Skip to main content
2025年6月30日09時21分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

イスラム国避難民の女性キリスト教徒「神に対して怒っていない」

2015年1月18日15時25分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)イラク難民エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)
イスラム国避難民の女性キリスト教徒「神に対して怒っていない」+
(写真:エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード=ACN)

昨年6月から、イスラム国(IS)からの逃亡生活を続けているキリスト教徒のあるイラク人女性は、彼女自身と、イラクのクルド人自治区内にあるアンカワ地区に逃げてきた数百人に及ぶ難民たちは、そうした状況にあっても神に対して怒りを抱いていないと話す。

カトリック団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード」(ACN)によると、イスラム国によってイラク北部の都市モスルから出て行くよう強いられた、この高齢の女性キリスト教徒、スヘイラさんは、「私たちは全てを失ってしまいました。最悪なことは、私たちはもはやいつ故郷に戻ることができるか分からないことです。もしかすると戻ることすらできないかもしれません」と語った。

「しかし、私たちの誰も神様に対して怒っていません。幸いなことに、私たちは皆まだ生きています」

昨年夏、スヘイラさんは、何万人もの他のキリスト教徒と共に、自分たちの命を守るために逃げなければならなかった。彼女は最初、モスル南東の町カラコシュにある避難所を探したが、昨年8月にはイスラム国がカラコシュまで侵攻し、再び逃亡を余儀なくされた。今、彼女はカラコシュからさらに東にあるアンカワ地区のスポーツクラブに住んでいる。「これは本当に大きな改善です」「私は大変感謝しています。しかし、一般的に言って、もちろんこんなのは普通の生活といえるようなものではありません」と彼女は語った。

アンカワ地区は、クルド人自治区の中心都市であるアルビルの郊外に位置する、キリスト教徒が住民の大半を占める地区。4カ月前にスヘイラさんと他の難民らがアンカワ地区に到着した際、彼らが行く所はもはやどこにもなかった。彼らの多くは、舗装された道路の上や低木などの茂みの下で寝なければならなかった。地元の教会は、彼らを助けるためにできる限りのことを尽くしてきた。

ダニエル・アルクハリ神父は、カルデア教会の若い司祭であり、アンカワ地区の難民キャンプで奉仕している。キャンプには、800人以上のキリスト教徒が住んでいる。アルクハリ神父は、この難民の危機的な状態をACNに次のように語っている。

イスラム国を逃れたイラクのキリスト信者、神に対して怒っていないと語る
(写真:同上)

「人々がここに到着したとき、彼らは完全に心に傷を負っていました」「突然、持っていた物が全てなくなり、これからはテントで生活をしていかなければならないという事実に対処することは、人々にとって容易なことではありませんでした」

「特に子どもたちが、この状況に苦しんでいます」とアルクハリ神父は続けた。「子どもたちは泣いている母親たち、大声を上げる父親たちを目の当たりにしました。そして、われわれは子どもたちに、今までとは違う別のなにかを考えさせるという状況を与え、それが今は日常化し始めてしまっているのです」

アンカワ地区では、キリスト教徒の難民の子どもたちのために、昨年12月、最初の学校が始まり、子どもたちを歓迎した。そして他にもイラクのクルド人自治区内では、7つの学校が間もなく開校予定となっている。これにより7千人以上の子どもたちが、再び学校へ通うことが可能となる。

アンカワ地区に滞在している欧州からのグループに、スヘイラさんは「ありがとう、ありがとう、本当にありがとうございます。どうぞ神様が、あなた方の人生におけるさまざまな問題をスムーズにしてくださいますように」と感謝の思いを伝えている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラム国(IS)イラク難民エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)
  • ツイート

関連記事

  • イスラム国、教会の歴史遺物を収集家に売却 その価値数十億円か

  • オーストラリアの教会、イスラム国の旗を福音のために使用

  • イラク北部で対イスラム国の民兵組織 アッシリア人キリスト教徒も参加

  • イスラム国の強制改宗拒否し4人の子どもが殉教 イラクの聖公会司祭が語る

  • 教皇、イスラム国との対話に「決して扉を閉ざさない」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • シリア語の世界(26)シリア語聖書が作られたエデッサ(ウルファ)と小史 川口一彦

  • 賢い時間の使い方「ゆっくり、今すぐに」 菅野直基

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本福音同盟、戦後80年で声明 日本の教会が戦時下に犯した罪の歴史と悔い改めを確認

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.