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ヒズコール・デスティニー・カンファレンス(2)教会外の方々を積極的に巻き込む

2017年4月28日18時49分 執筆者 : 青木保憲
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関連タグ:ヒズコールチャーチ青木保憲

いよいよ6月のカンファレンスが近づいてきた。このカンファレンスが従来のキリスト教会での大会に留まらないのは、幅広い層に対して手を差し伸べていることである。今回は教会外の方々を積極的に巻き込むユニークな働きとして、「NPO法人タッチザハートジャパン」を紹介したい。

ヒズコールチャーチのミニストリーの一環に、「NPO法人タッチザハートジャパン」(2016年2月NPO申請、理事長:細江政人)の働きがある。昨今いろんなNPOが設立されており、教会でのこのような対外的な働きは重要な開拓分野となりつつある。

ヒズコールの場合、「貢献」と「コミュニティー」がキーワードのようだ。「タッチザハートジャパン」の理念は、以下のようになる。

「キリスト教精神に基づき、人々の心に触れ、愛と希望に溢(あふ)れた人々を育て地域に貢献していくコミュニティーを目指す」

ヒズコール・デスティニー・カンファレンス(2)教会外の方々を積極的に巻き込む

主な活動は、児童養護施設&退所者支援、震災支援、海外支援である。現在会員は、70人を越え、さらに拡大している。あまり知られていないことだが、現在日本には、3万人を越える子どもたちが児童養護施設で生活している。大半は親の育児放棄と虐待によって施設に来ざるを得なかった子たちである。

受け皿となる施設が足りないことも問題だが、最も大きな課題は、退所した若者へのサポートである。果たして自立することができるか。社会の現実に出て行き、自活する力がついているか、である。

社会適用ができない若者、仕事がなかなか続けられない者たちが年を追うごとに増えつつあるのが現状である。さらに、なんでも語り合える友人を作れない(作らない)まま、いつしか間違った方向へ足を踏み入れてしまう若者たちも後を絶たない。

この状況をただ眺めるだけではいけない、そう思った細江政人牧師は、彼らのための自活支援、学資支援などを軸とした、サポートの働きを決意したのであった。若者たちの夢と情熱を引き出し、むしろ積極的に社会で生きる彼らの姿を導いていきたいと願ったのである。

見方を変えるなら、3万人の計り知れない可能性、夢、情熱、能力が目の前に存在しているのが今の日本であろう。彼らに神を通してのビジョン、方向性を指し示すことで、彼ら自身の言動を通して神の栄光を表す生き方を実践してほしい、そう願ってのNPO設立であった。

ヒズコール・デスティニー・カンファレンス(2)教会外の方々を積極的に巻き込む

この細江牧師の願いを受け止めた者たちは、彼らを上から「指導」したいのではなく、「仕え」ることで、将来を描けずに悩んでいる者たちと共に未来を創り出したいと願っている。

現在、施設を退所した1人の女子大学生への学資支援、生活支援を行っている。彼女は、自立支援ハウスとして貸してもらえたシェアハウスにチャーチメンバーと生活を共にして頑張っている。また、この働きに賛同した大学生たちが、愛知県にある36カ所の施設へ電話をかけ、入所している同世代の若者たちと関係を築き、支援に出向いている。

このような働きは、実はこれを担う側に大きな刺激を与えることになる。ボランティア活動を通して彼らと触れ合い、学習支援、フットサル交流、ちょいボラ(ちょとした日常ボランティア活動)の一環で行う大須の街の清掃活動等々・・・。実はこの活動を通して、尊い何かを最もたくさん得ているのは、「タッチザハートジャパン」に関わっている大学生たちなのかもしれない。

昨年のクリスマスサービス(礼拝)では、施設の子どもたちを招いて、クリスマスプレゼントを渡すことができた。今年の春は、愛知県刈谷市で「ワイヴァンFC」というサッカークラブとのコラボで、「チャリティーチャレンジカップ(4年生&5年生対象)」を2日間行った。この大会を通じて、各方面から多くの支援を頂くことになった。またチャーチで設立されたゴスペルクワイア「OVERFLOW」も、ゴスペルを通してチャリティー支援に協力している。

ヒズコール・デスティニー・カンファレンス(2)教会外の方々を積極的に巻き込む

ここで押さえておきたいことは、これらの活動がすべて教会単独でなされているわけではないということである。これほど多岐にわたる活動を1教会で束ねることは事実上不可能である。つまり、多くのクリスチャンでない方々が「タッチザハートジャパン」の会員になって、この働きに支援と協力をしているということである。教会がイニシアチブを執りながら地域のために尽くすことは、21世紀に教会が社会のリーダーとなっていくために必要な条件であろう。

教会がイニシアチブを執って行われる毎月の定例親睦会は、単なる事務的な報告に留まらず、多くの協力者との関係構築に欠かせない行事である。その成果として、教会主催の「キリスト教的雰囲気満載」のカンファレンスに、クリスチャンではない会員の方々も参加することになっている。多くの参加者が志を1つにし、このカンファンレスを通して、活動の意義をつかみとることであろう。

ヒズコールの働きを一言で言うなら、「壁のない活動」ということになろうか。教会内外を隔てない諸活動を通して地域と地続きとなり、自然な形で福音の調べを届けることに徹している。それは、声高にキリスト教の論理を繰り返したり、クリスチャンでない方を「ノンクリスチャン」と呼んで区別することなく、文字通り「仲間」として地域に貢献している。

チャーチ・カンファレンスは「未来の兄弟姉妹たち」と共に過ごせるまたとない機会である。このチャンスに、私たちもぜひ地域に根差す教会のモデルを目の当たりにしようではないか!

ヒズコール・デスティニー・カンファレンス(2)教会外の方々を積極的に巻き込む

カンファレンスの申し込み方法は、カンファレンス特設サイトより、登録や情報を共有することができます。

チケット料金:
一般 3日間参加7千円
8日(木)2千円 9日(金)3千円 10日(土)3千円
中高生 3日間参加4500円
8日(木)千円 9日(金)2千円 10日(土)2千円
※小学生以下無料(チャイルドケア、キッズケアあります)

■ ヒズコール・デスティニー・カンファレンス:(1)(2)

◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:ヒズコールチャーチ青木保憲
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