ルカ福音書を読む
-
ルカ福音書を読む(最終回)「よみがえったイエス様」―世界で初めのイースターの出来事― 臼田宣弘
イースター、おめでとうございます。最終回となる今回は、24章1~35節を読みます。この箇所は、朝から恐らく日没までの、丸一日の出来事として伝えられています。世界で初めのイースターの出来事です。
-
ルカ福音書を読む(52)「イエス様の最後の宣教」―あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる― 臼田宣弘
今週、7日はイエス様が十字架にかけられた受難日で、9日は復活祭(イースター)です。本コラムはこれに合わせて、本日5日は受難のイエス様を、次週12日は復活されたイエス様をお伝えしたいと思います。
-
ルカ福音書を読む(51)「ピラトとヘロデの前でのイエス様」―ローマ帝国の為政者の下で― 臼田宣弘
イエス様は最高法院で裁判を受けることになります。そこで死刑にするべきだという結論になったのですが、最高法院には死刑判決を下す権限がありませんでした。それができるのは、ローマ帝国のユダヤ属州の総督ピラトだけであったようです。
-
ルカ福音書を読む(50)「ペトロの否認」―イエス様のまなざし― 臼田宣弘
ペトロは、確かにイエス様を愛していました。ですから、他の弟子たちが逃げ出してしまったにもかかわらず、イエス様に従っていきます。しかし、イスカリオテのユダ同様にサタンにふるいにかけられ(ルカ22:31)、3度の否認をしてしまったのです。
-
ルカ福音書を読む(49)「ユダによる引き渡しとイエス様の捕縛」―否定された暴力― 臼田宣弘
イスカリオテのユダの出来事は、キリスト教を信仰する者たちにとって最大のポイントであると思います。それは、「歴史としてのキリスト教」としてもそうでありましょうし、「信仰としての私自身のキリスト教」にとってもそうなのだと思います。
-
ルカ福音書を読む(48)「弟子たちとの最後」―捕らえられる前に― 臼田宣弘
今回は、22章35~46節を読みます。これは、イエス様から弟子たちに向けた最後の説教です。舞台は前々回と前回に引き続き、イスカリオテのユダにサタンが入った後の、最後の晩餐での席であると思われます。またこのお話は、ルカ福音書だけが伝えています。
-
ルカ福音書を読む(47)「サタンによる試練」―祈ってくださるイエス様― 臼田宣弘
今回は、22章24~34節を読みます。前回、「荒野の誘惑以後、イエス様や弟子たちを離れていたサタンが、イスカリオテのユダに入ったことで、守られていた時間が過ぎ、現実の時間が戻ってきた」とお伝えしました。
-
ルカ福音書を読む(46)「最後の晩餐」―ユダにサタンが入る― 臼田宣弘
本日2月22日は、2023年の灰の水曜日です。本日からレント(受難節)に入ります。教会暦で、イエス様の十字架への道をしのぶ季節です。当コラムでも本日から、イエス様の受難について伝えている22~23章を読みます。
-
ルカ福音書を読む(45)「復活についての問答」―サドカイ派の人々と― 臼田宣弘
今回は、20章27~40節を読みます。ここでは、エルサレム神殿でのイエス様の様子が引き続き伝えられています。
-
ルカ福音書を読む(44)「エルサレム神殿において」―反対者たちとの対論― 臼田宣弘
今回は、20章9~26節を読みます。エルサレムに入られたイエス様は、その後(マルコ福音書11章12節によれば翌日)エルサレム神殿に行かれ、そこで商売をしていた人たちを追い出す、いわゆる「宮きよめ」をされた後、境内で教えを説かれました。
-
ルカ福音書を読む(43)「エルサレム入場」―平和の王であるイエス様― 臼田宣弘
いよいよイエス様の生涯の最後になる、エルサレム滞在記になります。その最初になるエルサレム入場のお話は、4つの福音書全てに並行記事があり、ヨハネ福音書によるならば、その日はイエス様が十字架にかけられた金曜日の前の日曜日です。
-
ルカ福音書を読む(42)「ムナの例え」―王の位を受けた主人とは誰か― 臼田宣弘
今回は、19章11~27節を読みます。この箇所は、マタイ福音書の並行箇所と比較した方がよいので、その箇所と併記します。ルカ福音書の太字の部分は、王の位を受けた主人に関する記述ですが、これはマタイ福音書には全く見られないものです。
-
ルカ福音書を読む(41)「2人の徴税人の招き」―レビとザアカイ― 臼田宣弘
今回は、5章27~32節と19章1~10節を読みます。ここでは、徴税人のレビとザアカイをイエス様が招いたお話が伝えられています。徴税人とは住民から税を徴収する人のことですが、当時は不正な取り立てが横行していたようです。
-
ルカ福音書を読む(40)「イエス様に従った見えるようになった人」―エルサレムへの途上で― 臼田宣弘
今回は、18節31~43節を読みます。イエス様は12弟子に対して、「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く」と言われました。エルサレムが近づいてきたのです。そして、3度目の死と復活の予告をされます。
-
ルカ福音書を読む(39)「富める議員」―永遠の命を受けるためには― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今回は、18章18~30節を読みます。今回のお話は、マタイ福音書とマルコ福音書にほぼ同じ内容の並行記事があります。
-
ルカ福音書を読む(38)「祈りについての2つの例え」―低みからの祈り― 臼田宣弘
今回は、18章1~14節を読みます。ルカ福音書は、男女がペアになったお話が多くあることを、今までお伝えしてきました。今回のお話は、根気強く祈りなさいというものです。これは、友達のところにパンを借りにいった人の例え話とペアであると思います。
-
ルカ福音書を読む(37)「クリスマスの出来事」―全ての人たちへの知らせ― 臼田宣弘
御子イエス・キリストの御降誕を心からお祝いいたします。今日、クリスマスは世界的な行事です。日本もそうですが、キリスト教徒の人口が少ない国々でもクリスマスは祝われます。
-
ルカ福音書を読む(36)「再び来たるイエス様を待ち望む」―アドベントの時に― 臼田宣弘
17章20~37節では、イエス様が再びファリサイ派の人々を相手にして対論をなさっています。彼らが、「神の国はいつ来るのか」とイエス様に問うたのです。それに対してイエス様は、「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」と言われました。
-
ルカ福音書を読む(35)「金持ちと貧しいラザロの例え」―大きな淵に架けられた橋― 臼田宣弘
前回、イエス様が語られた「不正な管理人の例え」とその解釈において、「神と富とに仕えることはできない」ということが示されたことをお伝えしました。ファリサイ派の人々が、それを聞いていてイエス様をあざ笑った場面から、今回のお話は始まります。
-
ルカ福音書を読む(34)「マモンからの解放」―友達を作りなさい― 臼田宣弘
今回は、16章1~13節を読みます。イエス様がなさったこのお話は、「不正な管理人の例え」といわれているものです。この例え話には、実にさまざまな解釈があります。今回は「私はこのように捉えている」ということで、その内容をお伝えしたいと思います。
人気記事ランキング
-
2億人以上をキリストに導いた映画「ジーザス」 2100番目の言語で公開へ
-
旧統一協会の解散命令請求を「評価」 キリスト教の8教団・団体が共同声明
-
日本初、牧師ら経営の「社会貢献型ホテル」が京都にオープン
-
カトリック東京大司教区の教区司祭、麻薬特例法違反容疑で再逮捕
-
超自然的現象と科学(3)聖書から読み解く地球の年齢 愛多妥直喜
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(186)「宗教」ではなく「信仰」によって 広田信也
-
まかぬ種は生えぬ 佐々木満男
-
ワールドミッションレポート(12月2日):カンボジア
-
聖書的終活のススメ(1)死の恐れからの解放 田中啓介
-
奴隷解放の父―エイブラハム・リンカーンの生涯(7)愛は正義に勝る
-
旧統一協会の解散命令請求を「評価」 キリスト教の8教団・団体が共同声明
-
日本初、牧師ら経営の「社会貢献型ホテル」が京都にオープン
-
カトリック東京大司教区の教区司祭、麻薬特例法違反容疑で再逮捕
-
日本スピリチュアルケア学会、聖路加チャプレン性加害事件の2次加害について文書発表
-
カトリック東京大司教区の教区司祭、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕
-
ジーザスと私(1)愚か者だった私 桜井知主夫
-
超自然的現象と科学(2)アダム以前の「人類」の存在 愛多妥直喜
-
古代東方教会遺跡巡り旅行記(14)メソポタミアの地トルコの東方教会(2) 川口一彦
-
まかぬ種は生えぬ 佐々木満男
-
聖書的終活のススメ(1)死の恐れからの解放 田中啓介
-
日本スピリチュアルケア学会、聖路加チャプレン性加害事件の2次加害について文書発表
-
カトリック東京大司教区の教区司祭、麻薬特例法違反容疑で再逮捕
-
2億人以上をキリストに導いた映画「ジーザス」 2100番目の言語で公開へ
-
まかぬ種は生えぬ 佐々木満男
-
日本初、牧師ら経営の「社会貢献型ホテル」が京都にオープン
-
旧統一協会の解散命令請求を「評価」 キリスト教の8教団・団体が共同声明
-
超自然的現象と科学(3)聖書から読み解く地球の年齢 愛多妥直喜
-
カトリック東京大司教区の教区司祭、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕
-
超自然的現象と科学(2)アダム以前の「人類」の存在 愛多妥直喜
-
万人受けすることよりも、人を愛することを求めよう 菅野直基