悲しいです」と信徒は言い、「十字架は信仰の象徴ですが、中央政府の命令に逆らう勇気のある人がいるでしょうか」と付け加えた。

実際に、十字架の撤去を阻止しようとした信徒が当局によって負傷させられたり、勾留されたりすることは度々起こっている。

馬鞍山市当塗(とうと)県では5月、大型クレーン車3台を使って十字架の撤去が行われた。教会の信徒の話によると、何百人もの警官が「教会を封鎖し、車や歩行者が近寄るのを禁止した上で、鉄製の鎖の錠を切って教会の中に入って行った」という。その際、警官が教会に入るのを阻止しようと前に出た年配の信徒が手を負傷した。

米国に拠点を置くキリスト教の権利擁護団体「対華援助協会(チャイナエイド)」の傅希秋(ボブ・フー)会長は以前、2013年ごろから始まった中国の十字架撤去キャンペーンについて、「中国におけるキリスト教の急速な成長を封じ込めようとする中国政府の決意を示している」と説明していた。

中国政府による宗教や宗教的少数派に対する取り締まりは、米国際宗教自由委員会(USCIRF)や米国務省、その他の国際的な機関も報告している。

USCIRFは2020年の年次報告書で、中国当局が中国全土の教会から十字架を撤去していることに加え、18歳未満の若者が宗教活動に参加することを禁じていると報告。他の複数の報告によると、中国当局は一部の教会に対し、会堂内にあるイエスや聖母マリアの絵画を撤去し、習近平国家主席の肖像画に差し替えるよう要求することも行っている。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:三自愛国運動(三自愛国教会)中国
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 4カ月間で250以上の政府公認教会から十字架撤去、中国安徽省

  • 女性・子どもの泣き叫ぶ声 中国警察、礼拝中の「家の教会」を強襲 信徒数人が負傷

  • 中国政府系ハッカー集団、バチカンと香港教区をサイバー攻撃か

  • 中国地下教会の司教、死亡か 公認教会加入拒み逮捕後20年以上消息不明

  • 中国、ナイジェリアなどで宗教迫害続く 米国務省「信仰の自由に関する国際報告書」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師主人公に愛描く映画「マイ・ダディ」 ムロツヨシ主演で今秋公開

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 福音「が」語れる映画(2)「ソウルフル・ワールド」

  • 世界はわが教区―ジョン・ウェスレーの生涯(9)失意のどん底に

  • 英でコロナ死者10万人超、カンタベリー大主教とヨーク大主教が公開書簡

  • 核兵器は「存在自体が絶対悪」 日本の宗教者が核禁条約発効で声明、鷲尾副外相と面談

  • 香港で教会開拓、中国系米国人牧師フランシス・チャン氏のビザ取り消し

  • WCC暫定総幹事「ホロコーストは常に存在する脅威」 国際記念日で声明

  • 戦い抜く決意 穂森幸一(175)

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • 牧師主人公に愛描く映画「マイ・ダディ」 ムロツヨシ主演で今秋公開

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 誘拐された30代のカトリック神父、遺体で発見 ナイジェリア

  • エチオピア北部紛争、教会で750人殺害 NGOが報告

  • 改宗禁止条例、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 核兵器は「存在自体が絶対悪」 日本の宗教者が核禁条約発効で声明、鷲尾副外相と面談

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

編集部のお勧め

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.