Skip to main content
2025年8月20日11時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

シリコンバレーの宣教最前線、一流IT企業CEOらが参画する包括ムーブメント

2019年2月12日10時38分
  • ツイート
印刷
関連タグ:米国
シリコンバレーの宣教最前線、一流IT企業CEOらが参画する包括ムーブメント+
「キリストと共にベイエリアに変革を」(TBC)の主要スタッフ。左から、ベロニカ・ハニガー広報責任者、ジョン・タルベルトCCO(最高招集責任者)、パット・ゲルシンガー理事長、ナンシー・オルトバーグCEO(最高責任者)、マイク・ブロックCSO(最高戦略責任者)(写真:TBC)

米国のサンフランシスコ・ベイエリアにあるシリコンバレーには、世界屈指のテックグル(ハッカーからも尊敬されるITの達人)やベンチャー企業家、そしてグーグルやアップル、フェイスブック、ネットフリックスなど、今や世界を牽引するIT企業が集結している。革新的で創造的な精神のあふれる地域ではあるが、信仰的には決して明るい地域とはいえない。米シンクタンク「ピュー研究所」の調査(英語)によると、揺るぎない確信を持って神を信じていると答える成人は、この地域に42パーセントしかいない。

しかし、この「信仰の荒野」といえるような地域で、宗教界やビジネス界、技術コミュニティーを牽引するリーダーたちの一団が、キリストにあって多大な影響をもたらしている。その名も「キリストと共にベイエリアに変革を」(Transforming the Bay with Christ=TBC、英語)という団体が、ベイエリアの地域教会や個々のクリスチャンを動員して宣教の働きを推し進め、その実として霊的かつ社会的な変革をもたらしているのだ。

TBCは、IT仮想化市場世界1位のシェアを誇り、ソフトウェアベンダー全体としても世界5位の売り上げを誇るIT企業「ヴイエムウェア(VMware)」のパット・ゲルシンガー会長兼最高経営責任者(CEO)らが共同設立した非営利団体。米ウィロークリーク・コミュニティー教会の元教師で、リーダーシップや霊性の分野で指導者として尊敬を集めるナンシー・オルトバーグ氏が代表を務める。

クリスチャンポストの取材に応じたオルトバーグ氏は、次のように話す。

「数年前、クリスチャンのビジネスリーダーや牧師たちは『ベイエリアで包括的な宣教ムーブメントを推し進めることができたらどれほど素晴らしいだろうか』と思い描いていました。ベイエリアは人材や財源に富むだけでなく、多様性にも非常に富んでいます。世界中からさまざまな人たちがこの地域に集結し、世界に影響を与える仕事に携わっています。教会がこの地域で活動することで、こういった人々に大きな影響をもたらす必要があります。そして『人生にはこれ(IT技術)に優るものがあります。その(IT技術の)背後には創造主なる神がおられるのです』と言わなければなりません」

2013年の設立以来、TBCはある信念に突き動かされてきた。真の霊的かつ社会的な変革が起こるには、必須の条件がある。それは人々が心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして神を愛し、隣人を自分のように愛することだ(マタイ22:37~40)。

フランシス・チャン、ジョン・オートバーグ、チップ・イングラムら、著名な牧師たちの後援を受け、TBCは御国の影響力を高めるために3つの戦略的指針――ベイエリアのキリスト教指導者を①団結させ、②感化し、③増やす――に沿って活動している。

オルトバーグ氏は次のように話す。

「私たちは主任牧師やクリスチャン・ビジネスリーダーをネットワークにつなげることで団結に導きます。次にホームレスや貧困、里親制度、教育などの社会問題に目を向けさせて感化します。そしてクリスチャン非営利団体や地域教会を活性化させ、これらの問題に取り組ませ、影響力を行使させるのです。

最後に、私たちは教会開拓のためにベイエリアの社会構造に目を向け、クリスチャンのリーダーたちを増やします。人々を福音に引き寄せる磁石の働きをする教会を、時間をかけずに生み出す手段を模索するのです」

TBCは、その働きが始まってから5年余りですでに多大な影響をもたらしている。オルトバーグ氏によると、ベイエリアの30の地域にある500教会が現在、TBCが開設した牧師ネットワークとつながりを持っている。

「私たちはネットワークの中で教会同士を協力させます。それによって、地域教会の働きを加速させるのです。御国的思考を持つ人々が集まって励まし合い、人間関係を築きます。でも、それだけではありません。都市全体にインパクトを与えるために、力を合わせて取り組めることを検討します。住民がこの地域にある教会の価値を見直すためです」

ベイエリアでは、子どもの15パーセント近くが貧困状態にあり、それとは別の7200人の子どもたちが里親支援を受けているという。TBCはこれまでに、この地域で多くのグループを結び合わせ、地域教会が諸団体と協力しながら社会問題に取り組むようにしてきた。

「例えば、里親制度の問題に目を向けます。問題の一面だけを見るのではなく、妊娠から養子縁組までの全体像を見るのです。多くの場合、地域教会は、すでに機能しているプログラムには協力したがりません。その教会独自の働きを始めたいと考えます。そこで私たちは、教会が既存団体と協力し合い、大きな問題を組織的に解決できる方策を模索します。私たちは自問します。『教会が一つの問題だけを解決して終わってしまうのではなく、真に全体像を捉えるにはどうすればよいのだろうか』と」

今後10年で、新たに100万人が救われることを目指すTBCは、現地の牧師や教会開拓者、教会開拓団体とも協力し、ベイエリアにどのような教会が必要かを話し合っている。

TBCのこうした側面に対する求めは大きいとオルトバーグ氏は語る。ベイエリアに存在する教会の多くは孤立しているため、団体としての潜在的影響力を発揮できずにいるのだ。

「(このままでは)多くの教会がサイロの中で生き続けることになります。それらの教会は、自分たちと同じ教理を信じていない人や、政治的イデオロギーが自分たちと一致しない人を皆避けています」とオルトバーグ氏は言う。「私たちがクリスチャンたちに勧めているのは、『イエス様が中心にいさえすれば、揺るぎない協力関係を構築して劇的で力強いインパクトを与えるのに十分です』ということです」

霊的リバイバルは、一番起こりそうもない場所で起こるというのがオルトバーグ氏の考えだ。それは、米キリスト教調査会社「バーナグループ」(英語)が「ポスト・キリスト教」と位置付ける地域も例外ではない。キリストに従う者は、自分が置かれた地域で神の国を見いだすように召されている。たとえ、それがどこであっても。

「あなたの居住地域によって、あなたの召しが決まります」とオルトバーグ氏は言う。「ベイエリアには大きなニーズがあります。だからこそTBCは、牧師だけでなく、芸術界や芸能界、ビジネス界、政界、非営利団体やIT業界にいるクリスチャンを動員するのです。地域社会と協力することで、ベイエリアの住民に神の国をより具体的なものにして、彼らをキリストに導くためです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:米国
  • ツイート

関連記事

  • フェイスブック、福音宣教にどう生かす? SIGNIS JAPAN主催「教会とインターネットセミナー」

  • 教会はツイッターよりもフェイスブック派 オンライン献金の利用率は教会規模で差 米国

  • 脱無神論明言のフェイスブックCEO、牧師らと面会 キリスト教に接近?

  • ツイッターは現代の路傍伝道、フォロワー数3万超の上馬キリスト教会 横坂剛比古さん

  • フェイスブック、ツイッターなどのSNS使用規範 英国国教会が「九戒」を提唱

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.