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ナッシュビルからの愛に触れられて

ナッシュビルからの愛に触れられて(28)サンディ・パティに会える!・その1 青木保憲

2019年1月19日15時21分 コラムニスト : 青木保憲
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関連タグ:青木保憲
ナッシュビルからの愛に触れられて(28)サンディ・パティに会える!・その1 青木保憲+
サンディ・パティと筆者

感謝と喜びに満ちた洗礼式から数カ月たち、新しい2013年を間もなく迎えようとしていた。その後もナッシュビルとの交流はネットを通じて行われており、太平洋の向こう側にいることを感じさせない交流は継続されていた。

そんな中、ある連絡が私に入った。それは、2013年1月に大物ゴスペルシンガーのサンディ・パティがナッシュビルにやってくるというものだった。私は早速ジェン(第22回で取り上げたクライストチャーチの友人)に確認を取った。彼女は、サンディ・パティの娘さんである。

すると確かにお母さん(サンディ)はナッシュビルに、しかもクライストチャーチにやってくるということであった。しかもジェンからは「母にあなたのことを話したら、時間を取って会えるならいいわねと話していた」とのことであった。このコメントをどう解釈するか?単なるリップサービスなのか、それとも「青木に会いたい」というラブコールなのか?限りなく前者に近いことは明白であったが、私は勝手に後者だと確信していた。だから「行きます!」とジェンに連絡したのである。これが2012年のクリスマス時期の出来事であった。

その日のうちにチケットを押さえ、日程を組むことになった。ところが予想しないメールが入ってきた。それは昨年お世話になったナッシュビル姉妹都市委員会のヘザーさんからであった。2013年1月の第3月曜日に、ナッシュビルと日本との交流会があるということであった。一斉配信の情報メールであったため、私にも届けられたというわけだ。

確認したところ、市長のカール・ディーン氏も来会するとのことらしい。ヘザーさんにナッシュビル行きのことを伝えると、ぜひ参加してほしい、しかも京都の銘菓を買ってきて、皆に披露してもらいたいとのお願いを逆に受けてしまった。どうもフランクな交流会で、お菓子やスナックで気軽に交わろうというものらしい。

ナッシュビルからの愛に触れられて(28)サンディ・パティに会える!・その1 青木保憲
交流会のために用意した京都の「五色豆」

こういった身内の交わりにわざわざ呼んでもらえることがうれしかった。こちらも早速OKを返信した。ところがここで大きな問題が判明した。何と私が出発する日にその交流会が開催されることになっていたため、前日出発のチケットを取り直さなければならなくなったのである。

あたふたと年末の時間が過ぎていった。チケットのキャンセルと取り直し、そしてキャンセル料をめぐる小さなトラブルを乗り越え、無事に1月中旬からの10日間でナッシュビルへ行くことが決定した。何と実質2年間で5回目の南部行きである。

「サンディ・パティに会うこと」「日本とナッシュビルの交流会で市長に会うこと」、この2つのミッションをいきなり与えられ、少々戸惑いながらもわずか数週間後に迫った渡米のためにいろいろと準備する日々が続いた。

教会の皆さんにも相談し、せっかく大物2人と会うのだから、この際無謀と思えるお願いであってもしてみよう、ということになった。そして出された結論が以下の要望である。

―サンディ・パティさんへ
1)日本宣教のために歌いに来てください。
2)私たちがナッシュビルへ行きますから、クライストチャーチクワイアと一緒にコンサートをさせてください。「サンディ・パティ with クライストチャーチ and 日本のクワイア」のような感じで。

―カール・ディーン市長へ
1)クライストチャーチの日本宣教を支援してください。
2)京都と姉妹都市提携をしてください。

今思い返しても、何と大胆(というか無謀というか・・・)なことを考えたのだろうと思う。しかしこの当時、私たちは「ゴスペルを用いての福音宣教」に活路を見いだそうとしていたため、これらが荒唐無稽なものとは思えなかったのである。勝手に現実味があるお願いだと信じていたといってもいい。信仰者のいい面と悪い面がここに表出したといっていいだろう。とはいえ、ブレンストーミングをしてこういった提案を持っていけたが故に、この後に素晴らしい展開を生み出すことになる。しかし、これはもう少し後でお話しすることにしたい。

ナッシュビルからの愛に触れられて(28)サンディ・パティに会える!・その1 青木保憲
日本とナッシュビルとの交流会

いずれにせよ、提案書を英語で作成し、私は機上の人となった。忘れもしない。それはオバマ大統領第2期目のスタートの日であり、ルーサー・キング牧師の誕生日(国民の祝日)であった。

ちなみに今回の旅には、妻と2番目の娘が同行することになった。当時6歳の娘は、当然初海外である。年末年始のあわただしい時期にパスポートを申請し、初めての旅行が片道20時間以上の長旅となった。妻と私はインフルエンザに気を付けながら、3人での珍道中をハラハラしながらも楽しむこととなった。

新しいステージの幕開けであった。(つづく)

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◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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