Skip to main content
2025年11月19日09時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア
中国迫害

中国地下教会の司教、死亡か 公認教会加入拒み逮捕後20年以上消息不明

2020年7月17日14時34分
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国中国共産党バチカンカトリック教会
中国+
1605年に創建された北京最古のカトリック教会「宣武門天主堂」(通称・南堂)=2009年。政府公認のカトリック教会「中国天主教愛国会」で、現存する大聖堂は1904年に建てられた。(写真:Bridget Coila)

中国政府公認のカトリック教会への加入を拒否したことで逮捕され、その後20年以上消息が分かっていない地下教会の司教が、死亡した可能性がある。中国当局が最近、後任司教の任命についてバチカンに承認を求めているという。

死亡が疑われているのは、保定教区(河北省)のジェームス蘇哲民(ス・ジミン)司教(88)。蘇司教は1996年、政府公認のカトリック教会である「中国天主教愛国会」への加入を拒んだことから、「反革命分子」として逮捕され、収監された。その後、司教の家族が2003年に保定市内の病院に司教が入院しているのを偶然、目撃。しかし、その後17年間、司教の安否は確認されていない。

司教のおいである蘇天祐(ス・ティヤンヨ)氏が、カトリック系のUCAN通信(本部・香港、英語)に語ったところによると、中国共産党は蘇司教の代わりに保定教区の補佐司教を務めているフランシスコ安樹新(アン・シュシン)司教を教区司教に任命するようバチカンに要請したという。そのため、蘇司教がすでに死亡しているとの観測が一部で出ている。

安司教はかつて、教皇のみに忠誠を誓い、地下教会に所属していたが、1996年に逮捕され、10年間にわたる自宅軟禁の後、公認教会で奉仕することに同意し、自宅軟禁を解かれた。

UCAN通信によると、保定教区の地下教会は安司教を「安楽な生活を求めて信仰を捨てた裏切り者」と呼んでおり、もはや司教と認めていないという。

一方、蘇司教は1981年に司祭に叙階され、93年に当時の教皇ヨハネ・パウロ2世から保定教区の司教に任命されたが、中国政府は主教としては認めてこなかった。

米下院トム・ラントス人権委員会(英語)によると、蘇司教は1996年の逮捕前も26年間にわたり、刑務所や強制労働収容所を出入りさせられ、「告訴もなく、審理もない」まま、計40年以上を監獄で過ごしている。さらに、蘇司教に敬意を表するための公開イベントなども、今日に至るまで「警察の嫌がらせ行為を受け続けている」という。

安司教の教区司教任命を求めた中国共産党による最近の要求をめぐり、天祐氏はバチカンに対し、蘇司教の安否確認と釈放を要求するよう求めている。

「バチカンは交渉を先導し、蘇司教の釈放を要求できるはずです」と天祐氏は述べ、バチカンが中国政府に協力することは、中国共産党の要求に屈することを拒否した中国のカトリック信者に対する裏切り行為だとした。「バチカンは獄中に捕らわれている司教たちを忘れてはいけません。しかし、中国天主教愛国会は獄中の司教たちをあざ笑っているのです」

バチカンと中国は2018年、中国政府が任命した司教をバチカンが追認するという暫定合意を結んだ。しかしこの合意は、宗教団体に対する抑圧が長期化していた時期に、中国政府が自らを正当化しようとしたものだと批評家らは警鐘を鳴らしている。

中国には推定1000万から1200万人のカトリック信者がいるとされているが、その約半数が、中国政府に登録されていない集会で礼拝を守っているとされている。

国際人権団体「アムネスティー・インターナショナル」は、中国では多くのキリスト教徒やチベット仏教徒、ウイグル人イスラム教徒、法輪功学習者たちが、信仰や思想を実践したことで、何十年もの間、嫌がらせを受けたり、投獄されたりしていると報告している。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:中国中国共産党バチカンカトリック教会
  • ツイート

関連記事

  • 女性・子どもの泣き叫ぶ声 中国警察、礼拝中の「家の教会」を強襲 信徒数人が負傷

  • 中国、ナイジェリアなどで宗教迫害続く 米国務省「信仰の自由に関する国際報告書」

  • イエズス会発行「ラ・チビルタ・カットリカ」誌、簡体字中国語版を創刊

  • オンライン礼拝でも迫害受ける中国の教会、イースターに信者6人一時拘束

  • 中国の悪名高き労働教養所の実態伝える 「馬三家からの手紙」監督インタビュー

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 最高に良いものを実現するために 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(253)聖書と考える「ちょっとだけエスパー」

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • ワールドミッションレポート(11月19日):ウガンダのマケレ族のために祈ろう

  • 天にフォーカスして生きよう 菅野直基

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.