Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米
新型コロナウイルス

コロナで聖書に費やす時間減少、教会における人間関係が影響 米聖書協会が調査

2020年7月31日22時18分
  • ツイート
印刷
関連タグ:新型コロナウイルス米国聖書協会(ABS)バーナグループ
聖書/Bible+
※ 写真はイメージです。(写真:StockSnap)

新型コロナウイルスの感染拡大は、米国人が聖書に費やす時間にも影響を及ぼしている。聖書を読む米国人が、この半年余りで大きく減少していることが最新の調査で判明した。

米国聖書協会(ABS)は22日、過去10年にわたり毎年実施してきた米国内における聖書の利用に関する調査報告書「聖書の状況2020」(英語)を発表した。米キリスト教調査機関「バーナグループ」と共同で行った今年の調査では、聖書を毎日読むと回答した米国人の割合は9%しかおらず、昨年の14%から大幅に減少し、過去10年の調査で最低となった。

今年の調査は1月と6月に実施し、それぞれ2010件と3020件の回答を得た。年内の1月と6月で比較すると、新型コロナウイルスによる外出自粛や教会閉鎖、教会活動の制限の結果、ABSが「聖書に熱心」と見なす人の割合は、1月は28%だったのが、6月は22・7%にまで低下した。一方で、過去6カ月以内に教会の礼拝に出席したと答えた人は、「聖書に熱心」でもある割合がかなり高かった。

この結果から、ABSのジョン・ファーカー・プレイク情報部長は次のように言う。

「この調査は、人々の幸福と人々の聖書に対する熱心さにおいて、教会が大きな役割を果たしていることを裏付けています。聖書に対する熱心さを向上させるには、教会を通じて人と人の結び付きを高める必要があります。新型コロナウイルスの感染拡大と今回の調査は、教会における人間関係が強まると、聖書に対する熱心さが強まり、教会における人間関係が弱まると、聖書に対する熱心さも弱まることを示しています」

米国人の5人に2人(38%)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、神を礼拝することと神に仕えることが弱められたことに、大なり小なり同意している。一方、興味深いことに、新型コロナウイルスにより近親者を亡くした人は、そうでない人と比べて聖書をより多く用いる傾向があった。

聖書を用いる機会に関する調査では、新型コロナウイルスにより同居する家族を亡くした米国人の約半数(49%)が、以前と比べて聖書を用いる機会が増えたと答えた。同様に、近隣の住人を亡くした人の36%が、親しい友人を亡くした人の33%が、聖書を用いる機会が増えたと答えた。

また、新型コロナウイルスの感染拡大が自分の信仰を強めたと思うかという問いに対しては、信仰を実践するクリスチャンのほぼ半数に当たる47%が強く同意し、38%がある程度同意した。感染して入院までした人は、聖書を用いたいという願いが平均よりも29%高く、感染者においては、聖書を用いたいという願いが24%高まった。

ABSのロバート・ブリッグス会長兼最高責任者(CEO)は調査結果を受け、米国の教会が今後数カ月間、弟子づくりに専念しなければならないことは明らかだと述べた。

「米国では、ほとんどすべての人が聖書を手にすることができますが、実際に聖書を用いる人は減りました」とブリッグス氏。「この傾向は過去数年間、一貫していましたが、2020年1月以降は加速しています。米国の教会は『生き残り』モードから、『弟子づくり』モードに回帰しなければなりません。そうするには、より多くの変革が必要になるでしょう」

しかし、米保守系シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所」(AEI)による調査では、米国のクリスチャンのほぼ3分の2が、対面式の礼拝に再び出席することに不快感を示していることが分かっている。調査を監修したダニエル・コックス氏はAP通信(英語)に対し、次のように話す。

「(米国の)人々は言葉を濁しており、礼拝出席を快く思っているか否かについては不確かです。一般信徒の中には、対面式の集会に再び参加することにかなりの抵抗感を持つ人たちがいます」

米ジョンズ・ホプキンス大学の新型コロナウイルス・リソースセンター(英語)によると、米国では31日時点で、新型コロナウイルス感染症により15万人以上が亡くなっている。感染者は約450万人に上り、現在世界で最も被害が大きな国となっている。

一方、信仰に対する新型コロナウイルスの影響に関する研究も多く行われている。シカゴ大学大学院神学研究科と同大全米世論調査センター(NORC)、AP通信が共同で行った調査(英語)によると、米国におけるあらゆる宗教の信者の60%以上が、新型コロナウイルスの感染拡大は人類に対して生き方を問い掛ける神からのしるしだと感じている。

また、米キリスト教調査機関「ライフウェイリサーチ」による調査(英語)では、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、終末論への関心の高まりが指摘されている。この調査によると、調査の対象となった牧師の10人に9人近くが、聖書の終末預言の幾つかが現在の出来事の中に成就していると見ている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:新型コロナウイルス米国聖書協会(ABS)バーナグループ
  • ツイート

関連記事

  • 米国で聖書を読む人が増加、バーナグループと聖書協会が共同調査

  • 世界の7割「神を信じる」 日本は無神論者の割合で世界2位 ギャラップ国際調査

  • 新型コロナで祈る人増加、米ではクリスチャンの7割超が収束のために祈り

  • 特定の宗教で最初に思い浮かべる人物は誰? ユニークなアンケート結果

  • 大陸別クリスチャン人口、アフリカが南米上回り1位に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.