Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

あなたの言ったとおりになる!(2) 佐々木満男弁護士

2013年10月29日06時08分
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男
佐々木満男・国際弁護士+

1. ことばの力

あなたの語る「ことば」には、力があります。「~をしなさい」と命じれば、人はそれに従います。「~をしてください」とお願いすれば、人はそれをやってくれます。「ことば」は、自分の「意志」を音声または文字によって表現したものです。「ことば」は、自分の「意志」を他の人に明確に伝えるための手段です。

「ことば」の中身は「意志」です。「意志」とは、何かを実現しようとする人の強い意図です。この内心の「意志」が、「ことば」という形をとって外に現れたとき、意志したとおりに、すなわち「ことば」で語られたとおりに、現実が形造られていきます。

創世記第1章には、神がことばを語ることによって、天地万物を次々に創造された事実が書かれています。福音書には、イエス・キリストが語ったことばが、ことごとく実現している事実が書かれています。あなたは強い意志をもって言ったことばのとおりに、事実を造りあげていくことができるのです。

2. 法律の障壁

Eさんは、日本人に福音を伝えるために、外国からやって来ました。日本では多くの若者たちが、反社会的な団体に霊的に縛られてしまっていることに、非常に心が痛みました。そこで熱心に彼らの救出活動を行いました。Eさんの働きによって、次々に若者たちが救出されました。彼らはイエス・キリストを信じて、しっかり教会につながるようになったのです。

そのような時に、どうしても日本における永住ビザを取得する必要が生じました。もし永住ビザが取れなければ、Eさんは帰国しなければなりません。

ぼくはEさんから、永住ビザ取得の手続きについて相談を受けました。ところが、Eさんは、日本に居住している滞在年数が短いため、そもそも永住ビザを申請する資格がありません。「申請資格がなければ、申請書を受理してもらえませんから、どうしようもありません」と回答しました。「でも、神は全能なる方ですから、どんなことでもでます。あきらめないで祈りましょう!」。こう励ましましたが、法律の壁を崩す難しさをいやというほど知っている弁護士としては、それはほとんど無理ではないかと思っていました。

Eさんはその日から、真剣に祈り始めました。「私が日本に留まって若者たちを救出することが神の計画であるなら、必ず永住ビザをもらえるはずだ!」「永住ビザよ、発給されよ!」と祈って命じつづけたのです。

何カ月か経ちましたが何も起こりません。しかし、Eさんはあきらめないで、信仰をもって命じつづけました。時には断食をして祈りました。

半年ほど経った頃でしょうか、警察から突然出頭要請が来ました。Eさんの救出活動について、事情聴取したいと言うのです。「きっと反社会的団体が警察に嘘を言って、私を陥れようとしているにちがいない!」と思ったEさんは、出頭を拒否しました。そうしたら、警察の方からEさんを訪問して来たのです。

Eさんはやむを得ず、自分のやってきたことを正直に全部話しました。警察の担当官はすべてをメモしています。Eさんは最後に、「私は永住ビザがもらえないので、間もなく帰国しなければなりません。なんとかならないのでしょうか?」と聞きましたが、担当官は何も答えずに帰って行きました。

3. 永住ビザがおりた!

数日後に警察から電話がありました。

「すぐに永住ビザを申請してください!」と言うのです。「でも、すでに弁護士に相談しましたが、申請資格がないからダメだと言われています」。こう返事をしたところ、「とにかく申請を出してください。申請書の書き方がわからなければ、私共が協力します」とのことです。

Eさんは警察の担当官と一緒に入国管理事務所に行って、永住ビザの申請書を提出しました。そして間もなく永住ビザが許可されました!

4. 国をも動かす力

反社会的団体に捕らわれてマインド・コントロールされてしまっている若者たちは、警察につかまっても、出所すれば、多くはまた元の団体に戻って反社会的活動をつづけます。しかし、Eさんによって救出された若者たちは、マインド・コントロールから解放されて、クリスチャンとして社会のために良い働きをしているのです。

これを見た警察当局は、「警察よりもEさんの方が力がある!」と思ったのでしょう。しかしだからと言って、法律的に申請資格がないビザの発給を、警察の方から積極的に支援するはずがありません。Eさんの祈りに神が答えて、警察にこのような特別措置を取らせたのだと思います。

あなたは、心から神のことばを信頼して、問題の山に向かって、「解決せよ!」と確信をもって命じつづけるなら、法律の障壁をも乗り越え、国家権力をも動かすことができるのです。

―「見よ、わたしはあなたを鋭い歯のある新しい打穀機とする。あなたは山を打って、これを粉々にし、丘をもみがらのようにする」(イザヤ41章15節)

― イエスは言われた、「あなたがたの信仰が足りないからである。よく言い聞かせておくが、もしからし種一粒ほどの信仰があるなら、『この山に向かって、ここからあそこに移れ』と言えば、移るであろう。このように、あなたがにできないことは、何もないであろう」(マタイ17章20節)

◇

佐々木満男(ささき・みつお)

国際弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。インターナショナルVIPクラブ(東京大学)顧問、ラブ・クリエーション(創造科学普及運動)会長。

■外部リンク:【ブログ】アブラハムささきの「ドントウォリー!」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート

関連記事

  • 戦いに勝つ道(1) 佐々木満男弁護士

  • あなたの言ったとおりになる!(3)佐々木満男弁護士

  • あなたの言ったとおりになる!(1) 佐々木満男弁護士

  • 人生は悲劇なのか、それとも喜劇なのか? 佐々木満男弁護士

  • 愛の原子爆弾 佐々木満男弁護士

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.