Skip to main content
2025年10月15日17時51分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

2015年は世界中のキリスト教徒にとって最も致命的 オープン・ドアーズの「ワールド・ウォッチ・リスト」発表

2016年1月18日21時27分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:北朝鮮イスラム国(IS)イラクシリアナイジェリアボコ・ハラムパキスタンアルシャバブワールド・ウォッチ・リスト
2015年は世界中のキリスト教徒にとって最も致命的 オープン・ドアーズの「ワールド・ウォッチ・リスト」発表+
ワシントンDCの全米記者クラブで記者会見し、2016年の「ワールド・ウォッチ・リスト」を発表するオープン・ドアーズのデイビッド・カリー会長兼最高責任者(CEO)=13日(写真:クリスチャンポスト / Samuel Smith)

キリスト教迫害監視団体「オープン・ドアーズ」は、世界で最もキリスト教徒に対する迫害が激しく、前代未聞の状況に達している国々のリストを公表した。2014年11月1日から昨年10月31日にかけて、全世界で信仰のゆえに殺害されたキリスト教徒は7000人以上に及ぶ。

カリフォルニアに拠点を置き、60カ国以上で働きを進めているオープン・ドアーズは昨年1月、現代史上最もキリスト教の迫害が激しかった年は2014年だと発表していた。にもかかわらず、2016年版のワールド・ウォッチ・リストを公表する中で、2015年は2014年をしのぐ、全世界のキリスト教徒にとって最も致命的な年だったと述べた。

オープン・ドアーズによると、今回の2016年版ワールド・ウォッチ・リストの集計期間中に信仰を理由に殺害されたキリスト教徒の数は、2015年版リストの集計期間に比べ、3000人以上増加している。さらに、2016年版の集計期間中に2400以上の教会が襲撃され、損傷を受け、あるいは破壊されているが、この数字は昨年版の2倍以上に上る。

「2016年版ワールド・ウォッチ・リストは、キリスト教徒に対する暴力が前代未聞の速さで増加したことを表しており、昨年がキリスト教徒に対する暴力と継続した攻撃が現代史上最も激しかった年だったことを示しています」と、オープン・ドアーズのデイビッド・カリー会長兼最高責任者(CEO)は13日の記者会見で説明した。「この調査から、2014年がキリスト教徒に対する残虐な迫害の年だったにもかかわらず、2015年は迫害の件数が増え、苛烈になり、世界中に広まった年だったという結論が出ました」

調査は今回で14年目になる。北朝鮮は迫害の程度を示すスコアが92点で、ワールド・ウォッチ・リストの1位となり、またもキリスト教徒に対する最大の迫害国となった。金政権が宗教に対する不寛容さを継続しており、5万人から7万人のキリスト教徒が強制収容所で苦しみを受けている。

世界から孤立している北朝鮮(1位)、スーダン(8位)、エリトリア(3位)がキリスト教徒やその他の宗教の信者の信教の自由を踏みにじり続けている一方、キリスト教徒に対する迫害の件数が爆発的に増加した理由の一部として、過激派組織「イスラム国」(IS)、ボコ・ハラムやアルシャバブなどの勃興が挙げられる。

ISが歴史的にキリスト教徒が住んでいたイラク北部のニネヴェ県の統治を強める中、イラクはワールド・ウォッチ・リストの2位に挙がっている。

ISの成長に伴い、数千人のキリスト教徒が、家と村を捨てて逃げるか、キリストへの愛のゆえに殺害されるかを選択せざるを得なくなった。キリスト教徒が多数脱出したことに伴い、調査結果からは、2000年にわたってキリスト教徒が暮らしてきたイラクの地では、キリスト教が「絶滅の淵にある」ことが判明した。

ISがシリア領内を広く制圧していることを考慮し、オープン・ドアーズはシリアをリストの5位に挙げた。

「イスラム過激派のカリフ制はより結束し、拡大しています」とカリー氏。「データからは、ISの体制によって、シリアとイラク領内でのヤジディ教徒とキリスト教徒の虐殺をより効率的に実行できることが示されており、数十万人のキリスト教徒をイラク北部やほかの国々の難民キャンプへと追いやっています」

ISがその残虐性のゆえに全世界でメディアの関心を引いている一方、2015年に最も多くキリスト教徒を殺害しているテロ組織は、ナイジェリア(12位)のボコ・ハラムだとカリー氏は指摘した。

「ナイジェリアのボコ・ハラムは、国家にとっても脅威である一方、実際にナイジェリア国内の広い領域を統治し、ニジェールに勢力を拡大、チャドも視野に入れています」とカリー氏。

2016年版のオープン・ドアーズの報告の中で、多くの死者を出したほかのテロ事件として、ソマリアに拠点を置くアルカイダの分派アルシャバブによるケニア(16位)のガリッサ大学襲撃事件が指摘された。昨年4月に起きたこの事件では、147人のキリスト教徒が殺害されている。

パキスタン(6位)は、これまでで最も高い順位にランク付けされた。オープン・ドアーズがまとめた概況報告書によると、パキスタンとナイジェリアは「キリスト教徒に対する最も激しい暴力が起こった地」だ。

パキスタンの冒とくと背教に関する法律は、しばしばキリスト教徒やほかの宗教的少数派をリンチしたり投獄したりする口実に使われ、法的機関が加害者を有罪とすることはほとんどない。サウジアラビア(14位)とエジプト(22位)も、宗教的少数派を迫害するために冒とくと背教に関する法律を運用していた歴史がある。

「パキスタン、サウジアラビア、エジプト、スーダンなどの国々において、信教の自由は、冒とくや背教に関する法律やその他の宗教的感情を攻撃から守ることを目的とした法律の影響によって脅かされています」と、米国務省の国際信教の自由担当特使を務めるデイビッド・セイパースタイン氏は記者会見で述べた。

「このような法律は、個人が宗教の名によって暴力を正当化したり、不当な取り扱いを受けたという偽りの口実に使われたりすることがあまりにも多くあります。政権がそのような行動を支持するとき、法律は暴力を行使した個人や社会的グループが刑罰を受けない空気を醸成し、この報告書にあるような多くの死に口実を与えます」とセイパースタイン氏。

ユダヤ教のラビであり、2014年にオバマ大統領によって特使に任命されたセイパースタイン氏は、オープン・ドアーズの報告を世界的に信教の自由を守るために「不可欠」なものとして称賛した。

「(ワールド・ウォッチ・リストは)政権内にいる私たちが世界中のキリスト教徒が置かれている現在の状況を理解するための重要な手引きです。彼らが受けている具体的な虐待を明らかにし、迫害に加担している政権や団体の責任を広めるものです」とセイパースタイン氏。「このような報告は、全世界で信教の自由を守るという私たちの共通のゴールへ向かうために不可欠なものです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:北朝鮮イスラム国(IS)イラクシリアナイジェリアボコ・ハラムパキスタンアルシャバブワールド・ウォッチ・リスト
  • ツイート

関連記事

  • 「極限的にひっ迫した」危機に見舞われるシリア人 生存のため犬・猫・草食べる

  • ガリッサ大学が再開 キリスト教徒の学生は残る恐怖のために出席できず

  • 祈祷会の最中にヒンズー過激派が教会を包囲、キリスト教徒15人が逮捕される

  • イスラム過激派の襲撃続くナイジェリアでアフリカ最大のイエス像公開

  • イスラム教徒、キリスト教徒をテロ組織から守る「私たちを皆殺しにするかここから立ち去れ」ケニア

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(14)哲学と聖書(前半) 三谷和司

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(248)聖書と考える「終末ツーリング」

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(5)妥協せず、信仰を働かせる 加治太郎

  • 都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • マルコの証言を通してイエスと出会う90分 「マルコドラマ」日本で初上演

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(14)哲学と聖書(前半) 三谷和司

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

  • 『奇跡の人生』 20世紀の英国を代表する新約聖書学者が遺した「信仰の置き土産」

編集部のおすすめ

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.