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聖書と植物

聖書と植物(7)麦と毒麦 梶田季生

2022年7月1日16時05分 コラムニスト : 梶田季生
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聖書と植物(7)麦と毒麦 梶田季生+
(写真:Hans Braxmeier)

花といえば、赤や黄色を思い浮かべますが、緑の花はどうでしょうか。私は庭の雑草サトイモ科のカラスビシャクを思い起こしますが、一般的ではないですね。「言われてみれば」とうなずいていただけるのは、小麦や大麦です。イネ科は、ほとんど緑色の穂に、黄色い葯(やく)がひと花3本、穎(えい)から出ます。この時期を見逃がすと、次はもう収穫時期の畑で、果実の色です。

「天の御国は次のようにたとえられます。ある人が自分の畑に良い種を蒔(ま)いた。ところが人々が眠っている間に敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて立ち去った。麦が芽を出し実ったとき、毒麦も現れた。それで、しもべたちが主人のところに来て言った。『ご主人様、畑には良い麦を蒔かれたのではなかったでしょうか。どうして毒麦が生えたのでしょう。』主人は言った。『敵がしたことだ。』すると、しもべたちは言った。『それでは、私たちが行って毒麦を抜き集めましょうか。』しかし、主人は言った。『いや。毒麦を抜き集めるうちに麦も一緒に抜き取るかもしれない。だから、収穫まで両方とも育つままにしておきなさい。収穫の時に、私は刈る者たちに、まず毒麦を集めて焼くために束にし、麦のほうは集めて私の倉に納めなさい、と言おう。』」(マタイ13:24〜30)

弟子たちが何の例えなのかと聞きますと、イエスは直接、明確に答えられました。「良い種を蒔く人は人の子(イエスご自身)です。畑は世界で、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らです。毒麦を蒔いた敵は悪魔であり、収穫は世の終わり、刈る者は御使いたちです。ですから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終わりにもそのようになります」(同37〜40)

御国はこの世からイエスによって始められ、イエスに聞き従う正しい人たちが、世の終わりに御国の子として御使いたちによって集められ、天の御国に入ります。悪い者の子たちはイエスの言葉を信じないで不法を行う者であり、御国から取り集められ、火の燃える炉の中に投げ込まれます。麦と毒麦は世にあって混在していますが、世の終わりには、イエスの言葉を信じて従っている麦と、そうではない毒麦とに分けられます。

さて、この例えのもう一つのメッセージは、この世での生き方です。この麦は小麦です。しかも良い種です。芽を出し実ったとき、毒麦も現れました。これを見たしもべたちが、抜きましょうかと言うと、主人は言います。「いや。麦も一緒に抜き取るかもしれない。育つままにしておきなさい」(同29、30)。これが、鍵となる言葉です。

毒麦とは

麦、特に小麦に似ています。地際から真っすぐ立つ立性(たちせい)です。葉の長さ30センチほど、草丈が80〜90センチで見分けがつきにくいです。学名は「Lolium temulentum L.」です。この属の多くは、自分の花粉では実を付けません。他家受精ですから。でも、毒麦は自家受精なのです。小麦、大麦と同じです。しかも実をつけても穂がバラバラにならない非脱落性の種子なのです。ですから麦の穂と一緒に刈り取られ、運ばれても実が穂にしっかり付いています。

穂が開くと全体に扁平(へんぺい)です。イネ科の花のひと集まりを小穂(しょうすい)といいます。穎のノギは長さ1・5〜2センチある小穂の先端まで達し、またはそれより長く抜きん出ます。多くの図鑑には、ノギは長いとあり、毒麦の顕著な特徴です。ノギのないものもあります。1小穂の花数は5〜7個あり、熟した果実は麦のように膨らみコロッとし、ロリウム属の他の種(穎果)の8〜9倍あるといいます。もちろん、麦のほうが大きいですが、毒麦の果実も見劣りしない形状です。一目で分かります。

随伴植物

毒麦は小麦畑や大麦畑に生える雑草です。聖書の中で草の名前が記されている数少ないものの一つです。BC3200年ごろのヨルダンの遺跡からエンマー小麦、大麦と共に、またBC2000年ごろのエジプトの王墓からは毒麦の小穂がエンマー小麦の穎と共に出土しています。

阪本寧男博士がエチオピアの市場で収集し、調査しました。小麦の種子45サンプル中96%に毒麦が、大麦の種子40サンプル中には65%混じっていたといいます。このような調査を緻密にされておられることは素晴らしく、敬意を払います。

毒麦はいつも麦畑で生育し続けます。それで小麦や大麦の随伴植物といわれます。「人々が眠っている間に敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて立ち去った」という言葉はまさに随伴性を示していると、農学者が強調しています。

イエスは霊的に説明します。人の知らないうちに蒔かれ、混じって大きくなり、最後には自分のうちにある悪で全体を汚染してしまいます。だから、御国に敵対するサタンの仕業なのですと。

「良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らです」(マタイ13:38)

毒麦の毒

同属の牧草であるイタリアンライグラスと同じく、毒麦自体に毒はありません。穂に寄生する菌が作り出す毒成分、テムリンやロリンがその正体です。当時はその原因が分かっていませんでしたが、この麦と一緒に臼ひきされた麦粉のパンを食べると頭痛、めまい、嘔吐(おうと)などを引き起こすことから毒麦と名付けられました。毒麦をアラビア語でザワーンといいますが、それは吐き気を意味するザーンからきているといいます。毒麦のギリシャ語はジザニアといいますが、外来語です。これらの症状はテムリンによります。ロリンは昆虫の神経を侵します。

例え話の背景

ここで蒔かれた種は小麦です。イエス様はご自身を一粒の麦に例えられました(ヨハネ12:24)。これも小麦です。ペテロの信仰が無くならないように祈られたのは、「サタンがあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って、聞き届けられた」からでした(ルカ22:31)。パウロが復活について語ったときも、「蒔くものは・・・麦であれ、そのほかの穀物であれ、ただの種粒です。しかし神は、みこころのままに、それにからだを与え・・・死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔かれ、朽ちない者によみがえらされ」(1コリント15:37〜42)とあります。これら「麦」と訳された原語は「小麦」を意味しています。

良い種とは小麦です。天の御国すなわち神の国は、イエス・キリストが人の形をとって来られたとき(ヨハネ1:4)から地上で始まりました。それは、イエスの福音宣教の第一声に明らかにされています。「神の国が近づいた」(マルコ1:15)です。そこで悪魔は、イエスの前にさまざまな形をとって立ちはだかります。良い種は御国の子らのことです。

毒麦はいつ、どこに、どのように蒔かれたのでしょうか。当時の種蒔きは散播が普通です。人々が眠っている間に、すでに蒔かれた麦の中に、あるいはその種の上を覆うようにばらまかれたのです。悪魔はいつも隠れて行います。

「あなたがたの敵である悪魔が、吼(ほ)えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています」(1ペテロ5:8)。しかし、やがてあらわにされます。

主人の最善の策

芽が出たときは見極めがつきません。穂が出て初めて違いが分かります。しもべが抜きましょうと言うと、主人は言います。「いや。毒麦を抜き集めるうちに麦も一緒に抜き取るかもしれない」。主人の心は、御国の子らが一人も失われないことです。それで「収穫まで両方とも育つままにしておきなさい」と。

白菜などを間引くとき、集中すればするほど緊張して、かえって残すほうには心がゆき届かないので、気が付いたときには傷つけたり、痛めてしまっていることがよくあります。それ以上に、ダイコンやニンジンのようなゴボウ根ではなく、イネ科の根は直根ではなくひげ根だけですから、互いに絡まって一緒に抜いてしまうことが往々にしてあるのです。間引きに潜む危険を防がなくてはなりません。毒麦だと分かる花の時期から成熟までの40日前後が大切です。

「こういうわけで、あなたがたは彼らを実によって見分けることになるのです」(マタイ7:20)。穂を見れば子どもでも違いが分かります。ある村では、麦を刈り取る前に子どもたちが毒麦を抜き取りに回るそうです。それでも実際は漏れますが。

「さばいてはいけません。自分がさばかれないためです」(マタイ7:1)。キリストにある、信仰による赦(ゆる)しが提供されている間、すなわちその人の体が生かされている期間は、裁きではなく救いのために残されている大切な時です。とりなし祈ります。「だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人が良いと思うことを行うように心がけなさい」(ローマ12:17)

究極の裁きは主にあります。「復讐はわたしのもの。わたしが報復する」(ローマ12:19)。「御使いのかしらミカエルは、モーセのからだについて悪魔と論じて言い争ったとき、ののしってさばきを宣言することはあえてせず、むしろ、『主がおまえをとがめてくださるように』と言いました」(ユダ9)

世の終わりの収穫の時は必ず来ます。その時にミスはありません。御使いたちが収穫します。「彼らは、すべてのつまずきと、不法を行う者たちを御国から取り集めて、火の燃える炉の中に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。そのとき、正しい人たちは彼らの父の御国で太陽のように輝きます。耳のある者は聞きなさい」(マタイ13:41〜43)

御国の子らの今

真の弟子は主にあって守られ、力づけられ成長していきます。「純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです」(1ペテロ2:2)。「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました」(ヨハネ16:33)。「みな、一つ思いになり、同情し合い、兄弟愛を示し、心の優しい人となり、謙虚でありなさい。悪に対して悪を返さず、侮辱に対して侮辱を返さず、逆に祝福しなさい」(1ペテロ3:8、9)

※当時の小麦はマカロニコムギまたはエンマー小麦です。拙書『聖書の植物』77〜96ページを参考にしてください。

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◇

梶田季生

梶田季生

(かじた・すえお)

1946年愛知県生まれ。66年に日本バプテスト宣教団津新町キリスト教会で受洗。学生時代はKGK(キリスト者学生会)で交流。68年に三重大学農学部農学科(育種)を卒業。72年に大阪聖書神学校を卒業後、池田キリスト教会伝道師。80年から南都農園(現ナント種苗)飛鳥育種農場で品種改良に従事し、メロン、カボチャ、大根を担当。農場長および宇陀育種研究農場長を経て退職。単立名張聖書キリスト教会元牧師、みえ洗足キリスト教会元協力牧師。このほど、聖書の視点から植物に託されたメッセージをひも解く『聖書の植物―草と木に託されたメッセージ』(イーグレープ、四六判・300ページ、税込2200円)を出版した。なぜイエスは人との関係をブドウに例えたのか、アーモンドはなぜキリストの復活の象徴なのか。実物のカラー写真を配置しながら、分かりやすい言葉で解説している。注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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