社会
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(7)誤ったガバナンスが現場を思考停止させる
前回、「子育てに関する理念の欠如」を指摘しましたが、このことは重要です。保育施設では「保育理念」「保育方針」「保育目標」を設定して保育をしています。しかし、これが曖昧模糊(あいまいもこ)としている感が否めない施設が多いのも実情です。
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カヨ子基金、ウクライナに送るポータブル電源や発電機を募集 現地からは悲痛な声
戦時下のウクライナで「孤児の家」の開設を目指し、これまで3回にわたり現地を訪問している神戸国際支縁機構の海外部門「カヨ子基金」が、厳しい寒さの中、電力不足に直面している同国の人々を援助しようと、現地に送るポータブル電源や発電機を募集している。
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原発回帰への政策転換は「亡国に至る道」 政府のGX基本方針にバプ連公害問題特別委
政府が昨年末に原案を公表したGX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針について、日本バプテスト連盟公害問題特別委員会は、原発回帰への政策転換は「亡国に至る道」に他ならないと強く反対する声明(15日付)を発表した。
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元徴用工問題、日本政府が当事者間の和解に協力を NCCが要望書
元徴用工問題を巡り、日本企業に科された支払いを韓国の財団が肩代わりする解決案が議論されていることを受け、日本キリスト教協議会(NCC)は19日、岸田文雄首相に対し、同問題についての要望書を送付した。
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カトリック難民移住移動者委など7団体、入管法改定案の再提出に反対声明
日本カトリック難民移住移動者委員会など7団体は17日、2年前に廃案となった出入国管理・難民認定法(入管難民法)改定案が23日招集の通常国会に再提出される見通しになったことを受けて、岸田文雄首相と斎藤健法相に対し、改定案に反対する声明を送付した。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(6)家庭との行き違い
保育は地域に根ざした児童福祉です。そのため、地域の「子育て観」に少なからず影響を受けます。この部分に関して、地域とどう連携していくのかという問題がおざなりになってしまっている感が拭えません。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(5)「個別の支援」のやり方
子どもの行動というのは、その子の体のさまざまな協調動作によって成り立ちます。協調動作がうまくいかないと、行動がぎこちなくなってしまいます。大切なことは、子ども一人一人の発達状態を見極め、その状態に応じて次の発達を促していくことです。
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ハンガーゼロ、厳寒のウクライナに使い捨てカイロ2万枚支援
ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)が、ロシア軍の度重なる発電設備に対する攻撃で電力供給が途絶え、厳しい冬を過ごしているウクライナの人々を支援するため、使い捨てカイロ約2万枚を支援する。
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ウクライナ避難民や被災者に米や日用品を配布 キリスト教NGOが12道府県で実施
災害支援などに取り組むキリスト教系NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)は、ウクライナからの避難民や被災地で困難を抱えるひとり親世帯、単身高齢者などに、米や日用品をギフトとして配布するキャンペーンを行った。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(4)「手間のかかる子」を避けてきた集団保育
認定こども園の元園長である私の観測では、これからも保育施設での虐待事案は後を絶たないと思われます。これまでの報道について、付き合いのある園長にも聞いてみましたが、「一方的過ぎる感じがする」との声が聞こえてきました。
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「敵基地攻撃能力でなく外交努力を」「原子力政策転換の撤回を」 日本福音ルーテル教会社会委が要望書
日本福音ルーテル教会(JELC)社会委員会(小泉基委員長)は、「敵基地攻撃能力でなく地域安定のための外交努力を求める要望書」(8日付)と、「原子力政策転換の撤回を求める要望書」(26日付)を政府に提出した。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(3)保育への無理解
前回まで、効率主義とそれを目指す管理監督が、保育施設の保育を硬直化させ、虐待やそれに類する行為を誘発している様子を考察しました。さて、それでは今一度、「保育」とは一体何なのかという抜本的な問題に取り組みましょう。
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聖路加病院とチャプレンに110万円の賠償命令 元患者の女性が性被害訴え
聖公会系の聖路加国際病院でチャプレンをしていた男性牧師(日本基督教団所属)から性暴力を受けたとして、元患者の女性が計約1160万円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地裁は23日、牧師と病院に対し、計110万円を支払うよう命じた。
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カトリック正平協、「安保関連3文書」の閣議決定に抗議声明
日本カトリック正義と平和協議会は20日、「反撃能力」の保有などを明記した「安保関連3文書」の閣議決定に抗議し、撤回を求める声明を発表した。「専守防衛を図る従来の基本方針を事実上放棄し、日本を軍事大国化する全面的転換」などと批判している。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(2)効率主義が保育を管理にしてしまう危険性
前回書きましたように、保育現場では「保育」が「指導」になってしまっている現実があります。10年ほど前に認定こども園の園長をしていた時代、保育実習の実習生を受け入れていたときに気付いたことがあります。
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書き損じ年賀状や未使用切手でSDGs貢献&アジアの子ども支援
キリスト教系の国際NGO「チャイルド・ファンド・ジャパン」が、書き損じの年賀状を持続可能な開発目標(SDGs)の達成に役立てたり、アジアの子どもたちの支援につなげたりできるキャンペーンを始めた。
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保育施設における虐待はなぜ起こるのか(1)保育論が教育論になってしまった弊害
最近、ある認定こども園の園長から相談を受けました。「食べるのが極端に遅い子がいて、仕方がないのでみんなが、ごちそうさまをして遊びに行った後も一人残して食べさせているんですけど、これって虐待って言われますか」
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旧統一協会の被害者救済巡る「不当寄付勧誘防止法」成立 配慮義務と禁止行為を制定
世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の被害者救済を巡る「不当寄付勧誘防止法」(法人等による寄付の不当な勧誘の防止等に関する法律)が10日、参議院本会議で賛成多数により可決、成立した。
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覚醒剤使用容疑で神戸市の牧師を逮捕、容疑は否認
イエス教世界日本宣教会・神戸弟子教会(神戸市灘区)の森康彦牧師(64)が8日、覚醒剤取締法違反(使用)容疑で緊急逮捕された。同日行われた尿検査で陽性反応が出たという。森牧師は「全く思い当たりません」と容疑を否認しているという。
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「STOP性暴力」 聖路加チャプレンの事件受けキリスト教関係者がシンポジウム
性暴力の防止をテーマにしたシンポジウムが6日、日比谷図書文化館(東京都千代田区)で開催された。聖路加国際病院の男性チャプレンから性暴力を受けたとして、病院とチャプレンを相手取り民事訴訟を起こした元患者の女性を「支援する会」が主催した。
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