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新型コロナウイルス

新型コロナ対策責任者のペンス米副大統領、ホワイトハウスで祈るも賛否

2020年3月10日17時11分
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関連タグ:マイク・ペンス新型コロナウイルス福音主義(福音派)フランクリン・グラハムアメリカ
新型コロナ対策責任者のペンス米副大統領、ホワイトハウスで祈るも賛否+
新型コロナウイルスの対策チームと共に祈るマイク・ペンス米副大統領(写真:ホワイトハウス)

ホワイトハウスが、米国の新型コロナウイルス対策責任者となったマイク・ペンス副大統領と対策チームが祈る写真を公開したところ、思わぬ形で議論が起きている。「共和党は祈りでウイルスを止めようとしている」と揶揄(やゆ)する声がある一方、祈り自体は多くの米国人がしていることだとし、こうした批判自体が米国社会の「深い断絶」を象徴するものだという声もある。

写真は2月26日に撮影されたもので、ペンス氏と新型コロナウイルスの対策チームが、ホワイトハウスの副大統領執務室で祈っているもの。この日は、ペンス氏が、ドナルド・トランプ大統領から米国内における新型コロナウイルス対策の責任者に任命された当日だった。

ペンス氏と対策チームによる祈りの写真は公開後、ソーシャルメディア上で拡散し、ほどなく政治的左派の嘲笑や憤慨の対象となった。宗教サイト「パセオス」のコーナー「友好的な無神論者」に寄稿(英語)したヘマント・メータ氏は、「人々が、共和党は祈りでウイルスを止めようとしていると言っても、それは冗談にならない」と述べた。

「他に何を期待できるというのだろうか。科学か。理性か。何か知覚できるものか。もちろんそうじゃない。もしこのウイルスが本当にパンデミック(世界的大流行)になるのなら、神に頼めば問題が解決すると考えるほど、妄想的な人々のなすがままになる。少なくとも彼らの頭の中では、神はウイルスを作り出した神と同じ神であるはずなのに。そしてその神がどのようにしてか、少数の米国人に、またたくさんの中国人に危害を与えるというのだろうか」

コロンビア大学のウイルス学者であるアンジェラ・ラスミューゼン氏も、「私はいまだかつてキリスト教の祈りで始まる科学者の集まりに参加したことがない」と述べ、批判的な反応を示した。

ニューヨーク・タイムズ・マガジンの寄稿者であるトーマス・チャタートン・ウィリアムズ氏は、自身のツイッターでこの写真を紹介し、「もうお手上げ状態」とコメント。「(銃規制に消極的な共和党と絡め)銃暴力への対応と同じ深刻さと緊急さで、彼らはこの疫病に対処しようとしている」と語った。

このウィリアムズ氏の反応は、米部バプテスト連盟元会長のスティーブ・ゲインズ牧師ら、一部のキリスト教徒からの反論を引き起こした。

ケインズ氏はツイッターに、「(祈ることで)彼らが触れることのできる知恵は、人間の理解をはるかに超えたものだ。どうか神様がペンス氏のように自分の限界を認め、自らを謙遜にし、祈りの中で神様に助けを叫び求める政治家をもっと多く起こしてくださいますように」と投稿した。

自由主義の月刊誌「リーズン」の寄稿者であるキャシー・ヤン氏は、ペンス氏の祈りに反対するリベラル勢に見られるダブルスタンダードを指摘。ヤン氏は「そうですね。もし彼らがそこでイスラム教の祈りをしていたら、あなたたちはきっと肯定的に反応するでしょう」と答えた。

プリンストン大学教授(法学)で保守的なカトリック信者であるロバート・P・ジョージ氏は、ウィリアムズ氏のコメントは「われわれの文化に見られる深い断絶」を明示するものだと述べた。「われわれの中のある人々にとって、危機に際してできることの一つが祈りであることは『明白』です。しかし、われわれの中の別の人々にとっては、祈りとは愚かなことであり、あるいは愚かなことよりももっと悪いことであるというのも『明白』なのです」

評論誌「アトランティック」で宗教関係の記事を書いているジョナサン・メリット氏は、祈りのことでペンス氏を攻撃する人々を批判し、次のように語った。「ペンス氏を批判する人たちは、これ(新型コロナウイルス)に対応する彼の戦略がふさわしくないものであってほしいと願っているだけだ。しかし、79パーセントの米国人がこの3カ月の間でそうしたように、彼が祈ることを嘲笑するのは、金持ちで口だけのリベラルを多くの米国人が軽蔑する理由だ」

故ビリー・グラハム氏の息子であり、福音派の国際支援団体「サマリタンズ・パース」の総裁を務めるフランクリン・グラハム氏は、写真を「感動的」で「力強い」ものだと評価。「彼らに連なりましょう。そして、神様にこのウイルスに対応するための知恵、方向性、助けを求めましょう」と呼び掛けた。

今回のように、自身の信仰を度々冷笑されてきたペンス氏にとって、新型コロナウイルス対策は自身の評価にも直結する重要な任務だ。

共和党元下院議長のニュート・ギングリッチ氏は、米政治メディア「ポリティコ」(英語)に対し、「もしペンス氏がこの仕事をうまくやれば、わが国における偉大な人物になるでしょう。もし彼がうまくやれなければ、著しく小さな人物になってしまう。彼はそれを分かっている。彼のチームもそれを分かっている」と語った。

現地の報道によると、米国内での新型コロナウイルスの感染者は、8日までに550人に上り、死者は21人となっている。世界的にも感染は広がっており、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は9日、パンデミックに発展する可能性が高いとする認識を示している。

 

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:マイク・ペンス新型コロナウイルス福音主義(福音派)フランクリン・グラハムアメリカ
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