カトリック教会
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バチカン、「教会分裂の罪」で元駐米大使のカルロ・マリア・ビガノ大司教を破門
バチカン(ローマ教皇庁)は4日、元駐米教皇庁大使のカルロ・マリア・ビガノ大司教(83)を、「教会分裂(シスマ)の罪」のため破門したと発表した。ビガノ大司教は、教皇フランシスコと第2バチカン公会議の正当性について公然と疑義を示していた。
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ドイツのカトリック教会、2023年に40万人以上が退会 歴代2番目に多い数
ドイツ・カトリック司教協議会が6月27日に発表した最新の統計によると、ドイツでは2023年の1年間に、40万2694人がカトリック教会を退会した。22年の52万2821人を下回るものの、これまでで2番目に多い数となった。
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教皇フランシスコを「サタンの僕」と呼んだ大司教、破門の可能性 「教会分裂の罪」で
2011年から16年まで駐米ローマ教皇庁(バチカン)大使を務めたカトリック教会のカルロ・マリア・ビガノ大司教(83)が6月20日、「教会分裂(シスマ)の罪」のため、バチカンに召喚されたことを自身のX(旧ツイッター)で公表した。
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火災で壊滅的被害受けたノートルダム大聖堂、長さ12メートルの十字架を再設置
2019年4月に発生した火災により、尖塔と屋根の一部が崩壊するなど壊滅的な被害を受けたフランス・パリのノートルダム大聖堂に5月24日、十字架が再び設置された。大聖堂の再建プロジェクトにおける一里塚となるもので、世界中から喜びの声が挙がった。
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教皇、司教団との会合で同性愛嫌悪用語使用か 傷ついた人々に謝罪 「差別の意図ない」
ローマ教皇フランシスコは、イタリア司教団との非公開の会合で、神学校における同性愛者の受け入れ禁止について議論していた際、同性愛嫌悪用語を用いたと報道されたことを受け、差別的な表現をする意図はなかったとし、傷ついた人々に対し謝罪した。
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米カトリック教区が破綻申請へ、聖職者の性的虐待巡り154件の訴訟に直面
米カリフォルニア州のカトリック教区が、聖職者による性的虐待を巡る訴訟に対応するため、米連邦破産法11条に基づく申請をすることを明らかにした。破産申請の方針を発表したのは、同州中部のフレズノ教区。2022年末までに154件の訴訟を起こされた。
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ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミング(本名:ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ)さんが4月21日未明、死去した。92歳だった。今年3月にはすい臓がんと診断され、療養を続けていたという。
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世界のカトリック信者、1パーセント増加 司祭・修道者・神学生の数はいずれも減少
バチカンの最新の統計によると、世界のカトリック信者の数は2021年から22年にかけてわずかに増加したが、司祭や修道者、神学生の数はいずれも減少した。
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ミサ中に祭服に引火、神父が大やけど負い死亡 スペイン
スペイン北部サラゴサのカトリック修道院で、ミサ中にろうそくの火が祭服に燃え移った神父が大やけどを負い、その後死亡する事故が発生した。死亡したのは、ハビエル・サンチェス神父(60)。事故は、3月30日夜から行われていた復活徹夜祭のミサ中に発生した。
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フランスで復活祭に1万2千人が受洗 「脱キリスト教化」進む中でも増える洗礼志願者
カトリックが優勢な国として知られるフランスだが、近年は他の西欧諸国と同様、「脱キリスト教化」が進んでいるとされる。しかしその一方で、同国のカトリック教会では洗礼(入信)志願者がこの10年増加傾向にあり、今年の復活祭には1万2千人が受洗した。
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澤田和夫神父死去、104歳 東京大司教区の最高齢司祭
カトリック東京大司教区の使徒ヨハネ澤田和夫(さわだ・かずお)神父が11日午前0時40分、老衰のため入居先の施設で死去した。104歳だった。同教区が同日、ホームページで発表した。
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世界最高齢の男性、114歳で死去 長生きの秘訣は「神を愛すること」
世界最高齢の男性であったフアン・ビセンテ・ペレス・モラさんが2日、南米ベネズエラで死去した。114歳と311日だった。カトリック信者のペレスさんは生前、長生きの秘訣について、「神を愛すること、そして常に神を心に抱くこと」と語っていた。
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コプト正教会、同性カップルの祝福巡りカトリック教会との神学的対話を停止
コプト正教会は3月7日、エジプト北部ワディエルナトルンの聖ピショイ修道院で年に一度の聖シノドスを開催し、同性カップルの祝福を認めることを決めたカトリック教会との神学的対話を停止することを決議した。
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福岡カトリック神学院が閉校 東京カトリック神学院が「日本カトリック神学院」に
福岡カトリック神学院(福岡市城南区)が2023年度で閉校し、東京カトリック神学院(東京都練馬区)が24年度から「日本カトリック神学院」と改称することになった。福岡カトリック神学院では2月23日、閉校式が行われ、約130人が参加した。
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神父が男性に不同意性交か、22年に緊急帰国し調査中 カトリック札幌教区が公表
カトリック札幌教区は19日、所属するパリ外国宣教会の指示により2022年に緊急帰国したリッタースハウス・フィリップ神父が、フランス人男性から不同意性交で告発され、現在フランスで調査中であることをホームページで公表した。
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「性虐待被害者のための祈りと償いの日」 司教協議会会長が呼びかけ、2次加害にも言及
日本のカトリック教会は1日、「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を迎えた。聖職者による性的虐待が世界的に明るみに出る中、教皇フランシスコが2016年に各国の司教団に制定を指示したもので、日本では四旬節第2金曜日とされる。
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ロシアの軍事侵攻から2年、在日ウクライナ正教会が合同祈祷会
ロシアがウクライナに軍事侵攻してから2年となった24日、「ウクライナのための宗教間合同祈祷会」が日本聖公会聖オルバン教会(東京都港区)で開かれた。同教会で礼拝をささげている在日ウクライナ正教会「聖ユダミッション」が主催した。
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トルコのカトリック教会、ミサ中に銃持った覆面2人組が襲撃 1人死亡 ISが犯行声明
トルコ最大の都市イスタンブールのカトリック教会で1月28日、ミサ中に銃を持った覆面の2人組が乱入する事件があり、1人が死亡、数人が負傷した。事件後、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を発表した。
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教皇、新駐日教皇大使にベネズエラ出身のモリーナ大司教を任命
ローマ教皇フランシスコは25日、駐日バチカン大使(教皇大使)に南米ベネズエラ出身のフランシスコ・エスカランテ・モリーナ大司教(59)を任命した。バチカン(教皇庁)が同日、ホームページで発表した。
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2023年に逮捕・誘拐・殺害されたカトリック聖職者・修道者は132人 前年より増加
国際的なカトリック援助団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード」(ACN)の報告によると、カトリックの聖職者や修道者に対する迫害は2023年に憂慮すべき増加を見せ、計132人が宗教的理由により逮捕されたり、誘拐や殺害されたりした。
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「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊