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イスラム国(IS)

リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年

2016年2月22日23時36分 翻訳者 : 木下優紀
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関連タグ:リビアイスラム国(IS)
リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年+
アンジェロス主教

2015年2月15日、黒い服を着て覆面をした過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が、オレンジのつなぎの服を着た21人のコプト正教徒とともにリビアの海岸を歩いている動画が公開された。

人質は海岸にひざまずかされ、1人の人質の後ろには戦闘員が1人立っていた。そして人質たちは斬首された。

この動画は、ISの一連の残虐行為の中でも最も衝撃的なものの一つとして残っている。それから1年がたち、コプト正教会の総主教が取材に対し、赦(ゆる)しと力のメッセージが、恐怖と憎悪を植え付けようとしたその動画の目的に勝ったと語った。

アンジェロス主教は、「暴力と分裂を起こし、拡大しようとしたその道具が、信仰の力を全ての人に示すプラットフォームになりました」と語った。

確認を受け、アンジェロス主教はツイッターで、ハッシュタグ「Father Forgive(父よ、赦してください)」をつけて、人質の死を公式にアナウンスした。

アンジェロス主教は事件から1年たったのを受け、取材に対し、「あのハッシュタグは、コプト正教徒がどのように反応したかを実に物語っています。私たち自身のコミュニティーから、私は報復や怒りのメッセージをただの1回も聞いたことがありません。はるかに強い、想像もつかないほどの赦しのメッセージが、遺族やコミュニティーの中から出てきたのです」と語った。

「彼らは苦い思いや怒り、復讐心を持つ誘惑を退けました。そして世界に対し、憐れみ深い勇敢な心情を示しました。全世界から注目を集めた彼らの父親、兄弟、息子の復活を誇りを持って語りつつ、愛する人々の命を野蛮に、無意味に奪い、尊厳すら傷つけようとした人たちへの赦しも言い表しました」

Video released by IS beheading #Coptic #Christians in #Libya. Prayers for them, their families and all still captive. #FatherForgive

— Bishop Angaelos (@BishopAngaelos) 2015, 2月 15

「ISがリビアでコプト正教徒を斬首する動画が投稿されました。彼らとご家族、いまだ人質となっている全ての方のために祈ります。父よ、赦してください(Father Forgive)」=2015年2月16日

アンジェロス主教は、シリアでの停戦合意の発表があって間もなくコメントを発表した。主教は合意を歓迎すると述べた。そして取材に対し、「私たちは誰であろうと、これ以上死んでほしくありません」と語り、赦しのメッセージを繰り返した。

シリアでは軍事行動が起こっているが、彼は「長期的な解決にはならないでしょう」と語った。「軍事行動に問題解決の希望を置けば置くほど、対立は長引きます」。しかし、彼は欧米諸国がもっと早く、中東諸国の少数派のために立ち上がってほしかったとも述べた。

「中東で私たちが目の当たりにしていることは一夜にして起こったことではなく、地域全体でキリスト教徒やほかの少数派を疎外し、無視し、迫害した末に起きたことです。境界線は破られようとしており、反動がなければさらにその力は大きくなっています。この現象は、ある人々に対し社会における日常の正義と平等を拒絶することから始まり、次には『この地域はこう在るべき』と考える人がその人々を不適切で調和を乱す存在と見なすようになり、最後には人々は迫害され、追放され、時には殺されてしまうのです」

その代わりに、「欧米諸国の介入が必要になるまで待つべきではなく」、その前に行動すべきだったと語った。「もしこの地域に、神が与えた人権を侵害すべきでないと主張する国家主体があったなら、暴力の規模はとても小さかったと思います」とアンジェロス主教は述べた。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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