Skip to main content
2025年9月18日19時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
クリスチャンの求めるもの

クリスチャンの求めるもの(2) 徐起源

2014年8月11日15時50分 コラムニスト : 神内源一
  • ツイート
印刷
関連タグ:神内源一(徐起源)
恵那レーマミニストリー+

「あなたは、アロンとその子らを任命して、その祭司の職を守らせなければならない。ほかの人で近づく者は殺される」(民数記3:10)

他の人で近づく人は殺される。近づいてはならない。アダムとイブは近づけられなかった。あの「輪を描いて回る炎の剣」があり近づけなかった。モーセの幕屋、地上の仮の天の幕屋が作られましたが、そこには祭司だけが近づくことができるというものでした。

次に祭司だけではなく、祭司の下に手伝う人たちがいました。

「幕屋が進むときはレビ人がそれを取りはずし、幕屋が張られるときはレビ人がこれを組み立てなければならない。これに近づくほかの者は殺されなければならない」(民数記1:51)

レビ族は祭司の下で奉仕をする人たちで、いることが特別に許されたのですが、他の人は殺されなければならなかったのです。モーセの幕屋は移動するたびに、作り直していきます。解体し、また作り上げていく、この仕事をするのがレビ族でした。

幕屋の中には契約の箱がありました。ダビデの時代、契約の箱を牛車で運んでいる時に、契約の箱が落ちそうになったので、その時ウザという人が落ちないように手をだして触れ、彼は死んでしまいました。(第2サムエル6章)

「触れてはならない」のですね。

祭司でさえ命がけで神の前にでるのです。こんなに厳しいのに私たちはどうして天国に行けるのか、どうして神に近づけるのでしょうか。

旧約時代、祭司だけが限定で神に近づくことができました。レビ族は幕屋の解体、建てあげが許されていました。祭司はあるものを携えなければ神に近づけなかったのです。

「アロンは次のようにして聖所に入らなければならない。罪のためのいけにえとして若い雄牛、また全焼のいけにえとして雄羊を携え」(レビ16:3)

これはいけにえの話です。いけにえを持っていかなければなりませんでした。つまり、神に近づくとき、いけにえ、血を携えていなければなりませんでした。そういうものがなければ神に近づけない、それが旧約のシステムでした。しかし、それだけではなかったのです。

神に近づくには色々な制約がありました。祭司たちは何をして近づくのでしょうか。

「主に近づく祭司たちもまた、その身をきよめなければならない。主が彼らに怒りを発しないために」(出エジプト19:22)

神様はアダムとイブを近づけないようにしたのです。しかし、許しがあって、モーセの幕屋(天のまことの聖所の模型)の中で、その臨在に会います。しかし、ある条件を満たしていなければなりませんでした。神の怒りに触れるから、その身をきよめなければならないとあります。

どのようにきよめるのでしょうか。

「彼らが会見の天幕に入るときには、水を浴びなければならない。彼らが死なないためである」(出エジプト30:20)

祭司たちは水を浴びなければならない。水できよめられていなければ、神に近づくことはできないのです。

「彼らに言え。代々にわたり、あなたがたの子孫のだれかが、イスラエル人が主のために聖別した聖なるものに汚れたままで近づくなら、その者は、わたしの前から断ち切られる。わたしは主である」(レビ22:3)

神の前に出るということは、私たちがきよくなければならない、汚れたままではいけないのです。

ますます私たちは、日々の生活のなかで自分はきよくない、正しくない。アダムの罪と自分の罪がある。まして旧約の世界でもの、祭司やレビ族ではない。私たちは汚れた罪人である。どうして、私が天国に行けるだろうか?

しかし、神様は私たちを近づける者にしてくださったことを後で見ていきます。

祭司はきよいだけではいけませんでした。祭司たちはモーセの幕屋に入るときにザクロと鈴をつないだものを着けて音がなるようにした服を着ていました。その音がなるから幕屋の中に人が来ている、神様を見たら死んでしまうから、神もその姿を現さないように「私がここにいますよ」というしるしでした。ひもがついていて、もし幕屋の中で死んでしまったらひもをたぐりよせてその祭司を外に出すのです。命がけの奉仕なのです。その服はエポデと言われました。

「アロンとその子らは、会見の天幕に入るとき、あるいは聖所で務めを行なうために祭壇に近づくとき、これを着る。彼らが咎を負って、死ぬことのないためである。これは、彼と彼の後の子孫とのための永遠のおきてである」(出エジプト28:43)

エポデを着る=祭司の服を着ていないと死んでしまうということです。

神の前に出ることは困難な業でした。その一つでも欠けたら死んでしまいます。神様を見たら死んでしまう。きよくなければ死んでしまう。エポデを着ていなければ死んでしまう。動物の血を携えていなければ死んでしまう。

モーセたちは天上の神様のところに戻ることを望んでいたのですが、それは困難なことだと分かっていたのです。しかし、それを目指していたのです。「行きたい!」と思っていたのです。私たちが究極を求めるなら、神様のところに戻ることなのです。

しかし、それはこんなにも困難なことなのに、どうして私たちは戻れるのでしょうか。

その理由をはっきり知るとき、私たちは日毎に罪を犯そうとも、「私は大丈夫!私はゆるされている!私は旧約の祭司ではないし、ユダヤ人でもない異邦人だけれど大丈夫!」という必ず神の国に入っていける確信を持てる人になってほしいと思います。(続く)

■ クリスチャンの求めるもの:(1)(2)(3)(4)(5)(6)

◇

徐起源(そう・きうぉん)

ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。

■ 外部リンク:

【公式サイト】恵那レーマミニストリー

【Ustream】毎週日曜日10:30からメッセージ配信中!

【ERM教材・書籍案内】「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:神内源一(徐起源)
  • ツイート

関連記事

  • 罪に定められることは決してありません(1) 徐起源・ERM聖書学校校長

  • 神は本当にいるのでしょうか?(1) 徐起源・ERM聖書学校校長

  • キリストの信仰で生きる 徐起源・ERM聖書学校校長

  • キリストを真に知る「線路」に乗る 徐起源・ERM聖書学校校長

  • 油注がれた者に触れるな! 徐起源・ERM聖書学校校長

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 花嫁(33)愛には恐れがない 星野ひかり

  • 右も左もわきまえないやから 穂森幸一

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.