Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 欧州
新型コロナウイルス

サマリタンズ・パース、イタリアに医療チーム派遣 救急野外医療施設開設

2020年3月24日19時58分
  • ツイート
印刷
関連タグ:サマリタンズ・パース新型コロナウイルスフランクリン・グラハムイタリア
サマリタンズ・パース、イタリアに医療チーム派遣 救急野外医療施設設置+
イタリア北部クレモナに設置された救急野外医療施設で治療に当たるサマリタンズ・パースの医療チーム。看護師の背中には、聖書箇所が書かれたテープが貼られている。(写真:サマリタンズ・パース)

米福音派の国際支援団体「サマリタンズ・パース」は20日、新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむイタリアを支援するため、同国北部ミラノ近郊に68床の救急野外医療施設を開設した。

イタリアでは23日時点で、新型コロナウイルスの感染者が6万3927人、死者が6077人に上り、感染者はウイルス発生地の中国に次いで多く、死者はすでに中国を上回って世界で最も多い。医療態勢が追い付かず、一部の地域では医療崩壊の状況にある。

「イタリアの状況は絶望的です」。サマリタンズ・パース総裁で、世界的な大衆伝道者、故ビリー・グラハム氏の息子であるフランクリン・グラハム氏は声明(英語)でそう語った。

「病院は受け入れ超過で、患者たちは次々に死んでいます。現場では厳しい対応が求められています。われわれの災害対応専門家チームが最前線にいるのはそのためで、命を救う医療を提供し、傷ついた人々に神の愛を分かち合っています」

イタリアでは感染した多くの家庭が必要なケアを受けられずにおり、サマリタンズ・パースは17日、医療チームと共に救急野外医療施設の設備と緊急援助物資を、大型ジェットDC-8型貨物機でイタリア北部へ輸送した。医療チームは呼吸療法士や医師、看護師ら32人からなり、届けられた医療機器は計20トンに及ぶ。サマリタンズ・パースによると、救急野外医療施設は20日に開設された後、間もなく患者を受け入れ始めたという。

サマリタンズ・パース、イタリアに医療チーム派遣 救急野外医療施設設置
専門家ら32人で構成された医療チームと68床を備えた救急野外医療施設の設備をイタリアまで輸送したサマリタンズ・パースの大型ジェットDC-8型貨物機(写真:同上)

救急野外医療施設は呼吸器治療室を完備しており、ミラノから車で約1時間半のクレモナ病院に隣接する形で設置された。クレモナ病院はコロナ感染者が殺到したため、産科と小児科を除くすべての通常医療を停止している。

サマリタンズ・パースによると、クレモナ病院の集中治療室に収容されたコロナ感染者で命を取り留めた人は一人もいなく、病院のベッドも不足している。

「サマリタンズ・パースが災害に対応する際は、毎回イエスの御名によって対応しています」とグラハム氏は話す。「それ故、私たちは、苦しみの中にあり、死にかけているイタリアの方々のところに行き、思い遣りと愛を示し、神の御子イエス・キリストについて語るのです」

サマリタンズ・パース、イタリアに医療チーム派遣 救急野外医療施設設置
クレモナ病院前で救急野外医療施設を設置するサマリタンズ・パースのスタッフら(写真:同上)

イタリアでサマリタンズ・パースの呼吸器治療チームの医療責任者を務めるケリー・スーター氏は、「(地元の医療専門家たちは)私たちが自ら進んでやって来て、一緒に闘っていることに感謝しています」と語った。

「私が話し掛けるほとんどすべての人は、涙を流しそうになります」とスーター氏。「この人たちは見捨てられたと感じていました。自分たちは無力だと感じていたのです。そして、奇跡を求めていました。ですから、この人たちは、私たちがここに来て一緒に闘う覚悟があることに絶大な感謝を表明しているのです」

サマリタンズ・パースは21日、医療品やレスポンダー(初期対応者)を輸送する第2便を派遣した。

サマリタンズ・パースの疾病専門家らは、世界保健機関(WHO)や米疾病管理予防センター(CDC)と協力し、必要な予防措置が取られるよう取り組んでいる。

サマリタンズ・パース、イタリアに医療チーム派遣 救急野外医療施設設置
新型コロナウイルスの感染患者を救急野外医療施設に移送するサマリタンズ・パースの医療チーム(写真:同上)

今回イタリア北部に設置された救急野外医療施設は、「医療設備が損壊していたり、極度の被害を受けていたりする。あるいは、医療設備自体が存在しない被災地で緊急医療支援を提供する」目的で設置されるもので、これまで長年にわたり、何千人もの患者の治療に利用されてきた。

昨年は、9月にはハリケーン・ドリアンで被災した南インド諸島のバハマに、4月にはサイクロン・イダイの被害を受けたアフリカ南部のモザンビークに設置された。また2016年4月には、マグニチュード7・8の地震が発生した南米エクアドルに、同年12月には過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦下のイラクに設置されている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:サマリタンズ・パース新型コロナウイルスフランクリン・グラハムイタリア
  • ツイート

関連記事

  • イタリアでカトリック司祭28人死亡、新型コロナ感染で

  • 武漢のクリスチャン、24時間祈り絶やさず路傍伝道 マスク32万枚配布

  • 25日に全世界で「主の祈り」を 教皇、新型コロナ対応で呼び掛け

  • 新型コロナ感染の牧師、マレーシア最初の死者の1人に 息子「私たちは依然として平安の内に」

  • 米教会、新型コロナウイルスの検査提供会場に 1日最大500人に対応

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.