Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
戦後70年

ザンペリーニも収容された直江津収容所 跡地の平和記念公園が20周年

2015年8月21日14時48分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ルイス・ザンペリーニ第2次世界大戦
ザンペリーニも収容された直江津収容所 跡地の平和記念公園が20周年+
新潟県の直江津捕虜収容所跡地に建てられた今秋20周年を迎える平和記念公園(写真:上越日豪協会提供)

太平洋戦争時、虐待によりオーストラリア人捕虜60人が死亡した新潟県の直江津捕虜収容所。この収容所の跡地に建てられた平和記念公園が今秋で20周年を迎える。9月26日には、オーストラリアから捕虜関係者を招いて記念式典が開催される。朝日新聞などが伝えた。

直江津捕虜収容所は、現在の上越市直江津地区に連合軍の捕虜を収容するため、古い塩の倉庫を改造して造られ、約300人のオーストラリア兵が収容された。その中で、強い寒波や飢えといった劣悪な環境は60人を病死させた。その後さらに、英国や米国、オランダなどの捕虜も加えられ、収容された捕虜は約700人にも上ったという。戦後、当時の収容所職員15人が横浜裁判でその責任を問われ、そのうちの8人が悲痛な遺書を残して刑死している。

1978年にオーストラリアの元捕虜から一通の手紙が届き、交流が始まった。その間、終戦50年の95年に、世界平和と友好を願う場にしようと、上越市と市民が協力して「平和記念公園」が造られ、その活動を引き継ぐ市民団体「上越日豪協会」が創設された。同協会は、公園にオーストラリア兵捕虜60人と、処刑された日本人所員8人を慰霊する記念碑2つを設置した。

同協会は、収容所で亡くなった捕虜と戦犯で処刑された所員の鎮魂を祈る「平和の集い」を、20年にわたって毎年8月に開いている。初めは、日本人の碑に献花をすることを拒んでいた元捕虜も、昨年初めて日本人の碑に献花をしたという。それは、20年にわたる同協会の活動が元捕虜の心を動かした瞬間だった。

ザンペリーニも収容された直江津収容所 跡地の平和記念公園、今年で20周年
直江津捕虜収容所に収容されていた捕虜たち(写真:上越日豪協会提供)

米国の元五輪陸上選手ルイス・ザンペリーニ(1917~2014)も、1943年に日本海軍の捕虜となり、東京都の大森にあった捕虜収容所から45年3月に直江津の収容所に送られた。その間受けた虐待により、戦後、復讐(ふくしゅう)心に苦しんだが、キリスト教に救われて「赦(ゆる)し」の心に変えられた。98年には、長野五輪聖火リレーの走者として、再び上越市を訪れている。2010年にはザンペリーニの人生を描いたノンフィクション本『アンブロークン』が刊行され、14年には米人気女優アンジェリーナ・ジョリーの監督より映画が公開された。だが、日本ではまだ翻訳本は出版されておらず、映画も公開されていない。

朝日新聞によると、同協会の近藤芳一会長は、「収容所のことについて外国人の視点で捉えた事実も知っておくべきだ」と語っている。平和記念公園が今秋で20周年を迎えることについては、「よく20年も続いた。私たちの活動も意義があったと思う」と話した。

関連タグ:ルイス・ザンペリーニ第2次世界大戦
  • ツイート

関連記事

  • 「もう一つの戦後70年」 広島で被爆死した米兵ジョン・ロング・ジュニアさん

  • 信仰に焦点当てた映画『アンブロークン』特別版、キリスト教市場向けにリリース

  • 安倍首相の「敗戦70年談話」を受けて(1) 村岡崇光

  • 映画『野火』 大岡昇平の戦争文学の代表作を映画化 極限の戦場で兵士が神に呼び掛けたものとは?(動画あり)

  • 「戦争しないこの国を守っていきたい」 クリスチャン憲法学者・宮本栄三氏インタビュー(1)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.