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わが人生と味の道

わが人生と味の道(13)漢方との出会い 荘明義

2015年9月11日17時33分 コラムニスト : 荘明義
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漢方との出会い

私が重慶飯店の料理長となった17歳の頃は、ぱっと世界が開けたように色々な出会いというものがありました。その一つをお話いたしましょう。私はコックになったときから、元々体が弱かったために色々と病気をしました。そのために、自然と体に気を付けるようになり、健康管理ということに関心を持つようになったのです。中華街によく薬を買いに行ったものですが、その中に更生堂という薬局がありました。そこに石原先生という漢方の医師がいて、私はたびたび訪ねていくうちに仲良くなり、健康にとってどのようなものをどういうふうに食べれば効果があるのかということを学ぶ機会が与えられました。

そもそも四川飯店で修業していた頃、その厨房は換気が悪く、また四川料理というのは強い香辛料や辛い料理が多くラード油を使っていたので、まず目と鼻の病気になりました。また、重いものを始終持ち上げたり、運んだりするので、痩せて背の高い私は腰を悪くしてしまいました。そして、椎間板ヘルニアをやり、蓄膿(ちくのう)症を患い、さらに目の病気にかかる――という具合に、あらゆる病気に悩まされたのでした。それが、この漢方医の石原先生と出会うことによって、漢方で自分の健康を維持していこうという決意を抱くきっかけになったのです。そして、食を通して自分の健康を回復するということに興味が湧いてくるのを覚えました。

思えば、初めは嫌々の修業でしたが、四川料理を勉強し、技術を身に付けることができたし、心ならずも色々な病気をしたおかげで、この漢方の医師と出会い、この先生を通して漢方を取り入れた薬膳料理というものを開発することになったのです。そして、健康を維持していくためには、どのようにして素晴らしい料理を作り、どのようにしてそれを食べたらよいのかということを生涯かけて学び、研究することになりました。そのようなことから、私はコックの道に入ったことも偶然ではなく、より良い人生を私が歩むことができるように、神が備えてくださったのだということを信じるようになりました。その後ヘルニアになったときも、初めは手術を考えたのですが、ダイエットと腰痛体操(聖マリアンナ医科大学病院の指導)で乗り切ることができ、この確信は一層確かなものになったのでした。

今の世の中には物質があり余り、美食を楽しむたくさんの人がいるし、一般の人の食生活も広がって、色々な食材も手に入るようになりました。しかし、その一方では、体の不調を訴える人が多く、医院や病院は多くの患者で溢れています。こうしたときこそ、健康管理がなされ、自分の体は自分で守るのだという認識がされなくてはならないと思うのです。私は幸いなことに優れた漢方医にめぐり合い、漢方を料理に取り入れることを学び、自ら健康管理をして、多くの病気から救われました。その中には温かく見守ってくれた両親の愛と、神の導きがあったことを思い、今度はわずかながらそうした恵みを社会に還元し、ご恩返しがしたいと思いました。ずっと後になってからですが、私は「薬膳養生研究所」というのを作り、漢方を取り入れた料理を開発し、セミナーや講義を通して人々に食事によって健康を改善、維持してゆくよう啓蒙することにすべてをささげたのでした。

◇

私が勉強した中に、健康を保つための秘訣について記したメモがありますので、ここでご紹介したいと思います。

[健康を保つ十二の心得]
一. 医食同源――食物を薬だと思ってバランスよく選べば健康につながる。
二. 自身自医――薬に頼らず、自癒力を鍛え、自ら病気に立ち向かう。
三. 三食両熱――三食のうち、二食は温かいものを食べる。
四. 早食素粥――朝はあっさりした消化のよい粥と野菜や海藻中心の食事をとる。
五. 午食補品――昼は栄養価があり、補えるものを時間をかけてゆっくり食べる。
六. 夜食精少――夕食は量より質を考えて。
七. 飲酒適量――酒の量は内臓と相談してほどほどに。
八. 肥体短命――肥満は短命につながる。
九. 息臓長生――内臓をいたわることが長生きへの近道。
十. 自流鮮汗――毎日自分の身体を動かして、汗をかく。
十一. 黄長鬆快――黄色くて長い、ストンと出る便が健康のしるし。
十二. 自力去毒――体内の毒素は自分の力で追い出す。

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◇

荘明義

荘明義(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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