国際
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イラクの総大司教がトランプ氏に警告 「キリスト教徒を助けていると思っているが、事態を悪化させる」
イラクのカルデア典礼カトリック教会のトップ、バビロン総大司教ルイス・ラファエル・サコは、ドナルド・トランプ米大統領がキリスト教徒の難民を優遇する方針を示していることについて、中東のキリスト教徒にとって益である以上に害となると警告した。
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米教会で牧師の高齢化進む、平均年齢は54歳 25年で10歳上昇
米キリスト教調査会社「バーナグループ」の最近の調査によると、米国のプロテスタント教会の牧師の平均年齢は54歳で、過去25年間で10歳も上昇したことが分かった。さらに、40歳以下の牧師は7人に1人の割合しかいなく、高齢化が進んでいる。
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英国福音同盟「宗教改革は必要不可欠だった」 500年記念で声明
今年、宗教改革500年を迎えるのを記念して、英国福音同盟(EA)は声明を発表した。声明では、宗教改革は「必要不可欠」なものであり、イエス・キリストの教えを回復するものだったとして高く評価。一方、プロテスタントとカトリックの間には現在も相違があると強調した。
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「神がおられる限り、決して独りではない」 米国家朝祷会でトランプ氏
ドナルド・トランプ米大統領は2日、国家朝餐祈祷会で演説し、宗教の自由に対する脅威に危機感を示す一方、「神がおられる限り、私たちは決して独りではありません」と語った。また、宗教団体の政治活動を妨げる「ジョンソン修正条項」を撤廃するとした公約を繰り返し述べた。
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英国国教会の主教ら、同性カップルに「最大限の自由」 同性婚は容認せず
英国国教会の主教らは、長い間議論を重ねた結果として、同性愛者の教会内での結婚、および聖職者の同性婚を禁止する現行の規則を変更するという「提案は存在しない」と発表。結婚は1人の男性と1人の女性によるもので、同性婚を容認しない立場を示した。
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「トランプ大統領、もう一度考え直して」 米福音派指導者ら、難民入国停止の再考を嘆願
米国のプロテスタント福音派の指導者たちが、難民受け入れを一時停止させる大統領令の再考を求めて、ドナルド・トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領に書簡を送った。書簡の署名者には、米国福音同盟(NAE)会長や米国ワールド・ビジョン会長らが名を連ねている。
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脱無神論明言のフェイスブックCEO、牧師らと面会 キリスト教に接近?
フェイスブックの創業者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏(32)はこれまで、無神論者だとしていたが、昨年末にはそれを否定。そして先月には、米テキサス州の牧師らと会い、彼らの働きについて、また彼らがどのように人々に仕えているかについて話を聞いたという。
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トランプ氏のキリスト教難民優遇方針、支援団体でも見解分かれる
難民受け入れの一時停止などを命じた、ドナルド・トランプ米大統領の大統領令を受け、キリスト教の迫害監視団体や難民支援団体などの間で見解が分かれている。世界的な迫害に拍車を掛けるだけだと指摘する声がある一方、大統領令の本質的な意味を読み取るよう訴えた。
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聖書66巻の中で最も人気のある書巻トップ5 英国聖書協会が調査
聖書66巻の中で、あなたが最も好きな書巻はどれだろうか? もしかしたら聖書の中のある書巻を、他よりも「好き」などと考えることはよくないと思うかもしれない。しかし、誰でもお気に入りはあるものだ。英国聖書協会は最近、調査を実施し、人々が好む聖書の書巻を明らかにしている。調査の結果は、あなたを驚かせるかもしれない。
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ボコ・ハラム、自爆テロで乳児利用か ナイジェリア当局が警告
ナイジェリア当局は、同国のイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が民間人に対する自爆テロで乳児を使い始めており、女の戦闘員らが発見されることを避けるために乳児を抱くなどして利用していると警告した。
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トランプ米大統領、迫害下のキリスト教難民の受け入れ優遇を表明
トランプ氏は27日、米国における難民政策と査証(ビザ)政策を厳格化する新たな大統領令への署名に先立ち、キリスト教系の米CBNニュースのインタビューに応じ、「私たちは、彼ら(迫害下にあるキリスト教徒)を助けます。彼らはとんでもない扱いを受けているからです」と語った。
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「新しい世代」を夢見るアレッポの教会、若夫婦の子育てを支援
シリア内戦で激戦地となった同国第2の都市アレッポ。その荒廃した町で、地元の教会が、若い夫婦と子どもたちを支援する画期的なプログラムを提供し、「希望の再建」を手掛けている。昨年には、100人余りの子どもの誕生を祝うことができた。
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トランプ大統領に対する判断は時期尚早 教皇「様子を見守る必要ある」
ローマ教皇フランシスコは、ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭や、ヒトラーのような支配者が権力を振るう危機に対して注意を呼び掛ける一方、米国のドナルド・トランプ新大統領に関して早急な判断を下さないよう促した。
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インドの子ども14万5千人が人道支援失う可能性、外国寄付規制法改正で
子ども支援のキリッスト教NGO「コンパッション」は20日、13万人に上る支援者らに、インドにおける活動が危機に瀕(ひん)していると報告した。48年にわたりインドで活動しているコンパッションは、同国内に580人のスタッフを抱え、約14万5千人の子どもたちを支援している。
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英国国教会、同性愛聖職者の独身要件を廃止か 2月に総会
英国国教会の主教らが、同性愛の聖職者に独身を誓うことを今後は求めない方向で話を進めている。現行の規則では、LGBTの聖職者は、たとえ長期にわたり同性とパートナー関係にあったとしても、より高い職位を求めるときには、性的に純潔であることを約束しなければならない。
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トランプ米大統領、中絶支援NGOへの助成禁止 プロライフの立場明確に
ドナルド・トランプ米大統領は、本格的な執務初日となった23日、海外で人工妊娠中絶や中絶教育の支援をする非政府組織(NGO)に対して、米国の連邦助成金を用いることを禁じる大統領令に署名し、「メキシコシティー政策」を復活させた。
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聖書アプリ「Glo Bible」のCEO、米フォーブス誌の「30歳未満の30人」に
聖書アプリ「Glo Bible(グローバイブル)」の最高責任者(CEO)であるエデン・チェン氏(29)が、米フォーブス誌の「30 Under 30(30歳未満の30人)」(マーケティング・広告部門)に選ばれた。成功を収めたこの若き起業家に話を聞いた。
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英国国教会の大主教、宗教改革500年で共同声明 悔い改めと「大きな祝福」への感謝を表明
英国国教会の首席聖職者であるカンタベリー大主教と、次席聖職者であるヨーク大主教は17日、宗教改革500年を記念する共同声明(英語)を発表し、多くのキリスト者が、宗教改革がもたらした「大きな祝福」に感謝をささげたいと願っているだろうと述べた。
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スーダンの教会に反キリスト教チラシ、宗教指導相が非難
北アフリカのスーダンで、幾つかの教会に反キリスト教のチラシが貼られる事件があったことを受け、アルマ・ミルガニ・フセイン宗教指導相は、非難するコメントを発表した。オンライン新聞「スーダン・トリビューン」によると、チラシは昨年のクリスマスの時期に貼られた。
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フランスの福音派、停滞を返上 10日ごとに新しい教会が誕生
フランス福音主義協議会(CNEF)の調査によると、フランスの福音派が勢いを増しつつある。フランスでは昨年、約35の福音派教会が開拓された。これは、平均で月当たり3教会、10日ごとに1つの教会が誕生した計算になる。
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「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司