Skip to main content
2025年11月1日17時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
イスラム国(IS)

リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年

2016年2月22日23時36分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:リビアイスラム国(IS)
リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年+
アンジェロス主教

2015年2月15日、黒い服を着て覆面をした過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が、オレンジのつなぎの服を着た21人のコプト正教徒とともにリビアの海岸を歩いている動画が公開された。

人質は海岸にひざまずかされ、1人の人質の後ろには戦闘員が1人立っていた。そして人質たちは斬首された。

この動画は、ISの一連の残虐行為の中でも最も衝撃的なものの一つとして残っている。それから1年がたち、コプト正教会の総主教が取材に対し、赦(ゆる)しと力のメッセージが、恐怖と憎悪を植え付けようとしたその動画の目的に勝ったと語った。

アンジェロス主教は、「暴力と分裂を起こし、拡大しようとしたその道具が、信仰の力を全ての人に示すプラットフォームになりました」と語った。

確認を受け、アンジェロス主教はツイッターで、ハッシュタグ「Father Forgive(父よ、赦してください)」をつけて、人質の死を公式にアナウンスした。

アンジェロス主教は事件から1年たったのを受け、取材に対し、「あのハッシュタグは、コプト正教徒がどのように反応したかを実に物語っています。私たち自身のコミュニティーから、私は報復や怒りのメッセージをただの1回も聞いたことがありません。はるかに強い、想像もつかないほどの赦しのメッセージが、遺族やコミュニティーの中から出てきたのです」と語った。

「彼らは苦い思いや怒り、復讐心を持つ誘惑を退けました。そして世界に対し、憐れみ深い勇敢な心情を示しました。全世界から注目を集めた彼らの父親、兄弟、息子の復活を誇りを持って語りつつ、愛する人々の命を野蛮に、無意味に奪い、尊厳すら傷つけようとした人たちへの赦しも言い表しました」

Video released by IS beheading #Coptic #Christians in #Libya. Prayers for them, their families and all still captive. #FatherForgive

— Bishop Angaelos (@BishopAngaelos) 2015, 2月 15

「ISがリビアでコプト正教徒を斬首する動画が投稿されました。彼らとご家族、いまだ人質となっている全ての方のために祈ります。父よ、赦してください(Father Forgive)」=2015年2月16日

アンジェロス主教は、シリアでの停戦合意の発表があって間もなくコメントを発表した。主教は合意を歓迎すると述べた。そして取材に対し、「私たちは誰であろうと、これ以上死んでほしくありません」と語り、赦しのメッセージを繰り返した。

シリアでは軍事行動が起こっているが、彼は「長期的な解決にはならないでしょう」と語った。「軍事行動に問題解決の希望を置けば置くほど、対立は長引きます」。しかし、彼は欧米諸国がもっと早く、中東諸国の少数派のために立ち上がってほしかったとも述べた。

「中東で私たちが目の当たりにしていることは一夜にして起こったことではなく、地域全体でキリスト教徒やほかの少数派を疎外し、無視し、迫害した末に起きたことです。境界線は破られようとしており、反動がなければさらにその力は大きくなっています。この現象は、ある人々に対し社会における日常の正義と平等を拒絶することから始まり、次には『この地域はこう在るべき』と考える人がその人々を不適切で調和を乱す存在と見なすようになり、最後には人々は迫害され、追放され、時には殺されてしまうのです」

その代わりに、「欧米諸国の介入が必要になるまで待つべきではなく」、その前に行動すべきだったと語った。「もしこの地域に、神が与えた人権を侵害すべきでないと主張する国家主体があったなら、暴力の規模はとても小さかったと思います」とアンジェロス主教は述べた。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リビアイスラム国(IS)
  • ツイート

関連記事

  • IS、リビアでキリスト教徒の男性を斬首したとする動画を公開

  • 「イスラム国」に殺害されたエジプト人キリスト教徒21人の遺族のために新しい家を建築

  • 「イスラム国」、エリトリア難民88人をリビアで拘束 キリスト教徒も

  • キリスト教徒殺害していた「イスラム国」戦闘員、夢でイエスを見て回心

  • 銃突き付けられ、牧師か自分の子どもの命選ぶよう迫られる エチオピア

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(11月1日):コンゴのルワル族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(10月31日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(1)

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(11月1日):コンゴのルワル族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(10月31日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(1)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.