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中絶反対訴え、ロンドンでマーチフォーライフ 元中絶医や司教、牧師らがスピーチ
英ロンドンで7日、中絶反対を訴える毎年恒例の行進「マーチフォーライフ」が行われ、数千人が参加した。参加者は、ウェストミンスター地区にあるキリスト教施設「エマニュエルセンター」から、英議事堂近くの広場「パーラメントスクエア」までを練り歩いた。
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教皇フランシスコ、冤罪で33年収監のイタリア人男性と面会
ローマ教皇フランシスコは8月23日、冤罪により33年間収監され、今年初めに釈放されたイタリア人男性ベニアミーノ・ズンチェドゥさんと個人的に面会した。面会はバチカン宮殿の図書室で行われた。
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黒死病で閉鎖された歴史的教会、650年ぶりに再開
黒死病(ペスト)で地域の人口が激減したことで、650年以上にわたって閉鎖されていた英南東部ケント州にある2つの歴史的教会が、一般公開されることになった。18日に同時再開を記念するイベントが開かれ、来訪者を歓迎した。
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ウクライナでロシア系正教会を禁止する法律成立 現地教会組織は支持、ローマ教皇は懸念
ウクライナ最高会議(議会)は20日、戦争が続くロシアとつながりのある宗教団体の活動を禁止する法案を可決した。モスクワ総主教庁系のウクライナ正教会(UOC)を狙った法案で、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が24日に署名し、成立した。
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中絶クリニック近くで黙祷の女性を2度逮捕、不当性認められ英警察当局が和解金支払い
保守系キリスト教団体「自由防衛同盟」の英国支部は19日、中絶クリニックの近くで黙祷をささげただけで2度にわたり逮捕された女性の事件について、逮捕の不当性が認められ、警察当局から1万3千ポンド(約240万円)の和解金を勝ち取ったと発表した。
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英国のキリスト教徒の半数以上、信仰に対する「敵意と嘲笑」を経験
非営利団体「英国正義の声」(VFJUK)が最近発表した調査報告書「信仰を守ることの代償」によると、英国ではキリスト教徒の半数以上が、信仰を理由に敵意や嘲笑を受けた経験があるという。
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太平洋の島国フィジーの選手団、パリ五輪選手村で礼拝 賛美歌が「とても美しい」と話題
12日に閉会式が行われ、17日間の大会に幕を下ろしたパリ五輪。その選手やコーチ、スタッフたちが宿泊した選手村で、太平洋の島国フィジーの選手団が賛美歌を歌い礼拝をささげる様子が大会期間中、SNSで広く拡散された。
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「キリスト教を嘲笑し愚弄」 パリ五輪開会式の「最後の晩餐」に批判相次ぐ
26日に行われたパリ・オリンピックの開会式で、イエス・キリストと12人弟子の最後の食事の場面を描いたレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」をほうふつとさせるパフォーマンスが行われたことを巡り、キリスト教界から批判の声が上がっている。
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パリ五輪・パラを人々が福音に触れる機会に フランスの教会が多様なイベント企画
この夏に開催されるオリンピック・パラリンピックの開催期間に合わせ、フランスでは教会が協力してさまざまなイベントを企画し、人々が福音に触れる機会にしようとしている。
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フランス聖書協会、パリ五輪・パラ期間中にアスリートの証し付き新約聖書を20万部配布
フランス聖書協会は、この夏にパリで開かれるオリンピックとパラリンピックの開催期間中に、フランス語訳14万部、英語訳6万部の計20万部の新約聖書を配布する。
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英国国教会、同性カップルの祝福をさらに進める動き 総会で動議可決も懸念の声根深く
英国国教会は8日、同性カップルを祝福する単独の礼拝の実施に向けた手続きを総会で承認した。同教会は昨年2月、同性カップルの祝福を含む「愛と信仰の祈り」の使用を承認。昨年12月から実際に運用を始めていたが、祈りの使用は日曜日の礼拝などに限られていた。
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ロシアに拘束されていたウクライナ人司祭2人、19カ月ぶりに解放 拷問を受けた可能性
ロシアに拘束されていたウクライナ・ギリシャ典礼カトリック教会のイワン・レビツキーとボフダン・ゲレタの両司祭が6月28日、約19カ月ぶりに解放された。バチカン(ローマ教皇庁)などの外交努力によって、捕虜交換が促進された成果だという。
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ドイツのカトリック教会、2023年に40万人以上が退会 歴代2番目に多い数
ドイツ・カトリック司教協議会が6月27日に発表した最新の統計によると、ドイツでは2023年の1年間に、40万2694人がカトリック教会を退会した。22年の52万2821人を下回るものの、これまでで2番目に多い数となった。
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司祭含む15人死亡、ロシア南部で教会やシナゴーグ襲うテロ事件
ロシア南部ダゲスタン共和国で23日、武装集団がロシア正教会の教会やユダヤ教のシナゴーグ(礼拝所)、警察施設を相次いで襲うテロ事件が発生した。これまでの報道によると、少なくともロシア正教会の司祭1人と複数の警察官を含む15人が死亡、25人が負傷した。
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バーミンガムで8千人が福音聞く、グラハム氏が伝道集会 英国内の500教会が協力
英イングランド中部の都市バーミンガムで15日、フランクリン・グラハム氏の伝道集会が開かれ、8千人を超える人々が福音のメッセージを聞いた。グラハム氏の英国伝道ツアーの一環で、22日には英スコットランド南西部の都市グラスゴーでも伝道集会を開く。
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火災で壊滅的被害受けたノートルダム大聖堂、長さ12メートルの十字架を再設置
2019年4月に発生した火災により、尖塔と屋根の一部が崩壊するなど壊滅的な被害を受けたフランス・パリのノートルダム大聖堂に5月24日、十字架が再び設置された。大聖堂の再建プロジェクトにおける一里塚となるもので、世界中から喜びの声が挙がった。
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ドイツ人神学者のユルゲン・モルトマン氏死去 「希望の神学」提唱者
「希望の神学」の提唱者として世界的に知られるドイツ人神学者のユルゲン・モルトマン氏が3日、ドイツ南部テュービンゲンで死去した。98歳だった。モルトマン氏の家族が4日、ドイツ福音主義教会系のEPD通信に明らかにした。
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スコットランド、「無宗教」が初めて過半数超える 最新の国勢調査で判明
英国のスコットランドで21日、国勢調査の一部結果が発表され、住民の過半数が「無宗教」と自認していることが初めて明らかになった。「無宗教」を選択したのは51・1%で、前回11年の国勢調査の36・7%から大幅に増加した。
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若者はより宗教的? Z世代にどの年齢層よりも高い信仰心 英世論調査
英国でいわゆる「Z世代」と呼ばれる若年層の宗教的姿勢が大きく変化しており、潜在的な信仰心の復活が見られることが、最近発表された世論調査の結果で明らかになった。調査は英国人成人2千人余りを対象に、オンラインで行われた。
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英国国教会、礼拝出席者数の速報値発表 3年連続の増加もコロナ前の水準下回る
英国国教会は20日、礼拝出席者数の速報値を発表した。それによると、2023年の週間平均礼拝出席者数は前年比4・7%増の68万5千人だった。3年連続の増加となったが、コロナ前の19年は84万5千人で、依然として当時の水準を下回る形となった。
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