Skip to main content
2025年11月3日15時29分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

聖母マリアの最古の壁画か? シリアのドゥラ・エウロポス遺跡で発見

2017年5月8日17時56分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:シリアイスラム国(IS)
聖母マリアの最古の壁画か? シリアのドゥラ・エウロポス遺跡で発見+
シリア東部のドゥラ・エウロポス遺跡で1920年代に発見された壁画。当初は、イエスと出会ったサマリアの女(ヨハネ4章)を描いたものと考えられていたが、最近では、聖母マリアを描いたものではないかと考えられている。(写真:イェール大学)

考古学者らは、現存する最古の聖母マリアの壁画を意図せずして発掘したのかもしれない。

シリア東部のドゥラ・エウロポス遺跡は、最も初期のキリスト教の教会堂が発見された場所。そこでは1920年代に、女性が描かれたある壁画が発見されていた。カトリック系メディア「アレテイア」(英語)によると、最近になって、この女性が受胎告知を受けた聖母マリアを描いたものではないかと解釈されているという。

井戸の傍らにいる女性を描いたこの古代の壁画は現在、米イェール大学の博物館に保管されている。当初は、ヨハネによる福音書4章に描かれている、イエスと出会ったサマリアの女を描いたものと考えられていた。

しかし近年の見解では、イエスの母マリアを描いたものである可能性が示唆されているという。この見解は、2世紀の外典(キリスト教の正典としては認められていない書)である『ヤコブ原福音書』に記された、井戸の傍らにいるマリアに天使が受胎告知する物語に基づいている。

伝統的な受胎告知の物語はルカによる福音書1章26~38節に書かれているが、『ヤコブ原福音書』の記述には次のように書かれている。「(マリアは)水差しを手に取り、それに水を満たすために出て行った。すると見よ。声がして、『汝は豊かに恵まれた者。主が汝と共におられる。汝は女の中でも祝福された者』と語った。それでマリアは、この声はどこから聞こえてくるのかと左右を見回した」

この壁画は、ドゥラ・エウロポス遺跡で発見された3世紀の家の教会のものとみられている。この教会からは、「良い羊飼い」や「水の上を歩くイエスとペトロ」「中風の癒やし」など、現存するものでは最古のキリスト教絵画と考えられている壁画が見つかっている。

壁画では、女性の輪郭線の一部が淡く消えかかっているが、それはマリアがキリストを懐胎したことを視覚的に描写するものと解釈できる。

この壁画は現在、イェール大学で保管されているものの、ドゥラ・エウロポス遺跡は、過激派組織「イスラム国」(IS)の支配下にあり、2011年以降、考古学者らは立ち入ることができなくなっている。多くの人は、ISが神聖な芸術作品を遺跡から奪い去ったり、破損したりしているのではないかと危惧している。

マリア画解釈の先駆的学者であるマイケル・ペパード氏(米フォーダム大学准教授)は、イエズス会のメディア「アメリカ」(英語)に対し、「東洋の初期キリスト教の謎を解明する鍵は、ドゥラ・エウロポスのキリスト教徒たちが握っています」と述べている。しかしISの脅威のために、「キリスト教徒としての特権を生かす機会が彼らの手から奪われつつあるのです」と語った。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:シリアイスラム国(IS)
  • ツイート

関連記事

  • エルサレム近郊で1400年前の青銅貨発見 迫害逃れたキリスト教徒の遺物か

  • 死海文書の12番目の洞窟発見、60年ぶり 写本自体は盗掘被害に

  • イスラエルの洞窟で十字架と燭台の希少な彫り物発見 イエス時代のものか

  • 紀元1世紀のユダヤ教の会堂跡を日本の調査団が発見

  • イスラエルで3千年前の遺構発見、旧約聖書の記述の裏付けに

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.