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戦争で引き裂かれたシリア難民の子どもたちにキリスト教テレビ局が希望与える

2016年3月1日11時19分 翻訳者 : 木下優紀
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関連タグ:シリア難民
戦争で引き裂かれたシリアから脱出した難民の子どもたちにキリスト教テレビ局が希望を与える+
2016年2月、レバノンのベッカー高原にて行われたSAT-7による子どもたちのための教育事業(写真:TERRY ASCOTT/SAT-7)

シリアでの内戦から逃れ、さらに多くの人が近隣諸国の難民キャンプに到着するにつれ、あるキリスト教衛星放送局が子どもたち向けにコアカリキュラム教科を教える放送教育とともに、愛、赦(ゆる)し、和解のメッセージを伝えている。

1995年に初のアラビア語によるキリスト教衛星テレビ局として設立された「SAT-7」は、2015年以降子ども向けチャンネルで週5日間、「My School(私の学校)」という番組を放送している。その番組では、幼い子どもたちにアラビア語、英語、算数などのコアカリキュラム教科を教えている。

23日、SAT-7で番組渉外部長を務めるリタ・エル・モーネイヤー氏は電話での取材に答え、「My School」はただ学校での教科を教えるだけでなく、人道的危機のただ中にある子どもたちと家族に未来への希望を提供していると述べた。

「これは大惨事であり、今後数年で解決があるとは思いません。政府に対して、自国に対して、隣人に対して、時には神に対してさえも希望を失ってしまった難民が何百万人もいます」と、レバノンの内戦の中で成長したエル・モーネイヤー氏は語った。

「この対立の中で、多くの人々は無実です。故郷の国では貧しい人の中でも最も貧しい人たちなのです。レバノンやヨルダン、トルコに来てもアパートを借りることができませんから、最終的にはキャンプに来るのです」

国連の公式な統計では、470万人ものシリア人が難民として登録されており、大多数はレバノン、ヨルダン、トルコ、エジプトなどの隣国に滞在している。

エル・モーネイヤー氏によると、150万人の難民がレバノンに滞在しており、その多くは女性と子どもであり、男性はしばしば働いたり内戦で戦闘に加わるために故郷に残っているという。

彼女は、SAT-7が地域教会やその地に滞在する人々と共に働いており、放送するメッセージには非常に敏感になっている。現実の困難に直面し、中東で生きることの意味、キリスト教徒である意味を知っている人々を対象にしているからだ。

全ての背景、全ての人生の歩みを持つ人々が長期にわたるシリア内戦の中で苦しんでおり、さらにここ2年間でのイラクとシリアにおける過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭により、人道的な危機が大きく増大している。

エル・モーネイヤー氏は、テントに住んでいる12歳以下の難民の子どもたち約45万人に教育の機会を与えようとレバノン政府が試みているが、さまざまな理由によって、少なくともその半数が学校に行く現実的な機会を得ていない。

カトリックとプロテスタント両方を含む地域教会も、難民を支援したり基礎的な教育のために共同のテントを設置したりしている。しかし、不十分な環境にもかかわらず、ほとんどの家族のテントに小さなテレビと多くの放送局を受信できる衛星放送用アンテナがあることに、SAT-7は機会を見いだした。

エル・モーネイヤー氏によると、番組「私の学校」は昨年、小学1年生の内容から始まった。カリキュラムはシリアのものを採用し、レバノンのカリキュラムに合うように改変された。2016年には番組は小学2年生の内容へと移り、全体の計画では小学5年生の内容まで継続することになっている。

エル・モーネイヤー氏は、使命は「希望、平和、赦し、和解のメッセージ」を放送することだと説明した。

「今が人間のウェルビーイング、キリスト教徒だろうと、イスラム教徒だろうと、全ての人のウェルビーイングに貢献できるときだと感じています。私たちの使命は神の愛、イエスの救いを多くの人に示し、また同時に一人一人のウェルビーイングのために努め、働くことです」

「努力し、彼らに人生のセカンドチャンスを与えることです。そしてこのセカンドチャンスとは、教育にあると私たちは信じています。子どもを教育するとき、子どもは成長するにつれて考え、分析し、大学に行く機会を得て、仕事を得て、結婚し、子どもを持ち、そして自分たち自身の社会に尊厳を持つようになるからです」

エル・モーネイヤー氏は、この放送による学校は中心となる教科の教育が焦点になっており、英語やアラビア語の読み書きを教えるための例文はキリスト教的あるいは聖書的な価値観に基づいていることがしばしばあるが、番組自体では宗教の考えは伝えないと述べた。

彼女はSAT-7が「この人たちの必要、痛み、苦悩や弱さをあたかもキリスト教を喧伝するために利用している」ように見られたくないと強調した。「私たちはこの特別な90分を使って、教育を通じてチャンスを与えようとしています」

エル・モーネイヤー氏はさらに、番組中にはSAT-7の次の番組の宣伝が入り、もし人々が見続けるなら、聖書の物語や聖書の歌などの存在に触れることができると述べた。しかし、毎日の「My School」の90分間だけは、「厳密な90分の教育」番組だと繰り返した。

「私は、いつか教育チャンネルを持つことを望み、祈っています。聖書の文章を読むことはなくても、特にこの地域で生き、どうすれば共に生活し和解できるかについて、クリスチャンとしての多くの価値観をその中に入れていくつもりです」とエル・モーネイヤー氏は将来の展望を語った。

「私たちはキリスト教テレビ局ですが、全世界に対し、私たちが私たちの文化、人々を気にかけていること、また支援をいただきたいことを知ってほしいのです」

番組「My School」についての詳細は、SAT-7のウェブサイト(英語)で入手できる。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:シリア難民
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