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神学書を読む(53)公民権運動は果たして成功したのか?(下)【挑戦】 『ヒップホップ・レザレクション』
そういった意味で、本書は現代日本のキリスト教界へ問題提起を喚起する書である。著者の山下壮起氏もまた牧師を生業としていることからするなら、彼は米国の宗教事情ということで、識者へ問題を提起し、同時にキリスト教界にも挑戦を投げ掛けているのである。
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映画「一粒の麦」山田火砂子監督インタビュー、日本初の女医・荻野吟子の生涯描く作品に込めた思い
近代日本における最初の女性医師として知られる荻野吟子。その半生を描いた映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」が、26日から公開される。メガホンを執ったのは、自身もキリスト教徒である山田火砂子監督(87)。山田監督に、作品に込めた思いを聞いた。
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道は開ける 佐々木満男
昨年の父の日に、息子から『道は開ける』という本をもらった。すでに300万部も売れているらしい。しかし、聖書を愛読している者にとっては、この種のハウツー本にはあまり興味がわかなかったので、読まずに本棚に置いたままであった。
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主は生きておられる(121)心配していたのですよ 平林けい子
「心配していたのですよ」。左膝人口関節置換手術の退院後、出会った友の口から出たことば。うれしくて、胸が詰まった。私のことを、心底心にかけてくださっていた。たくさんの言葉はいらない。
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星野富弘さん「花の詩画展」 戸塚で10月24日~11月3日
クリスチャン詩画作家・星野富弘さんの「花の詩画展」が10月24日から11月3日まで、横浜市の戸塚区民文化センターさくらプラザで開かれている。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(37)JAG始動! 青木保憲
2011年から始まったナッシュビルとの交流であるが、14年に大きな転機を迎えることとなった。日本とナッシュビルの懸け橋になることを願い、合計4回のツアーを企画してきた。
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神学書を読む(53)公民権運動は果たして成功したのか?(中)【衝撃・その2】 『ヒップホップ・レザレクション』
私たちは、一般的に「公民権運動」が成功したと見ている。だが、本書第1章で著者の山下壮起氏が着目したのは、公民権運動の恩恵を受けて中産階級化した人々と、その恩恵を受けられず、いまだに貧困の中であえぐ低所得者層との乖離(かいり)であった。
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「和解の大切さ」教えてくれた 朗読劇で「韓国孤児の母」描く俳優の水澤心吾さん
杉原千畝の生涯を描く一人芝居を演じてきた俳優の水澤心吾(みさわ・しんご)さん。最近では、信仰者の生涯を描いた朗読劇にも挑戦している。「韓国孤児の母」と呼ばれた田内千鶴子の生涯を描いた作品は、自身の信仰を深く見つめ直すきっかけになったという。
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カトリック系のUCAN通信、ドメイン乗っ取られる 元従業員が別法人設立し不法に奪取と説明
アジアを中心にカトリック関連のニュースを配信しているUCAN通信(香港)のドメインが乗っ取られたことが、23日までに分かった。元従業員が名前の似た別法人をタイで設立し、ドメインを不法に奪取したという。
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神学書を読む(53)公民権運動は果たして成功したのか?(上)【衝撃・その1】 『ヒップホップ・レザレクション』
本書の著者、山下壮起氏と私は同志社大学神学部神学研究科の先輩後輩の関係にある。年齢的には私の方が上だが、入学年に関しては山下氏の方が早かった。同じ米国宗教史を専門としていたため、同じゼミに入っていたことで知り合った間柄である。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(23)セオドア・ルーズベルト 篠原元
皆さん、こんにちは。最近、「かわいいなぁ」と思います。姪です。姪がかわいいのです。会うのは週に1回程度ですけど、会うたびに大きくなってるんです。で、5月に生まれた姪が、今月、我が家にやってきたんです!
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世界300万人が愛読するディボーション誌「アパ・ルーム」 日本で70周年
世界100カ国以上で36言語に翻訳され、毎日300万人を超える人々が愛読しているディボーション誌「アパ・ルーム」。同誌を日本で発行するアパ・ルーム日本委員会が今年、設立70周年を迎え、記念の礼拝と講演会が19日、淀橋教会で開かれた。
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天皇の即位儀式への国の関与は違憲 カトリック、NCC、JEAの代表者が記者会見
日本キリスト教協議会(NCC)靖国神社問題委員会は21日、公費を投じて行われる天皇代替わりの諸儀式に抗議する記者会見を開催した。カトリック教会の岡田武夫名誉大司教、NCCの金性済総幹事、日本福音同盟(JEA)の上中栄社会委員長が出席した。
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闇から光へ~的外れからの解放~(96)茅ヶ崎へ 佐伯玲子
「爆報!THE フライデー」オンエアから間もなくして、主は、茅ヶ崎への転居を示されました。「いつか行くだろう」と覚悟はしていたものの、いざ示されると、やはり最初は戸惑いました。
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主のもとには癒やしがある 万代栄嗣
私たちは、自分たちのことばかりを考えていると、権利のみを主張して、都合の良いものに変えてしまおうとするものです。神様の御前に出ても、わがままなままでありませんように。
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菊地功大司教「教会は神のいつくしみを示す存在でありたい」 受刑者のためのミサ
受刑者のためにキリスト者が教派を超えて共に祈ろうと、「受刑者のためのミサ」が19日、東京都千代田区のカトリック麹町教会で行われた。出所者の社会復帰を助けるNPO法人「マザーハウス」が主催し、カトリック東京教区の菊地功大司教が主司式を務めた。
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牧師の小窓(189)カール・バルトによる祈り 福江等
主なる父なる神様、私たちはここで共々にあなたに祈り、あなたのお言葉を聞くことができますことを感謝致します。あなたの御前では、私たちは皆平等です。あなたは私たち一人一人の人生や思いや歩みや心を、ごく些細なことも隠れている事柄までもすべてご存じです。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(81)教会が共同体であることの難しさ 広田信也
キリスト教会とは、教会堂のことではなく、キリストを信じる人々の共同体を指している。そしてこの共同体は、聖書の中で「キリストの身体」と表現されるように、この世の中では、最も「神の愛」を具現化する麗しい共同体であるには違いない。
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なにゆえキリストの道なのか(217)ノアの洪水記事はギルガメシュ叙事詩の焼き直し? 正木弥
古代メソポタミヤの両河河口付近にシュメール人という系統不明の民族がいました。彼らは、楔形文字を考案し、文字文化を残しました。ギルガメシュ叙事詩は彼らが残した文学作品で、その主人公の名がギルガメシュであるわけです。
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聖霊に満たされ、主の再臨を待ち望むキリスト者に 「聖書聖会」第10回記念大会
聖書の御言葉によるキリスト者の霊的成長を願う関西圏の牧師ら有志が中心となり、毎年秋に開催されてきた「聖書聖会」(同実行委員会主催)の第10回記念大会が18日、大阪府八尾市のグレース大聖堂で開催された。
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