Skip to main content
2025年12月13日18時05分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

東京基督教大学、米財団助成で新プロジェクト始動 震災後のキリスト教ミニストリーがテーマ

2014年8月13日11時01分 記者 : 内田周作
  • ツイート
印刷
関連タグ:東京基督教大学(TCU)共立基督教研究所国際宣教センター(FCC)ジョン・テンプルトン財団

東京基督教大学は、米ジョン・テンプルトン財団の助成を受け、今年から約3年にわたる新しい研究プロジェクトを始動させた。プロジェクトの専用サイトも立ち上げ、同大学が11日に発表した。このプロジェクトは、東日本大震災後の日本のキリスト教ミニストリーの「理論」と「実践」を柱とするもので、専門家らによる研究会(理論)だけではなく、地域社会のミニストリーを支えるリーダー、ケアワーカーの育成(実践)のために、セミナー、ワークショップ、シンポジウムなどを開催する。

プロジェクト名は、「日本におけるミニストリーのための諸科学:自然災害に直面したキリスト教ミニストリーの理論と実践(Science for Ministry in Japan: The Theory and Practice of Christian Ministry in the Face of Natural Disasters )」。プロジェクトリーダーは同大学院教授で共立基督教研究所長の稲垣久和氏、プロジェクト共同リーダーは同大学院教授で同神学研究科委員長の山口陽一氏が務める。

プロジェクトの概要説明では、日本的スピリチュアリティの基本は大乗仏教によって性格付けられたと指摘。しかし、その中にある聖・俗の二元論のうち、聖は私的領域に限定され求められ、公共的領域は俗のままであったと説明している。しかし、震災後からの救援では、「公共的領域でのスピリチュアル・デベロップメントの兆候が見られ、今後の日本でのモデルになる可能性がある」としている。

その上で、「国家神道のようにトップダウンに国家の側からではなく、人々の協力による市民社会と幸福形成にボトムアップに働くスピリチュアリティがどのようなかたちを取っていくのか。西洋とは異なる日本的文脈にあるこのテーマを、領域横断的に探究するのが今回プロジェクトの主な目的」としている。また、「このプロジェクトの目的は、身体的・心理的・社会的・スピリチュアルという世界認識の4層を包含する総合的な『ケア学(Care Studies)』を構築し、その成果を実践に応用することにある」ともしている。

実際には、同プロジェクトでは、1)自然神学、2)ケアの倫理、3)キリスト教と地域社会、という3つのテーマについて、理論と実践の二面から活動を進めていく。

1)自然神学では、「なぜ2011年3月11日のような大地震・津波をもたらし過酷な試練を日本人に与えるのか?」「自然科学研究からの予知を神学はどう受け止めていくのか?」といった問へアプローチをしていく。2)ケアの倫理では、「震災時に見られた日本人と日本社会の抑制された行動に見られる他者を思いやる特性は独自の倫理観(ケアの倫理)と言えるのかどうか」といった問いに、3)キリスト教と地域社会では、震災後の社会的なケアとしての町づくりとそこに関わる宗教の公共的役割についてアプローチしていく。

ほぼ年1回のペースで開催する3回のシンポジウムは、これらの3テーマを横断的に扱える内容で行なわれ、第1回目「賀川豊彦と公共神学」は来年3月14日に予定されている。また、第2回目「フクシマ原発事故とコミュニティの再生」は2016年春、第3回目「コミュニティ形成における宗教の公共的役割」は2016年冬に、それぞれ予定されている。

また、ワークショップ「いのちのケア・セミナー」は、第1回目を来年1月13日に行なう予定。1年目はミクロのいのちに注目し、2年目は世界、環境などマクロな視点に広げ、毎回ユニークな活動を行っているゲストを迎え、対話を行なうとしている。

同プロジェクトは同大学の共立基督教研究所と国際宣教センターによって企画・実施される。詳細は同プロジェクトの専用サイトを参照。

関連タグ:東京基督教大学(TCU)共立基督教研究所国際宣教センター(FCC)ジョン・テンプルトン財団
  • ツイート

関連記事

  • 東京基督教大学、2015年度から入学金を廃止 グローバル基準の先進的取り組み

  • 東京基督教大学、CISの働き継承し「日本宣教リサーチ」発足 教勢データを分析・研究し現実的な提言を発信

  • 東京基督教大学、9月から神奈川県で信仰継承テーマに公開講座

  • 東京基督教大学、感謝の想い込めて卒業生が記念コンサート

  • 東京神学大学、倫理委員会を設置 「研究には宗教改革の改革精神に相応しい高い倫理性必要」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • ワールドミッションレポート(12月13日):タンザニアのマンダ族のために祈ろう

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 花嫁(最終回)真昼の花嫁 星野ひかり

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる

  • 希望に生きる 佐々木満男

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

編集部のおすすめ

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.