Skip to main content
2025年9月14日08時16分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

イスラム国避難民の女性キリスト教徒「神に対して怒っていない」

2015年1月18日15時25分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)イラク難民エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)
イスラム国避難民の女性キリスト教徒「神に対して怒っていない」+
(写真:エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード=ACN)

昨年6月から、イスラム国(IS)からの逃亡生活を続けているキリスト教徒のあるイラク人女性は、彼女自身と、イラクのクルド人自治区内にあるアンカワ地区に逃げてきた数百人に及ぶ難民たちは、そうした状況にあっても神に対して怒りを抱いていないと話す。

カトリック団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード」(ACN)によると、イスラム国によってイラク北部の都市モスルから出て行くよう強いられた、この高齢の女性キリスト教徒、スヘイラさんは、「私たちは全てを失ってしまいました。最悪なことは、私たちはもはやいつ故郷に戻ることができるか分からないことです。もしかすると戻ることすらできないかもしれません」と語った。

「しかし、私たちの誰も神様に対して怒っていません。幸いなことに、私たちは皆まだ生きています」

昨年夏、スヘイラさんは、何万人もの他のキリスト教徒と共に、自分たちの命を守るために逃げなければならなかった。彼女は最初、モスル南東の町カラコシュにある避難所を探したが、昨年8月にはイスラム国がカラコシュまで侵攻し、再び逃亡を余儀なくされた。今、彼女はカラコシュからさらに東にあるアンカワ地区のスポーツクラブに住んでいる。「これは本当に大きな改善です」「私は大変感謝しています。しかし、一般的に言って、もちろんこんなのは普通の生活といえるようなものではありません」と彼女は語った。

アンカワ地区は、クルド人自治区の中心都市であるアルビルの郊外に位置する、キリスト教徒が住民の大半を占める地区。4カ月前にスヘイラさんと他の難民らがアンカワ地区に到着した際、彼らが行く所はもはやどこにもなかった。彼らの多くは、舗装された道路の上や低木などの茂みの下で寝なければならなかった。地元の教会は、彼らを助けるためにできる限りのことを尽くしてきた。

ダニエル・アルクハリ神父は、カルデア教会の若い司祭であり、アンカワ地区の難民キャンプで奉仕している。キャンプには、800人以上のキリスト教徒が住んでいる。アルクハリ神父は、この難民の危機的な状態をACNに次のように語っている。

イスラム国を逃れたイラクのキリスト信者、神に対して怒っていないと語る
(写真:同上)

「人々がここに到着したとき、彼らは完全に心に傷を負っていました」「突然、持っていた物が全てなくなり、これからはテントで生活をしていかなければならないという事実に対処することは、人々にとって容易なことではありませんでした」

「特に子どもたちが、この状況に苦しんでいます」とアルクハリ神父は続けた。「子どもたちは泣いている母親たち、大声を上げる父親たちを目の当たりにしました。そして、われわれは子どもたちに、今までとは違う別のなにかを考えさせるという状況を与え、それが今は日常化し始めてしまっているのです」

アンカワ地区では、キリスト教徒の難民の子どもたちのために、昨年12月、最初の学校が始まり、子どもたちを歓迎した。そして他にもイラクのクルド人自治区内では、7つの学校が間もなく開校予定となっている。これにより7千人以上の子どもたちが、再び学校へ通うことが可能となる。

アンカワ地区に滞在している欧州からのグループに、スヘイラさんは「ありがとう、ありがとう、本当にありがとうございます。どうぞ神様が、あなた方の人生におけるさまざまな問題をスムーズにしてくださいますように」と感謝の思いを伝えている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラム国(IS)イラク難民エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード(ACN)
  • ツイート

関連記事

  • イスラム国、教会の歴史遺物を収集家に売却 その価値数十億円か

  • オーストラリアの教会、イスラム国の旗を福音のために使用

  • イラク北部で対イスラム国の民兵組織 アッシリア人キリスト教徒も参加

  • イスラム国の強制改宗拒否し4人の子どもが殉教 イラクの聖公会司祭が語る

  • 教皇、イスラム国との対話に「決して扉を閉ざさない」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(243)聖書と考える「世界の果てまでイッテQ!」

  • 新しい発見 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(9月13日):インド リクシャに乗せて、デリーの街角へ福音を

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.