Skip to main content
2025年8月18日22時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

バングラデシュから愛をこめて JOCSの理学療法士ワーカーが11月に帰国報告会

2015年10月30日20時25分
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)バングラデシュ障がい
バングラデシュから愛をこめて JOCSの理学療法士ワーカーが11月に帰国報告会+
山内章子(あやこ)さん(左)がバングラデシュ現地でリハビリを行う様子(写真:日本キリスト教海外医療協力会提供)

日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)のワーカー(保健医療従事者)として、2007年からバングラデシュに派遣されている山内章子(あやこ)さんの報告会「バングラデシュから愛をこめて」が11月23日(月祝)、日本基督教団信濃町教会(東京都新宿区)で行われる。理学療法士である山内さんは、バングラデシュでリハビリテーションの指導や、実際にリハビリを必要としている人々へのセラピーを行っている。報告会では、バングラデシュの障がい者を取り巻く状況や、社会的に非常に弱い立場にありながらも、自信と笑顔を取り戻していく障がいのある人々の様子を伝える。

都市部から少し離れると、まだ電気のない生活をしている人々も多いバングラデシュでは、正規の理学療法士はいるものの、貧しい地域にまでその手が伸びるのは、まだまだ先のことだといわれている。山内さんが働く北部のマイメンシン県では、ある程度の技術を学んだ理学療法技術者と呼ばれる人々が、障がい者の訓練を行い、啓発活動を通して社会参加を促している。

バングラデシュから愛をこめて JOCSの理学療法士ワーカーが11月に帰国報告会
(写真:日本キリスト教海外医療協力会提供)

バングラデシュ北部の小さな町で障がい者のための仕事をしている理学療法技術者のロビンドロ・ケルケタさんは、山内さんからリハビリテーションの技術を学んだ一人だ。マイメンシン県にある超教派の男子修道会「テゼ共同体」に寄宿していたケルケタさんは、故郷に戻るためにテゼ共同体を離れるとき、「ここで学んだことを今後どう生かしていくつもりか」とブラザーに問われ、自分の故郷に何が必要なのかを考えた。ブラザーたちが、貧しい人たち、弱い人たちの友として活動している姿を見て、自分の故郷に一番欠けているのは障がい者のための仕事だと気が付いたという。そして、ブラザーから山内さんを紹介され、リハビリテーションの技術を学ぶことになった。JOCSからの奨学金で、障がいについての研修も受け、「障がいのある人たちのために、これからも働いていきたい」と話している。

一方、ケルケタさんによると、バングラデシュでは障がい者への理解が進んでおらず、障がい者を見下してしまう人が多いという。

山内さんが実際に治療に当たった、貧しい集落に住むある女性(20)は、6歳の時に木から落ちて足首を負傷した。医者から「放っておけば治る」と言われ、しかるべき治療を受けなかったため、足が曲がる障がいを負ってしまった。両親は「障がいのある子どもに教育を受けさせる必要はない」と小学校にも行かせず、この女性はほとんど家の外に出ることなく生活をしていたという。それを知った近所の人が、山内さんが働く「障がい者コミュニティセンター」を紹介し、女性はそこで初めて、障がいのある人も普通の人と同じく働いて良いのだと知った。現在は、同じような境遇の女性たちと共に勉強し、小学校2年生までの読み書きができるようになったという。

バングラデシュから愛をこめて JOCSの理学療法士ワーカーが11月に帰国報告会
(写真:日本キリスト教海外医療協力会提供)

報告会では、こうした山内さんが7年間の活動で出会った人々が、新しい希望の人生を歩み始めている様子を伝える。また、110年以上の歴史がある慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団による合唱も予定されている。JOCSでは、「クリスマスが近づく11月末、バングラデシュから届く愛を分かち合いませんか」と参加を呼び掛けている。

参加無料。要事前申し込み。申し込みは専用フォームで。詳細・問い合わせは、JOCS(担当:大久保、電話:03・3208・2416、メール:[email protected])まで。

関連タグ:日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)バングラデシュ障がい
  • ツイート

関連記事

  • みんなで生きる―弱さからの祝福―  理学療法士の山内章子さんがバングラデシュでの6年半の活動を報告

  • テゼ共同体の創設者生誕100周年記念し「一日黙想会」開催 新たな始まりへ向けて

  • ネパール大地震:キリスト教団体支援物資、山間部の遠隔地にも 医療チームも派遣

  • 日曜日の教会で仮放免者ら対象の無料医療相談会 カトリック助祭らの非営利団体が開催

  • IS、「日本人を殺害」と表明 バングラデシュ日本人殺害

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(228)宣教は聖霊の働きによって拡大する 広田信也

  • 主キリストの選びに生きよう 万代栄嗣

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.