Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エルサレム近郊で1400年前の青銅貨発見 迫害逃れたキリスト教徒の遺物か

2017年3月24日15時37分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エルサレムイスラエル
エルサレム近郊で1400年前の青銅貨発見 迫害逃れたキリスト教徒の遺物か+
発見された約1400年前の青銅貨。考古学者らは、ササン朝ペルシャによる侵略から逃れたキリスト教徒が隠したものと考えている。(写真:イスラエル考古学庁=IAA / Yoli Shwartz)

約1400年前の青銅貨が、エルサレムへ向かう幹線道路の拡張工事に伴い見つかった遺跡の発掘現場で発見された。硬貨は当時、意図的に隠されていたとみられ、考古学者らは、侵略してきたペルシャ軍を逃れたキリスト教徒のものであったと考えている。

硬貨は、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)時代後期の7世紀ごろのものとみられ、昨年1月から発掘作業が行われている現場で、イスラエル考古学庁(IAA)によって発見された。

硬貨には、鋳造された時代の東ローマ帝国の皇帝の肖像が刻まれていたため、年代はたやすく突き止められた。今回の場合は、大帝ユスティニアヌス1世(483〜565)、マウリキウス帝(539〜602)、フォカス帝(547〜610)の肖像が刻まれていた。これらは全て、現在のトルコで鋳造されたと考えられており、片面には軍服姿で十字架を担ぐ皇帝の肖像が刻まれ、別の面には硬貨の名称と金額が刻まれていた。

硬貨が発見された場所は、倒壊した2階建ての建物の跡の近く。建物はかつてエルサレムへ向かう巡礼者のためのものであった。現場からは硬貨の他に、古代のブドウ絞り器も発見された。

発掘監督のアネット・ランデス・ナーガル氏は、「硬貨は建物のそばに崩れていた大きな石の間で発見されました」と述べた。「何らかの危機が迫ったとき、硬貨の所有者は、壁の隠されたくぼみに、布の財布に入れた硬貨を隠したのだと思われます。その人はきっと、硬貨を後で取りに戻ろうと考えていたはずです」

考古学者らは、ササン朝ペルシャによる614年の侵略を逃れたエルサレムのキリスト教徒が、この硬貨を隠したと考えている。この侵略は、東ローマ帝国によるエルサレムの支配の終わりを告げるもので、エルサレムは以後、主にイスラム勢力の支配下に置かれることになる。硬貨が隠されていた場所は、今回発掘されるまで放置されており、近くには、東ローマ帝国時代の教会の遺跡もある。

エルサレム近郊で1400年前の青銅貨発見 迫害逃れたキリスト教徒の遺物か
イスラエル考古学庁(IAA)の依頼で発掘の監督をしているアネット・ランデス・ナーガル氏と発見された青銅貨(写真:IAA / Yoli Shwartz)

現場は、イスラエル第2の都市テルアビブと、第1の都市エルサレムを結ぶ公道1号線の拡張工事が行われる場所で、遺跡が見つかったことから発掘作業が工事に先立って行われた。公道1号線に資金を提供しているネティブ・イスラエル・カンパニーとIAAは、この遺跡を公道1号線沿いの「風景の中にある史跡」として保護するために協力している。

イスラエルでは、建設作業の前に発掘が行われることはごく当たり前のことで、今日でも古代の数多くの遺物が発見されている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エルサレムイスラエル
  • ツイート

関連記事

  • 死海文書の12番目の洞窟発見、60年ぶり 写本自体は盗掘被害に

  • イスラエルの洞窟で十字架と燭台の希少な彫り物発見 イエス時代のものか

  • 紀元1世紀のユダヤ教の会堂跡を日本の調査団が発見

  • イスラエルで3千年前の遺構発見、旧約聖書の記述の裏付けに

  • 天正遣欧使節の絵、教皇グレゴリウス13世子孫宅で発見

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.