アトス
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                          聖山アトス巡礼紀行(12)メギスティス・ラヴラ修道院・その1~美しき土地 中西裕人フィロセウ修道院での徹夜の祈りを終え、時刻は午前8時過ぎ。荷物をまとめた。カリエ行きのバスが準備され、巡礼者たちはそれを目指した。この時、巡礼者たちのほとんどが、手を胸に当て、われわれに会釈をしてくれた。握手をしてくる者もいた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(11)トラペザと修道士 中西裕人今回の旅、このアトス巡礼の中で、素直な気持ちでやはり修道士たちの食事、修道院で出される食事は、彼らにとってどのような位置付けなのか、食に対する喜びのようなものはあるのか、という興味は、行く前から持っていた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行(10)フィロセウ修道院の大祭日・その2~祈りの後に 中西裕人聖堂には、ろうそくの灯だけ。なんとか足元に目を凝らし、イコンに口づけする。徐々に修道士たちが定位置に着き、声を合わせ始めた。修道士の数に圧倒されながら、巡礼者の数も相当数で、大祭日の様相が見えてきた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行(9)フィロセウ修道院の大祭日・その1~語らいの時間 中西裕人「フィロセウ行きのバスはこっちだぞ、乗れー」。首都カリエの中心広場には、各修道院を結ぶバスが数台止まっていた。 
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                          『芸術新潮』6月号で中西裕人さんのアトス巡礼特集 「広島弁による仁義なき聖書」「聖書と美術」特集も5月25日に発売された『芸術新潮』6月号で、本紙に連載コラム「聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―」を執筆中の写真家、中西裕人さんのコラム「ギリシャ正教の聖地 アトス巡礼 原始キリスト教の祈り」が特集15ページにわたって掲載されている。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(特別編2)修道院の祈りとイコン 司祭・パワェル中西裕一私はかつてアトスの修道院に半年間滞在して祈りの生活を過ごしたことがある。日本を出発する直前までは、誰もがそうであるように情報の嵐の中に暮らしていた。しかし、修道院で生活を始めると、それらの情報はいとも簡単にほぼ全てが遮断され、全く興味すら示すことがなくなった。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(8)セントアンドレアススキテ~金曜日の朝日 中西裕人3時ぴったり。「そろそろ出発しましょう」とNは話した。車で10分ほど、カリエの街を横目に通り過ぎ、すぐのところにそのスキテは建っていた。これまでの修道院とは違い、ロシア建築を感じさせる大きな造りになっているのが、車の中からもよく見えた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行(7)ケリに生きるN修道士・その2~N修道士との別れ 中西裕人3月19日に配信しました「ケリに生きるN修道士・その1~祈りと共に」の続編としまして、今回はN修道士のケリでの生活の様子をお送りします。 
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                          聖山アトス巡礼紀行(6)クトゥルムシウー修道院を訪ねて・その2~五感 中西裕人N修道士を先頭に聖堂内に入った。壁や天井はイコンやフレスコ画に埋め尽くされていた。徐々に修道士たちの声が響き始めた。巡礼者たちも続々と聖堂に入ってきた。Nは私に写真を撮れと指示した。1枚撮ったが、他の修道士が「ダメだ」と言ってきた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行(5)クトゥルムシウー修道院を訪ねて・その1~シマンドロの音色 中西裕人コーヒーを飲みながら、Nは「クトゥルムシウー修道院へ行こう」と案を出してくれた。撮影の交渉をしてみようと。Nの家から車で10分、彼の住むケリを管轄しているアトス内にある大きな20ある修道院の一つ、クトゥルムシウー修道院へ到着した。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(4)ケリに生きるN修道士・その1~祈りと共に 中西裕人バスを降りると、父と連絡を取り合っていたN修道士(以降Nと省略)が待っていた。英語を流ちょうに使いこなし、歓迎の「エブロギーテ」のあいさつ、どこかで見たことのあるような雰囲気を醸し出し、まるで家族とでも会うかのように抱き締めてくれた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(3)出逢いと決意~首都カリエにて 中西裕人男だけを乗せた船は、ダフニ港へ到着した。港は修道士と巡礼者でごった返していた。巡礼者たちと共に停車している大型バスに足早に向かった。バスはどうやらすぐ出発するようで、皆急いで乗り込んでいたのでそれに習った。 
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                          京都ハリストス正教会で「アトスの修道士」写真展と司祭の特別講演会写真家・中西裕人氏の写真展「Stavros アトスの修道士」が6日から11日まで、京都ハリストス正教会で開かれた。11日には裕人氏の父で、日本正ハリストス正教会司祭のパワェル中西裕一氏による特別講演会も行われ、約100人が訪れた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(2)男だけの船 中西裕人窓から柔らかな光が差し込んだ。昨夜はしばらくのお別れと思い、肉を食べ、ビールを飲み気持ち良くなり、部屋に着くなり寝ていたようだ。目覚めは、気候のせいなのか、二日酔いも感じることなく、気持ち良く起きることができた。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(特別編)聖山アトスの修道士と共に 司祭・パワェル中西裕一ギリシャ国民は、その95パーセント以上がキリスト教徒である。ギリシャ正教と呼ばれ、初代教会よりの伝統を重んじてきたキリスト教のルーツとなる教派に属する。そのギリシャ国内には世界の正教徒たちが憧れ続けてきた大聖地がある。 
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                          聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(1)ウラノーポリの夕日 中西裕人2014年よりギリシャ正教最大の聖地アトス(アギオンオロス)に、特別に許可を得て修道院に暮らす修道士たちに密着し、取材を敢行してきました。2015年7月よりキヤノンギャラリーにて全国4カ所巡回展示を行い、このたび連載をさせていただく運びとなりました。 
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                          大阪府:中西裕人氏による聖地アトスの写真展 10月29日から梅田キャノンギャラリーで写真家・中西裕人氏による写真展「Stavros アトスの修道士」が、キャノンギャラリー梅田(大阪市北区梅田3−3−10梅田ダイビル地下1階)で10月29日(木)から11月4日(水)まで開かれる。 
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                          銀座で聖地アトスの写真展 写真家・中西裕人氏が撮った修道士たちの祈り写真家の中西裕人氏による写真展「Stavros アトスの修道士」が、7月23日から29日まで、キャノンギャラリー銀座で行われている。ギリシャ正教最大の聖地アトスは世界遺産にも指定されており、修道士たちが生活全てを祈りにささげている。 
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                                アトス山のトップ、3カ月拘束の後に釈放正教会の「聖地」とされるギリシャのアトス山にある20修道院の主席を務めるヴァトペディ修道院のエフライム院長は、脱税容疑で逮捕され、アテネのコリダロス拘置所に留置されていたが3月30日釈放された。 
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