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世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?

2025年2月20日14時13分
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関連タグ:ブラジルカトリック教会
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?+
兵庫県在住の糸岡登美子さんが昨年12月29日に亡くなったことで、存命中の世界最高齢者となったブラジル人修道女のイナ・カナバッロ・ルーカスさん=2023年(写真:Martins406)

兵庫県在住の糸岡登美子さんが、昨年12月29日に116歳と220日で亡くなったことで、ブラジル南部リオグランデドスル州在住のサッカー好きの修道女イナ・カナバッロ・ルーカスさんが、存命中の世界最高齢者となった。

1908年6月8日生まれのイナさんは、2月20日時点で116歳と257日を生きており、存命中では世界で唯一の116歳。世界中の超高齢者をランク付けしている団体「ロンジェビクエスト」(英語)によると、同日時点で歴代17位の高齢者となっている。同団体によると、歴代1位は、1997年に122歳と164日で亡くなったフランス人女性のジャンヌ・カルマンさん。

ロンジェビクエストは今年初め、存命中の世界最高齢者となったイナさんを特集する記事(英語)を掲載した。それによると、イナさんは、2023年に118歳と340日で亡くなったフランス人修道女リュシル・ランドンさんに次ぐ、史上2番目に高齢の修道女でもある(関連記事:118歳のフランス人修道女リュシル・ランドンさん死去、世界最高齢者)。

ロンジェビクエストは昨年2月、研究員らが当時115歳だったイナさんと面会した際の動画を公開している。動画には、時よりジョークを飛ばしながらも、アヴェ・マリアの祈りを唱えたり、かつての趣味であった野草の絵を見せたりするイナさんの姿が映っている。

「私は若くて、かわいくて、フレンドリーです。とても優しくて、肯定的な資質です。皆さんにもあるでしょう」。イナさんは、同州の州都ポルトアレグレにある老人ホームを訪れたロンジェビクエストの研究員らにそう語った。

幼少期は非常に細身で弱々しく、両親も長く生き延びられるとは思っていなかったというが、長生きできたのは神への信仰のおかげだとイナさんは言う。ロンジェビクエストの記事には次のように書かれている。

「長生きの秘訣について尋ねられると、彼女はそれを主のおかげだとし、主が長生きできるように助けてくださったと話した。『主は人生の秘訣です。主は全てのことの秘訣です』と彼女は話した」

また、カトリック系のCNA通信のポルトガル語姉妹メディア「ACIデジタル」には昨年3月、「私の秘訣、大きな秘訣は祈ることです。世界中の人々のために、毎日ロザリオの祈りをささげています」と語っている。

イナさんは、ブラジル最南端に位置するリオグランデドスル州の陸部に位置する都市サンフランシスコ・デ・アシスで、7人きょうだいの6番目として生まれた。

「彼女の名付け親は当時、父親にこう言いました。『友よ、誤解しないでほしいのだが、この子は病気だ。残念ながら長くはもたないだろうから、準備をしておいてくれ』と」。おいのクレーベル・カナバッロ・ルーカスさん(83)はそう言いつつ、「みんな亡くなって、彼女はもう116歳です!」と続けた。

クレーベルさんは、イナさんを支えてきたのは、その霊性だと話す。「シスター・イナは宗教性、信仰心、善意を持ち合わせていて、親切でユーモアのある人という点で、私たちの頂点にいます」

イナさんの召命は、幼少の頃、自分の町の修道院で学ぶ機会があるという話を聞いたことにさかのぼる。母親に「修道女って何?」と尋ねると、「神に祈りをささげる女性たちよ」と言われた。それに対するイナさんの返事は、「私、修道女になる」だった。

イナさんは19歳になるまで修道院で学び、その後、隣国ウルグアイの首都モンテビデオに移り、テレジア修道女会の修道女らの元で訓練を受けた。教育に修道女としての生涯をささげたイナさんは、ポルトガル語、数学、科学、歴史、美術、宗教を教えた。

イナさんには、信仰に加えて、もう一つ変わらないものがある。それは、サッカーへの情熱だ。地元のサッカークラブ「SCインテルナシオナル」は毎年、イナさんの誕生日をケーキで祝ってくれる。このクラブは、イナさんがまだ1歳だった1909年に創設され、イナさんの人生で最も長く付き合いのある存在だ。

SCインテルナシオナルを応援する理由を聞かれたイナさんは、ACIデジタルにこう答えた。

「なぜなら、彼らは、庶民のチームであり、善良で、貧しく、とても素直で、とても善良な人々のチームだからです」

イナさんは、この1世紀を優に超える人生の中で、2度の世界大戦と10人の教皇を経験した。聖ピオ10世が教皇だった時代に生まれ、110歳の誕生日には現在の教皇フランシスコから使徒的祝福を受けている。

その信仰は揺るぎなく、教え子だったり、イナさんが自らの召命を見いだす手助けをしてくれたと話す修道女は多くいる。

イナさんの介護をしている修道女のベルミラ・ピオトロフスキーさん(83)は、「シスター・イナが私をこの道に導いてくださったので、私はとても幸せで、神に感謝しています。そして私は今、シスター・イナの役に立ち、彼女が私を必要とする時に彼女を助けることができます」と話す。

幼い頃からイナさんを知っている修道女のテレジーニャ・アラゴンさん(83)は、イナさんの人生を一言で語れる。

「彼女はとても幸せで、命と愛のある人です。本当に愛の人です」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ブラジルカトリック教会
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