Skip to main content
2025年8月17日06時59分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く

2014年11月23日16時32分 執筆者 : リーハイバレー・ジャパニーズ・ミニストリーズ
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ北米邦人宣教会(NAJO)宮本俊一
日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く+
宮本俊一宣教師と正子夫人。ミシガン州を拠点として北米の日本人伝道に精力的に取り組んでいる。

「え、ここは日本?」と一瞬思うほどの日本人の数。しかし、そこはれっきとした米国ミシガン州。しかも教会の中だ。80人程の若い日本人カップルと家族が、秋が深まる11月の土曜日、同州ファーミントンヒルズにあるフェイス・カバナント教会に集まった。ミシガン州の日本人コミュニティーに一体何が起こっているのだろうか。

北米邦人宣教会(North American Japanese Outreach=NAJO)の宣教師で、同州を拠点として北米の日本人伝道に精力的に取り組んでいる宮本俊一宣教師・正子夫人に話をうかがった。

11月は米国では感謝祭があるお祝いの月。英国から米国大陸に渡った移民が、最初の収穫を神に感謝をもってささげて祝った日とされ、一般的には家族や親戚、友人たちが集まり、七面鳥などを共に食べ祝う祝日だ。

米国では11月の第4木曜日が感謝祭だが、それよりも少し早めのこの日、フェイス・カバナント教会では、多くの米国人スタッフの協力を得て、宮本夫妻による「家族で楽しむ感謝祭」が行なわれた。前半、夫婦は感謝祭クッキングに参加。その間、子どもたちは教会の体育館でサッカーを楽しむ。後半は、米国人も日本人も、大人と子どもが皆一緒になって食事を楽しんだ。家族みんなが楽しめ、食事ができることを感謝する、このような時間を望まない人はいないのではないだろうか。

日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く
感謝祭を記念して行われたイベント「THANKSGIVING FOOD DEMONSTRATION AND DINNER」の様子=15日、フェイス・カバナント教会(米ミシガン州ファーミントンヒルズ)で

五大湖に面し、「自動車の都」と呼ばれるデトロイト周辺は、日産、トヨタ、ホンダなど、日系の自動車関連会社や技術系の会社が多く、そこに派遣される日本人エンジニアの駐在員を含めた在ミシガン日本人数は約1万2千人に上るといわれている。若く高等教育を受けた真面目な人たちが多いのが特徴、と宮本氏は言う。このような駐在員家族が、デトロイト空港に着いてまず送られる場所が教会のESLクラスだそうだ。そこで、慣れない土地で生活するために必要な英会話や生活のノウハウを学び、さまざまな支援を受ける。

宮本夫妻のミニストリーには、毎週月曜日のESLクラスと木曜日のカルチャー教室がある。ESLクラスでは、米国人教会員たちがボランティアで英語を教え、約30人から40人の日本人婦人たちが学んでいる。午前のクラスを終えると宮本家に移動。昼はそのまま正子夫人手作りの昼食会になる。

カルチャー教室では、クリスチャン講師によるズンバダンスなどのフィットネスや料理教室などがある。どのクラスでも、聖書のみことばを黙想し祈るディボーションの時間があり、そこでスタッフの救いの証やみことばに触れることができる。「クラスに参加する95%の人が聖書を開いたり、学んだこともなかったという方なのに、皆さん一生懸命に真剣に学んでいる」と宮本氏は言う。

日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く
昨年3月に行われたESLクラス「CEC」の様子。この日はミシガン州名物のリンゴを使ってアップルパイを焼いた。左手前に立っているのは、マーガレット・スモックさん。ESLクラスのリーダーで、献身的に日本人たちにキリストの愛を実践している。

また若い参加者にとって、彼らの親の世代に当たる米国人のボランティアスタッフの存在が、この慣れない外国の地で過ごすのに、かけがえのない存在になっていくそうだ。日本では親しみの少ない文化であるハグ(抱擁)を受けたり、ありのままで愛されていることを体験することで、心がどんどん開かれていく。教会は生活の一部となり、楽しいところ、安心できる場所として、3、4年の駐在生活で信仰をすんなりと受け入れる人が多くいるという。

日本国内では、毎年7千人程が洗礼を受けるといわれる中で、海外で信仰を受け入れる人が5〜6千人いるという数字は、いかに海外で救われる人が多いかを示す。

「日本の教会は、このような海外で信仰を持った帰国組日本人たちを受け入れる備えをしてほしい」と正子夫人は語る。「聖書と礼拝だけではなく、子育てクラスや料理教室など、未信者でも教会に行きやすい雰囲気を作り出す工夫が必要です。日本人伝道は難しい、日本人は救われにくいとは考えずに、海外で起こるなら日本でも起こるはずだ、と考えを変えることが大切です」と言う。

日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く
青年を中心に毎年行われるシカゴのリトリート「CC(Central Conference, Chicago)」で語る宮本俊一宣教師=2011年5月

宮本夫妻のミニストリーの今後の課題は、米国で信仰を持ったクリスチャンたちが帰国後、日本の教会に根付くように導き励ますことだという。それには、スカイプを使ったバイブルスタディーなど、テクノロジーを利用してつながり続けることや、日本の教会との連携も重要になってくる。

海外で信仰を持った日本の若い世代と、新渡戸稲造や新島襄などの明治期の信仰の開拓者たちとが重なって、新しい風が日本に吹いているように興奮を覚えるのは筆者だけであろうか。

宮本俊一宣教師夫妻のミニストリーへの問い合わせは、北米邦人宣教会(電話:+1−248-757-2572、メール:[email protected]、[email protected])まで。

関連タグ:アメリカ北米邦人宣教会(NAJO)宮本俊一
  • ツイート

関連記事

  • イエスを愛する元ヤクザ牧師の米東海岸伝道の旅

  • 検察事務官から牧師へ 高木康俊氏が米メリーランド州で特別講演・礼拝

  • 「愛の手インターナショナル」米で正式認可 国際飢餓のパートナーとして在米邦人に働きかけ

  • ビリー・グラハムの伝道伝説、ネット時代でも イエス受け入れた人500万人達成

  • 米国で20年以上続く「エクストリームツアー」 来月日本で開催へ “若者たちに神の愛を”

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ワールドミッションレポート(8月15日):ブラジル 命を印刷する印刷所

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • ワールドミッションレポート(8月14日):ポーランド 殺人犯からキリストの友へ

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(228)宣教は聖霊の働きによって拡大する 広田信也

  • 主キリストの選びに生きよう 万代栄嗣

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.