世界で最も人気のある聖書アプリ「ユーバージョン」は、インストール数が間もなく10億件を突破するのを記念して、世界中のクリスチャンを招いて聖書を通じた結束を図る「グローバル聖書月間」を、11月の1カ月間にわたって開催する。
この取り組みの中心となるのは、「30日間聖書チャレンジ」だ。世界中の人々が神の御言葉を毎日読むよう促すことを目的としたもので、11月1日から30日まで、毎日ユーバージョンを使い続けると、限定バッジを手にすることができる。
また、11月17日には、米オクラホマシティのペイコム・センターで大規模な集会を開催し、賛美や証し、世界中のキリスト教指導者によるメッセージの時間が持たれる。
ユーバージョンのインストール数は、10月30日現在、9億9450万件余りで、年内にも10億件を突破する見通しだ。
英国では、インストール数が1770万件を超えており、英国聖書協会、アルファ、24/7プレイヤー、ティアファンドなど、700以上のキリスト教団体が連なるネットワークが拡大している。こうしたキリスト教団体や教会は、対面・オンライン双方で聖書との深い関わりを育むため、ユーバージョンを活用している。
オックスフォードにある聖オルデーツ教会のスティーブン・フォスター主任牧師は、次のように語った。
「英国では驚くべきことが起きています。私たちは、人々の中に神の御言葉に対する飢え渇きが再び起こっているのを見ています」
「特に若年層を中心に教会出席者が驚くほど増加し、聖書と定期的に向き合う人が増えています。英国各地のコミュニティーが、日常生活において聖書の変革力を再発見する姿を目の当たりにするのは胸が躍ります」
ユーバージョンの創設者で最高責任者(CEO)のボビー・グルーネワルド牧師は、次のように述べた。
「聖書との関わりにおいて、世界的に驚くべき勢いが見られます。この動きの一端を担えることは光栄なことです。日々、人生が変わったという話を耳にします。依存症を克服した人や結婚生活が修復された人、初めて母国語で聖書に触れた人などです」
「この節目は、聖書そのものと、世界中の人々が協力してより多くの人々の手と心に聖書が届くときに起こることを祝うものです」
グローバル聖書月間は、グローリファイ、ハロウ、聖書プロジェクト(いずれも英語)など、各種キリスト教プラットフォームと連携して実施され、聖書への新たな愛を呼び起こすことを目指している。
30日間聖書チャレンジを通じて、ユーザーは、毎日聖書を読むか聴く時間を取るよう呼びかけられている。ユーザーは、ユーバージョン、印刷版の聖書、あるいは他のデジタルツールを使ってこれを行うことができる。いずれも神の御言葉が持つ、人生を変える力に出会う方法を提供している。
グルーネワルド氏は、次のように話す。
「誰もが真実と確かさを求め続けるこの世界で、一貫して人生を変え続けるものがあるとすれば、それは聖書との日々の関わりです」
「だからこそ、私たちは11月に、人々に新たな試みを提案するのです。30日間聖書を読み、何が起きるか確かめてほしいと思います。探していた答えが、ずっとそこにあったことに気付くかもしれません」
11月17日に行われる集会には、ローレン・デイグル、シーシー・ワイナンズ、フィル・ウィッカム、ブルック・リガートウッド、マット・レッドマンら、多数の著名クリスチャン歌手が出演し、ユーバージョンを生んだ米メガチャーチ「ライフチャーチ」のクレイグ・グロシェル主任牧師、オーストラリアの伝道者で、活動家で作家でもあるクリスティン・ケイン牧師らがメッセージを伝える。集会では、デジタル化が進む世界における聖書の不変の影響力について語られる予定。
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