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聖書の価格が給料6カ月分 経済危機のベネズエラに聖書3万冊を寄贈
深刻な経済危機と政情不安により、聖書の価格が国民の平均的な給料の6カ月分相当にまで高騰している南米ベネズエラにこのほど、約3万冊の聖書が寄贈され、現地の諸教会を通して配布された。
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コロナ感染で少なくとも牧師100人死亡、南米ボリビア
南米ボリビアの2つのキリスト教団体によると、同国では7月中旬までに少なくとも牧師100人が新型コロナウイルス感染症で命を落とした。死亡した牧師の大多数は、路上や保健所、刑務所などで奉仕していたという。
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リバプールFCのブラジル代表FWフィルミーノが受洗
英プロサッカーチーム「リバプールFC」でフォワード(FW)を務めるロベルト・フィルミーノ(28)が14日、キリスト教の洗礼を受けた。ブラジル代表FWであるフェルミーノは、リバプールFCで「最も重要な選手の一人」と評されている。
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教会内で神父刺され死亡 メキシコで相次ぐ神父襲撃、7年で27人犠牲
米国との国境に近いメキシコ北東部の町で22日、カトリックの神父が教会内で刺され、その後死亡する事件があった。メキシコでは今月、牧師が拉致されたり、銃殺される事件が起こっており、キリスト教の聖職者を狙った犯行が後を絶たない。
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メキシコで牧師射殺、礼拝後の教会前で 犯人逮捕
キリスト教迫害監視団体「世界キリスト教連帯」(CSW)によると、メキシコ南部オアハカ州で18日、日曜日の礼拝を終え、教会近くに停車した車の中にいた牧師が、武装集団のメンバーに至近距離から銃で撃たれる事件があった。牧師は、搬送途中に死亡した。
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ハリウッド俳優、メキシコに世界最大のキリスト像建立を計画
ハリウッド俳優でプロライフ(中絶反対派)のエドゥアルド・ベラステーギ氏が、メキシコの故郷の町に世界最大のキリスト像を建てる計画を進めている。費用や財源の詳細は明らかにされていないが、カトリック教会の関係者によると今年初めに着工する予定。
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チリのカトリック司教34人が辞意、児童性的虐待スキャンダル受け
チリのカトリック教会の司教34人が18日、同国でのカトリック聖職者らによる児童性的虐待スキャンダルを受けて辞任する意向を明らかにした。告発を受け、教皇フランシスコは同国の司教らをバチカンに招集、3日間の集中的な協議を行った。
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「命守って」 教皇が中絶合法化審議のアルゼンチンに書簡
ローマ教皇フランシスコは、妊娠中絶合法化法案が議会で審議されているアルゼンチンの国民に書簡を送り、命を守るよう訴えた。書簡は13日の教皇即位5周年に当たり、アルゼンチンが送った祝辞への返信。アルゼンチン司教会議が公表した。
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南米ボリビア、新刑法に伝道禁止条項 抗議受け廃止へ 最大禁錮12年
昨年12月に伝道を禁止する内容を盛り込んだ新しい刑法が成立していた南米ボリビアで、抗議の声が相次いだことを受け、エボ・モラレス大統領は21日、新刑法を廃止すると発表した。
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教皇フランシスコ、南米チリ、ペルー訪問へ出発
ローマ教皇フランシスコは15日、チリとペルーの南米2カ国の司牧訪問のため、ローマのフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を出発した。15日から18日までチリを、18日から21日までペルーを訪問し、22日に帰国する。
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ペルーとアルゼンチンの一部の州で「プロテスタント教会の日」制定 宗教改革記念の10月31日に
南米のペルーとアルゼンチンの一部の州が、宗教改革記念日の10月31日を「プロテスタント教会の日」と制定した。両国は共に人口の大多数をカトリックが占めるが、近年プロテスタントの人口が増え、1割程度にまで成長している。
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バチカンで列聖式、メキシコ先住民の少年殉教者ら35人が聖人に
バチカンで15日、列聖式が行われ、16世紀に殉教したメキシコ先住民の少年3人や、17世紀にブラジルで殉教した宣教師や信徒ら、合わせて35人が聖人として宣言された。メキシコ先住民の少年3人は、アメリカ大陸における最初の殉教者だという。
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洗礼の喜びの場が悲劇の場に メキシコ地震で教会崩壊、乳児ら11人死亡
メキシコ中部で19日(日本時間20日)に発生した地震による犠牲者はさらに増え、発生から丸2日たった21日には270人を超えた。この地震では、首都メキシコ市の南東にある町アツァラで教会の屋根が崩壊し、生後2カ月の女児を含む11人が死亡した。
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メキシコ地震、死者230人超 教皇「私の思いはメキシコ国民と共に」
メキシコ中部で19日午後1時過ぎ(日本時間20日午前3時過ぎ)に発生したマグニチュード(M)7・1の大地震から1日が経過し、死者数は230人を超えた。約2週間の間に立て続けに起こった大地震に、政界と宗教界の指導者らは神の助けを求めている。
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カトリック国のチリ、中絶の全面禁止を緩和
チリの憲法裁判所は21日、人口妊娠中絶の全面禁止を緩和し、一定の条件下で中絶を認める決定を下した。今後は、強姦(ごうかん)により妊娠した場合や、母親の生命が危険にさらされる場合などのケースに限り、中絶が認められることになる。
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ミサ中に刺された神父が死亡、メキシコで今年4人目の犠牲者
5月にメキシコの首都メキシコシティでミサ中に攻撃されたカトリック司祭が、病院で死亡した。地元の大司教区は、攻撃時にメトロポリタン大聖堂でミサの司会していたホセ・ミゲル・マッコーロ神父が、2日夜に昏睡状態となり死亡したと、3日の朝発表した。
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メキシコのカトリック司教協議会本部に爆発物、負傷者はなし
メキシコ・カトリック司教協議会の本部で現地時間7月26日未明、爆発事件が発生した。爆発物は玄関の扉を破損させただけで、負傷者は出なかった。司教協議会の広報担当者は、今年に入ってすでに3人の聖職者が殺害されているメキシコ国内の状況を反映するものだと話している。
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アルゼンチンで日本人修道女逮捕、未成年者に対する性的虐待ほう助の疑い
アルゼンチンのカトリック系の施設で、聖職者らが未成年者に性的虐待を行っていたとされる問題で、施設で働いていた日本人の修道女、コサカ・クミコ容疑者(42)が4日、虐待をほう助した疑いで逮捕された。コサカ容疑者は容疑を否認している。
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ブラジルで信教の自由に関する国際会合、24カ国からキリスト教指導者が出席 大統領や外相も
信教の自由の保護と推進を目的とする世界的キリスト教ネットワーク「信教の自由パートナーシップ」(RLP)は今月3〜6日、ブラジルの首都ブラジリアで24カ国の主要指導者80人を集め、4日間にわたる年次会合を行った。
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日系ブラジル人で初、赤嶺エンジ氏が大司教に
沖縄系三世の赤嶺エンジ氏(54)=洗礼名ジュリオ=が、ローマ教皇フランシスコからサンパウロ州ソロカバ市の大司教に任命された。ブラジル初の日系大司教。任命は昨年12月28日で、就任式は2月25日午前10時からソロカバ大聖堂で行われる。
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