Skip to main content
2025年8月25日23時54分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

2025年8月25日16時38分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ジェームス・ドブソンフォーカス・オン・ザ・ファミリー福音主義(福音派)
ジェームズ・ドブソン+
ジェームズ・ドブソン氏(写真:家族政策同盟)

米福音派最大規模のパラチャーチ団体「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」の創設者で、福音派の重鎮として知られるジェームス・ドブソン氏が21日、死去した。89歳だった。ジェームス・ドブソン家族研究所が同日、発表した。

同研究所のゲイリー・バウアー上級副会長(公共政策担当)は、発表(英語)の中で次のように述べた。

「ドブソン博士は先駆者であり、深い信念を持つ人物で、その声は世代を超えて、信仰、家族、文化の捉え方を形作ってきました。彼の勇敢なリーダーシップ、誠実さ、そして慈愛は、価値観が変化する世界で数多くの家族が繁栄するための支えとなりました。彼はメンターであり、カウンセラーであり、激動の時代において、真実を伝える確かな声でした」

ドブソン氏の訃報を受け、多くの人がSNS上で哀悼の意を示した。保守派のベストセラー作家でラジオパーソナリティーのエリック・メタクサス氏は、自身のX(旧ツイッター、英語)でドブソン氏を「英雄」と呼び、次のように述べた。

「ドブソン博士を知ることができたことは、私の人生における最大の栄誉の一つでした。彼は神の目的のために信仰を公の場に持ち込むことを恐れませんでした。彼はレースを走り終えました――神の栄光のために!ハレルヤ!私たちも皆、彼の足跡をたどろうではありませんか」

ドブソン氏が創設した団体の一つである「家族政策同盟」(旧フォーカス・オン・ザ・ファミリー・アクション)のクレイグ・デロッシュ会長兼最高責任者(CEO)も、声明(英語)で哀悼の意を表した。

「信仰、家族、聖書の価値観の信頼できる擁護者として、ドブソン博士の遺産は比類ないものであり、彼の生涯にわたった働きは、今も私たちの国を形成し続けています。彼は揺るぎない信念で、結婚の聖性、生命の聖性、親の権利の重要性を擁護しました。これらの原則は、私たちの運動のDNAに織り込まれています」

ドブソン氏は1936年、ルイジアナ州シュリーブポートで生まれた。67年、南カリフォルニア大学で児童発達学の博士号を取得。同大学医学部で小児科の教授を務め、ロサンゼルス小児病院の児童発達と遺伝医学部門のスタッフとして勤務した。

その後、作家として注目を集めるようになる。最初の著書『Dare To Discipline』は、300万部以上を売り上げた。他の代表作には、『Hide or Seek』『What Wives Wish Their Husbands Knew About Women』『Love Must Be Tough』『Parenting Isn't For Cowards』『Children At Risk』『When God Doesn't Make Sense』『Life On The Edge』『Home With a Heart』などがある。

77年、キリスト教に根ざした教育リソースや子ども向けの娯楽リソースで知られる「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」を設立。同団体が手がけるラジオ番組は、北米や海外の数千のラジオ局で放送され、ドブソン氏はラジオで幅広く聴かれる人物となった。

ロナルド・レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ両政権下では、大統領諮問委員に任命され、ポルノやギャンブル、10代の妊娠防止などの分野で重要な役割を果たし、人命の尊厳に関する国民的議論の形成に尽力した。また、ドナルド・トランプ第1次政権下では、トランプ氏が組織した福音派指導者の私的諮問機関の一員として参画した。

一方、ドブソン氏の性倫理に関する保守的な見解や広範なロビー活動は、リベラル層からは多くの批判を招いた。

フォーカス・オン・ザ・ファミリーを「過激派グループ」と位置付けている米公民権団体「南部貧困法律センター」(SPLC)は、その説明(英語)の中で、ドブソン氏の言動に広く言及し、次のように述べている。

「ドブソン氏は、現代の反LGBTQ+(性的少数者)および反中絶運動の基盤となった組織の設立、資金調達、プラットフォーム構築に重要な役割を果たした」

「81年、極右の宗教家たちによる強力な秘密結社『国家政策評議会』が結成され、ドブソン、R・J・ラッシュドゥーニー、ジェリー・ファルウェル、トニー・パーキンス、ビバリー・ラヘイ、ティム・ラヘイ、フィリス・シュラフライの各氏が主要メンバーとなった」

ドブソン氏は、2010年にジェームス・ドブソン家族研究所を設立するまで、フォーカス・オン・ザ・ファミリーを率いた。同研究所設立後も、全米配信のラジオ番組「ファミリー・トーク」を新たに始めるなどして、活動を継続した。

昨年7月には、ジョー・バイデン大統領(当時)宛ての公開書簡(英語)を公表し、「国に回復不可能な損害を与える」政策を推進しているとして非難。「大統領、私たちの共和国を支える道徳的および憲法上の枠組みは、あなたの愚かで非米国的な政策により、崩壊の危機にひんしています。私たちは、あなたとあなたの政権が、圧倒的に低い支持率と失敗した政策を真剣に検討し、即座に是正措置を講じるよう強く求めます」などと述べていた。

ドブソン氏の遺族には、64年間連れ添った妻のシャーリーさん、子ども2人、孫2人がいる。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ジェームス・ドブソンフォーカス・オン・ザ・ファミリー福音主義(福音派)
  • ツイート

関連記事

  • 米福音派指導者ら、ホワイトハウスの大統領執務室でトランプ氏と祈り 「シオンの友賞」を授与

  • 福音派指導者200人近くが署名、共同書簡で米クリスチャニティー・トゥデイ誌を非難

  • 福音派の著名講解説教者、ジョン・マッカーサー牧師死去 86歳

  • イスラエルのネタニヤフ首相、ワシントンで米福音派指導者らと会談

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(8月24日):イラク シャバック族のサリムと父なる神

  • ワールドミッションレポート(8月21日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(4)

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(26)故郷の没落

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • ワールドミッションレポート(8月24日):イラク シャバック族のサリムと父なる神

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.