Skip to main content
2025年10月27日13時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 中南米

ハイチで誘拐された宣教師らの大胆な脱出劇、所属団体が内幕明かす

2022年1月1日23時47分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ハイチ
ハイチで誘拐された宣教師らの大胆な脱出劇、所属団体が内幕明かす+
ハイチで誘拐された宣教師ら17人(写真:クリスチャン・エイド・ミニストリーズ=CAM)

昨年10月16日に中米ハイチで米国人を中心とした宣教師ら17人が誘拐された事件は、発生から2カ月がたった同年12月15日、残されていた人質12人が自由の身となり解決した。この12人は、誘拐犯との交渉の末に解放されたわけではなく、祈りのうちに大胆な脱出計画を決行し、逃亡に成功したという。宣教師らの所属団体である米キリスト教慈善団体「クリスチャン・エイド・ミニストリーズ」(CAM)が、その内幕を明らかにした。

「監禁されている間に、神は幾人もの人質たちに脱出を試みたいという願いを与えました。しかし、いつ、どのようにして実行するかについてはなかなか意見がまとまりませんでした。そのような試みは危険だからです。彼らは神の指示を求めて幾度も祈りました」。CAMの広報担当者であるウェストン・ショーウォルター氏は、昨年12月20日に開いた記者会見でそう語った。

12人の構成は、1組の夫婦、生後10カ月の女児、3歳の男児、14歳の少女、16歳の少年、独身男性4人、独身女性2人だった。

「時間はかかりましたが話し合いと祈りの結果、揺るぎない一致が与えられ、神がこのように導いておられると彼らは判断しました。この最終的な一体感そのものが大きな奇跡だったと人質たちは語りました。彼らは何度か脱出を計画しましたが、特定のことが幾つか起こるまでは、神の指示は待つことなのだと決めていました」

「彼らが脱出を計画したとき、神は2度にわたり今はその時ではないという明確なサインを与えました。2回とも、彼らが話し合いを持っていたちょうどその時に、まさしく(待ての)サインとして求めていた事柄が起こりました。神は働いておられましたが、タイミングが違っていたのです」

12人は戦略を練り、祈り続け、そして12月15日、奇跡的に一致が与えられた。そして、監禁されていたバリケード付きの家屋から一気に脱走しようという合意に至った。

「夜の間に彼らは神の指示どおり準備し、靴を履き、服の中に水の入った袋を詰め込んで出発しました。マットレスを隅に積み重ね、出発に備えました。彼らはタイミングを見計らって塞がれていたドアを開ける方法を見つけ、自分たちが選んだ経路に向かって静かに列をなして進みました。多くの見張りがすぐ近くにいた中、監禁されていた場所を速やかに立ち去ることができたのです」

監禁場所からの脱出に成功した12人は、目印となっていた山に向かって歩き、星明かりの下、北西に進んだ。

「神の助けと守りと導きにより、彼らは夜を徹して速やかに移動しました。森ややぶを抜け、いばらやとげ(のある植物)の中を通り抜け、16キロほど歩きました。人質の一人は、『ものすごいやぶの中を2時間は歩きました。私たちはずっと(誘拐犯の)ギャングの支配地の中にいたのです』と話していました。月が彼らの行く道を照らしてくれました。どちらに進めばよいのか分からなくなったとき、彼らは立ち止まって祈り、神に道を示してくれるよう求めました」

やがて一行は、救助の電話連絡を手伝ってくれる人物を見つけた。そして、その日のうちに全員が米沿岸警備隊の飛行機でフロリダに向かい、先に解放されていた人質たちと再会を果たした。

事件を起こしたのは、ハイチのギャング「400マオゾ」で、17人の解放と引き換えに計1700万ドル(約19億円)の身代金を要求していた。12人の脱出が成功する前には、11月21日に健康状態が悪化していた2人が、同年12月5日には3人が解放されていた。

CAMのデイビッド・トロイヤー総主事は、宣教師全員がハイチでの活動の危険性を認識しており、「適切な安全対策」が取られていたとする一方、CAMの安全対策手順を改善する意向を表明。「危険な場所でも宣教したいというスタッフの思いを、私たちは高く評価しています。しかし、今回の出来事で、私たちは安全対策を強化し、危険についてよりよく指導する必要性を強く認識しました」と述べた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ハイチ
  • ツイート

関連記事

  • ハイチ宣教師誘拐事件、残り12人も解放 全員が無事

  • ハイチ宣教師誘拐、新たに3人解放 残り12人の解放のため3日間の断食祈祷呼び掛け

  • ハイチ宣教師誘拐事件、17人のうち2人解放 「状態は良好」

  • ハイチで誘拐された米国人牧師、解放される 宣教師ら17人は依然人質に

  • ハイチ宣教師17人誘拐事件、生後8カ月の乳児も人質に 誘拐犯は身代金19億円要求

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月26日):タンザニアのルオ族のために祈ろう

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • ワールドミッションレポート(10月22日):ザンビア 信仰と知識のバランス

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.