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神の存在証明

神の存在証明(8)人格のない宇宙エネルギー!? 山崎純二

2015年4月16日07時17分 コラムニスト : 山崎純二
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関連タグ:山崎純二

私は数年ほどニューヨークに住んでいた時期がありました。そこはまさに人種の坩堝(るつぼ)であり、世界中の民族や、様々な異なる考えを持った人々が行きかっている場所でした。当時、私は友達と一緒にブライアントパークという公園で、多くの人に「あなたは世界がどうしてできたと思いますか?」「神様を信じていますか?」と聞いてみて、「分からないけれど興味がある」という方とは、神様について一緒に語り合う時を持ったりしていました。

そうしたところ、「もちろん神様を信じているよ」と答えた方々も多くいたのですが、中には「何か人格のない宇宙エネルギーのようなものが僕の神であり、そのエネルギーと波動を合わせることが重要なんだよ」というようなことを言う方々にちらほら出会いました。

これを主張する人たちの多くは、「根拠はないけれど、なんとなくそんな感じだと俺は思っている」「これは俺が感じる俺個人の宗教だ」的なことをよく言っていました。つまりはフィーリングなのですが、現代はまさにフィーリングの時代であり、自分の感性に合うものこそが各自の真理となっている時代だと言えるでしょう。

それでは、人格のある神(GOD)が私たちを存在せしめ、活動させしめているのと、人格のない漠然とした宇宙エネルギーのようなものがそうさせているのでは、どちらが確からしいかを考えてみましょう。

まず、私たち人間には当然人格があります。では唐突ですが、人格を有する私たちを存在せしめた「何ものか」が存在する場合、それは人格を有している者でしょうか。そうでないものでしょうか。

この質問を少し分かりやすくするために、人格とは何かというのを簡単に定義したいと思います。人格とは一般に、知性・感情・意思のことだと言われています。

一つずつ考えてみましょう。それでは知性を持った存在を存在せしめることは、知性を有している者と知性のない何かでは、どちらが容易でしょうか。例えば、最近ではロボットに人工知能などを付与する試みがなされようとしていますが、それを造るのに一つは知能の優れた人間にやらせ、もう一つは人よりも知能の劣るサルにまかせた場合、どちらのロボットが人工知能を持ちやすいでしょうか。

また、感情を持った生物を造ることができるのは、感性豊かな存在でしょうか。それとも、何が起きても何も感じない漠然とした何らかのエネルギーでしょうか。

意志についても同様のことが言えるでしょう。どうでしょうか。感情や知性を豊かに持っている人間(あなた)を存在せしめる存在がいるとすれば、それは漠然とした宇宙エネルギーなどではなく、人間以上の知性と豊かな感情を持っており、はっきりとした意思判断ができる存在であるほうがよほど自然であり、確からしくはないでしょうか。聖書を1カ所引用してみます。

「気づけ。民のうちのまぬけ者ども。愚か者ども。おまえらは、いつになったら、わかるのか。耳を植えつけられた方が、お聞きにならないだろうか。目を造られた方が、ご覧にならないだろうか」(詩篇94:8、9)

聖書なのに、ちょっと言葉が悪くてギクっとしますね。でも実は、聖書にはこのような表現がいくらもあります。とにかく話の核心をもう一度、この聖書箇所をもとに言い換えると、こういうことです。

「感情を与えた方に喜怒哀楽がないであろうか。人に知性をもたらした方はさらに偉大な知性を持っていないであろうか。人格のあるあなたを造られた方に人格がないであろうか」

まあ人格というと人間みたいですから、神格といった方が正確かもしれません。もしくは、英語のキャラクターやラテン語のペルソナのほうがしっくりくるかもしれません。神はペルソナをもった存在なのです。

ちなみに神学用語ではそれを、位格(ペルソナ)といいます。そして唯一神は不思議なことに、ペルソナがあるどころか、それを3つも有していることが聖書を読むと分かります。唯一神が3つの位格(ペルソナ)をもっている、つまり「三位一体」です。このことを聞いたことがある方も多いと思いますが、この三位一体に関しても誤解が多いので、別の機会に詳しく書かせていただきたいと思います。

話を戻しますと、我々人類に人格をもたらした存在としては、人格を有する神(GOD)のほうが、人格の無い宇宙エネルギーなどよりもよほど自然ではないでしょうかというのが、今回の結論です。

そして、人格を有する神は、その偉大な知性を持って私たちと世界を造られ、変わることのない意志を持って人類に手を伸べ続け、豊かな感性によりあなたを痛いほどに愛しているというのが、私の個人的な確信です。

(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(最終回)

◇

山崎純二

山崎純二(やまざき・じゅんじ)

1978年横浜生まれ。東洋大学経済学部卒業、カナタ韓国語学院中級修了、成均館大学語学堂(ソウル)上級修了、JTJ宣教神学校卒業、ブルーデーター(NY)修了、Nyack collage-ATS M.div(NY)休学中。韓国においては、エッセイコンテスト「ソウルの話」が入選し、イ・ミョンバク元大統領(当時ソウル市長)により表彰される。アメリカでは、クイーンズ栄光教会に伝道師として従事。その他、自身のブログや書籍、各種メディアを通して不動産関連情報、韓国語関連情報、キリスト教関連情報を提供。著作『二十代、派遣社員、マイホーム4件買いました』(パル出版)、『ルツ記 聖書の中のシンデレラストーリー(Kindle版)』(トライリンガル出版)他。本名、山崎順。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:山崎純二
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