Skip to main content
2021年1月15日22時01分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
イスラム国(IS)

イラク:クリスチャンら難民、先祖代々の故郷・モスルに帰還できるようにと祈り

2016年10月24日20時13分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:イラクイスラム国(IS)
イラク:クリスチャンら難民、先祖代々の故郷・モスルに帰還できるようにと祈り+
(写真:Caritas ambrosiana)

2014年に過激派組織「イスラム国」(IS)によって先祖代々の故郷である都市・モスルから追い出されたイラクのキリスト教徒たちは、有志連合の軍事攻勢を受けて、ISの民族・宗教的な大虐殺を支援した者たちから報復を受けることなく、無事帰還できるようにと祈っている。米クリスチャンポストが18日に報じた。

カトリック・ニュース・サービス(CNS)によると、「彼らは2014年の夏に追い出された後、この日を待っていた。そして多くのキリスト教徒たちがそれ以来ずっと非常に悲惨な状態で暮らしてきた。ぜひ戻りたいという人たちもいる」と、東方アッシリア教会のエマニュエル・ヨウクハナ神父は語った。

モスルが占拠されたとき、キリスト教徒や他の少数者たちはISの手によってひどく苦しめられた。ISは、処刑を行ったり、ジズヤと呼ばれるイスラム教の人頭税を集めたり、一晩に約10万人のキリスト教徒を故郷から無理矢理離れさせたりした。

カルデア派カトリックであるイラクのキルクーク大司教、ヨウシフ・トマス・ミルキス氏はCNSに対し、「何もかもが複雑だ。それでも、私たちはダーイッシュ(ISを意味するアラビア語の俗語)の後に何が起きるのかを待っている。なぜなら、それらの犯罪者たちはたぶんイラクから投げ出されるだろうが、その精神構造は彼らを歓迎した者たちの中に残っている」と述べた。「社会にとても根深いこのような狂信主義から、この国をどうやって癒やすのか?」

イラク:クリスチャンら難民、先祖代々の故郷・モスルに帰還できるようにと祈り
モスルにあった「時の聖母カトリック教会」。2016年4月に過激派組織「イスラム国」(IS)によって破壊された(撮影者は不明、1980年代に撮影)

また、カトリックのニュースメディア「フィデス通信」も20日、「モスルへの帰還を望む難民たち」という見出しの記事を掲載した。

「(イラク北部の都市である)アルビールやディバガ、キルクークにある難民キャンプで入院している人たちが心配しているのは、モスルには居残りを余儀なくされた友人や親戚がたくさんいるけれども、この新しい前進をもって故郷に帰ることができると考えているので、たとえ何があるのか分からなくとも、ホッとしている人たちも多い。家屋や事業、礼拝の場所が破壊されてしまったことが気がかりではある。この後になっても、やらなくてはならない仕事がたくさんあるだろう」

これは、世界80カ国で活動している80のNGOを取りまとめている「国際ボランティア・サービスのためのキリスト教団体連盟」(CIDSE)のコーディネーターをアルビールで務めている、ムスタファ・ジャバー氏の言葉である。

「一昨日、多くのキリスト教徒は、この戦争の前に大きなキリスト教徒の共同体が生活していた場所であるカラコシュが解放されたというニュースを聞いて、大喜びした」。だが、複雑な感情がある。「持続不可能な行き詰まりに終止符を打ちたいという、この解決策があとちょっとで満たされるというところで、何も持っていないたくさんの怯(おび)えた人たちがやって来ることに対する恐怖がある。新しい難民のニーズに十分応えきれないことを私たちは恐れている」

その一方で、アルビールから離れた所に火のついた油田が見える。「カリフが支配する地域に近いキルクークでは、情勢が非常に緊迫している」とジャバー氏は言う。

2年間、CIDSEはディバガ村にあるアルビールのキャンプや、キルクークにあるアンカのキャンプにいる、住処(すみか)を追われた人たちに寄り添ってきた。ボランティアの活動はとりわけ子どもたちに対するもので、幼児のための託児所を設置する世話をしている。それによって、母親たちが仕事をしたり、裁縫や工芸講座に参加できるようにするためである。

子どもたちや若者向けのスポーツ活動が企画されており、英語やクルド語の講座もある。幼児を持つ女性たちのように、最も脆弱(ぜいじゃく)な人たちに特別な気遣いがなされており、その一方で障がいや特定の治療および医薬品を待つ人々に特別な注意が向けられていると、CIDSEはフィデス通信に送られた文書の中で述べた。

関連タグ:イラクイスラム国(IS)
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • モスル奪還作戦 ワールド・ビジョン、子どもたちへの影響に対して警告 支援の拡充に備える

  • ISの戦闘員、キリスト教関連書物数百冊を焼却 モスル

  • チェコ共和国の難民受け入れの表明を受け、イラクのキリスト教徒が入国

  • IS 、イラク・モスルの歴史的教会を戦闘員用のモスクに転用

  • イラク北部モスルからキリスト者集団脱出

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 緊急事態宣言、7府県に拡大 対象地域のカトリック教区が相次いで対応方針発表

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 今、立って川を渡れ 穂森幸一(174)

  • 日本聖書協会、新理事長に石田学氏を選出

  • 私は黒いけれど美しい 菅野直基

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 人のせいにしない 佐々木満男

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 米NY州知事「黒人や貧困層に行き届くまでワクチン接種しない」 聖書引用しメッセージ

  • 教皇フランシスコの主治医、新型コロナ合併症で死去

  • 「改宗禁止条例」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部

  • 人のせいにしない 佐々木満男

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • 榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • イエス時代の儀式用沐浴槽、ゲツセマネで発見 地名の由来裏付けに

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 1都3県に「緊急事態宣言」再発令、カトリック東京大司教区が対応方針発表

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(111)トランプ大統領の勝利に向けて 広田信也

編集部のお勧め

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • “難病だからこそ生きる意味がある“ 「35歳までの命」余命宣告受けた筋ジストロフィー患者の保田広輝さん

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.