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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(151)苦しみから解放され、勝利の人生を送ってほしい 広田信也

2022年7月16日16時51分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也

良き隣人バンクの働きが徐々に広がり、悩みを打ち明けてくださる方が増えています。さまざまな方に寄り添っていますが、当初の予想を超え、クリスチャンからの相談が数多く寄せられています。

信仰を持つ故の悩みは、誤った聖書理解や、地域教会の人間関係に起因することが多く、誰にも話せず、苦しんでおられる方が多いように思います。長い信仰生活を通し、疲労や怒りが蓄積している方もおられます。

私たちの働きは傾聴に徹するだけですが、彼らの人生が苦しみから解放され、勝利の人生に変えられることを日々祈らされています。

たとえ道を誤ったとしても・・・

神様を信じることは、自力で聖書の言葉に従うことではありません。まして、無条件に牧師や信仰の先輩に従うこととも違います。しかし、信仰生活(聖化)の過程においては、神様自身に信頼するより、何らかの指示や行いに身を任せ、重荷を背負い込み、苦しむことが多いように思います。

苦しい状況に追い込まれたとき、現実を受け入れるのは大変難しいことだと思います。しかし、その困難のただ中にも神様の尊い御手があることを、ぜひ知っていただきたいと思います。

信仰によって神様の子どもとされたのですから、たとえ道を誤ったとしても、神様がそれらを益とし、祝福へと変えてくださると信じています。

大きなストレスを抱えた信仰生活から

私ごとですが、かつて28歳で信仰を持った後、ほぼ10年間、徐々に苦しい信仰生活に追い込まれていきました。会社に勤務しながら、認可外保育施設を経営していましたが、その両方が行き詰まり、次第に家庭や教会生活も居心地が悪くなっていきました。

神様を信じて従ってきたはずでしたが、日々大きなストレスを抱え、勝利の人生からは、かけ離れていたように思います。

そんな私にとって、大きな転機が40歳直前にやってきました。その当時、私の職場では、各人が年頭の目標を立て、上司に報告する習慣がありました。例年なら、ポジティブな目標を並べ立てるのですが、その年ばかりは何も頭に浮かばず、ただ一言「逃げない!」とだけ書いて報告しました。

長年蓄積された疲労から、とても前に進めない状況でしたので、現状に留まって逃げない選択は、精いっぱいの目標だったように思います。

神様の備えた祝福の中に

しかし思い返せば、この年頭の目標が、図らずも私の中に神様への信頼を育む契機になりました。その時を起点として、私の人生は、まさに勝利の人生へと転換していくことになったのです。

「逃げない」ことを目標にした歩みは、私に現実の難局に向き合う道を開き、そこに備えられた神様の恵みを知るようになりました。私は、徐々に充実した生活を送るようになり、幸せな人生を歩むように変えられていきました。

後になって気付いたのですが、最善を求めて画策していたそれまでの歩みこそ、実は、神様の備えた現実を受け入れず、逃避する人生だったのです。多くの人が称賛するダイナミックな提案でさえ、現実逃避の表現だったように思います。

私は、現実逃避に疲れ果て、ようやく歩みを留め、逃げることなく目の前にある困難な現実を受け入れるようになりました。神様の祝福は日々の生活の中に満ちていました。

勝利の人生を歩む

自分の前に置かれた現実は、過去の自分や周囲の失敗を引きずり、とても受け入れられないものばかりです。しかし、そこに留まり、逃げることなく現実を受け入れて神様に頼るなら、神様の祝福はその時、その場に満ちてくることを学びました。

40歳以降、私の人生は年を重ねるごとに幸いなものになっていきました。現実から逃げないで留まるだけの選択は、神様にすべてを委ねる信仰生活の扉を開きました。神様は、どのような困難な中にあっても、罪、咎(とが)、失敗を赦(ゆる)し、常に私を勝利の人生に導いてくださっています。

この後、年齢を重ね、体が衰え、召される時まで、勝利の人生は続いていくことでしょう。私は、いつまでも主の家にとどまることになるでしょう。

困難な現実に直面している多くの方へ

困難な現実に直面しておられる多くの方が、その場に満ちる神様の恵みを知り、信仰によって、祝福された勝利の人生を歩めるよう心より祈っています。

主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。わたしを苦しめる者を前にしても、あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ、わたしの杯を溢れさせてくださる。命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り、生涯、そこにとどまるであろう。(詩編23篇)

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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