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罪に定められることは決してありません

罪に定められることは決してありません(1) 徐起源・ERM聖書学校校長

2014年7月15日11時40分 コラムニスト : 神内源一
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関連タグ:神内源一(徐起源)
恵那レーマミニストリー+

「こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません」(ローマ8章1節)

クリスチャンになって神を信じるということは一体どういう事なのか、考えたことがあるでしょうか。クリスチャンになるということは、ある問題が解決されているのです。まず、私たちは神の前に出ることが許される者になっています。同時に、その喜びがあるのです。旧約聖書の時代には神の前に出ることができなかったということはよくご存知でしょう。祭司しか神の前に行けませんでした。

「そのすそに、青色、紫色、緋色の撚り糸で、ざくろを作り、そのすその回りにこれをつけ、その回りのざくろの間に金の鈴をつける。すなわち、青服のすその回りに金の鈴、ざくろ、金の鈴、ざくろ、となるようにする。アロンはこれを務めを行なうために着る。彼が聖所に入り、主の前に出るとき、またそこを去るとき、その音が聞こえるようにする。彼が死なないためである」(出エジプト28章33~35節)

祭司アロンが神の前に出ていくとき、ざくろと鈴が交互についた祭司の服を着て出ていくわけです。神ご自身が現れると人は死んでしまいますから、音がするようにしてありました。また、祭司が間違って罪を持ったまま神の前に出てしまった場合も死んでしまいます。その音が鳴っていなかったら、祭司は死んでしまったということですので、紐を引っ張って引きずり出すのです。そのために音が出るようにざくろと鈴をつけます。

そのように旧約の場合、神の前に出るというのは命がけでした。旧約の人はざくろと鈴を鳴らして「神様、私がいますからどうぞ気をつけてください」、または「私はまだ生きていますよ」ということを示すためにこのような服を着ていたのです。

「さて、これらの物が以上のように整えられた上で、前の幕屋には、祭司たちがいつも入って礼拝を行なうのですが、第二の幕屋には、大祭司だけが年に一度だけ入ります。そのとき、血を携えずに入るようなことはありません。その血は、自分のために、また、民が知らずに犯した罪のためにささげるものです」(ヘブル9章6~7節)

動物の血を携えて第二の幕屋、至聖所という幕の奥に大祭司が、年に一度だけ入って行くのです。前の幕屋は聖所といいますが、祭司がいつも礼拝をするところです。ところが私たちが知っているように、イエス様が十字架に架かったときにこの幕が上から下に裂けてみんなが入れるようになりました。ですから、今は万民祭司なのです。

私たちは死んだら天国に行きます。そして神を見るのです。私たちは天国で神に会っても、ざくろと鈴のような物を着けなくていいのです。私たちは、天の父なる神にイエス様の名で祈りますが、旧約の時は祈れなかったのです。祭司に「これを祈ってください」とお願いしたのです。「罪を犯しました。私の罪のために動物をもってきましたのでどうぞ、私の代わりに神のみ前に出てください」。このように祈ってもらっていました。ところが今、私たちは自分で祈れるようになっています。

なぜそのようになったのでしょう。私たちは祭司にお願いしなくてよくなりました。また、動物の血を携えていかなくてもよくなりました。私たちのささげる献金の中には「罪を犯したための献金です」というようなものはありません。しかし、旧約では罪を犯したので動物の血を携えて来たのです。それで赦してもらっていたのですが、実際の赦しではなく、コーティングであって、旧約には罪の赦しそのものがないのです。だから、神を見たら死んでしまうのです。

「それで、律法によれば、すべてのものは血によってきよめられる、と言ってよいでしょう。また、血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです」(ヘブル9章22節)

イエス様がなぜ十字架に架かったのか。旧約の中で、イエス様は十字架に架かったわけです。イエス様の、人間の血よりも高価で尊い血が注がれました。地球よりも価値の重いこのイエス様の血潮によって、新しい契約、新約が始まったわけです。

「まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者です。それは、初めの契約のときの違反を贖うための死が実現したので、召された者たちが永遠の資産の約束を受けることができるためなのです」(ヘブル9章14~15節)

アダムとイブが善悪を知る木の実を食べました。神が食べてはいけないということをしたのです。そしてアダムが罪となりましたので、私たち子孫はみんな罪人なのです。私たちは神のもとに行けない者になりました。

そして、いのちの木の実を食べることがないように神が守ったのです。罪のまま、それを食べて永遠に生きるといけないからということです。神の前に裁かれている、罪の中にいる私たちが、赦されていく。それは動物の血で行われたのですが、動物の血では完全に救うことができませんでした。

「この幕屋はその当時のための比喩です。それに従って、ささげ物といけにえとがささげられますが、それらは礼拝する者の良心を完全にすることはできません」(ヘブル9章9節)

動物の血は良心を完全にすることはできない。つまり、罪がコーティングはされているのですが、心の中に赦されたという思いがないのです。私たちは赦されているのです。ヘブル9章14節に「私たちの良心をきよめ」た、と書いてあります。旧約の人と私たちは違うのです。

旧約の人と私たちが違うところはどこでしょうか。イエス様の十字架というのは罪が赦されるということだけではないのです。もっとすごい事なのです。動物の血では罪を取り除くことはできません(ヘブル10章4節)。

イエス様の血潮の聖餐に預かる、その意味は一体何か。私たちの罪が取り除かれているということです。そこに目を向けていきたいのです。

イエス様について見ていきます。イエス様とは何なのか。何をしに来られたのか。イエス様が来られたその目的を知れば、私たちは本来、もっと明るくて、もっと元気でいいのです。アダムの罪があるのにその罪が赦された、その意識をもっと持っていいのです。

放蕩息子が、罪の中から父のところに帰ってきました。「私はお父さんの財産を使ってしまった。罪を犯してしまった。私はもうお父さんの息子と呼ばれる資格がない。もう召し使いでいい」と思っていました。自分を責めていたのです。こじきのような格好で帰っていく。「情けない、辛い、苦しい、お父さんにあわす顔がない」という状態だったのです。ところがお父さん、父なる神は「死んでいた息子が生き返った」と言って口づけし、一番いい服を与え、ごちそうを与えてくださったのです。

いま神を信じ、聖餐にあずかれる私たちは、イエス様によってどういう立場になっているかということです。アダムの罪、私たちが犯した罪があります。人に言えないような罪があるかもしれません。それが全部取り除かれるために、イエス様が来られたということです。

「その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。『見よ、世の罪を取り除く神の小羊』」(ヨハネ1章29節)

イエス様は十字架で死なれましたが、それによって私たちの罪は取り除かれたのです。また罪を犯したら、再び罪を赦されなければならない。そうではないのです。放蕩息子は帰ってきました。またそれから罪を犯したら出ていくのでしょうか。出ていきません。なぜなら、罪は取り除かれているのです。

言ってみましょう。「私はイエス様の十字架の血潮で罪が取り除かれている者であることを感謝します。イエス様の名前で、アーメン」。

何か罪を犯したら罪悪感を持ってしまいます。やったことは悪いから悔い改めはしてください。けれど、私たちの罪は取り除かれているので、その意識を持って、方向転換した歩み方をしなくてはいけません。(続く)

■ 罪に定められることは決してありません: (1)(2)(3)

◇

徐起源(そう・きうぉん)

ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。

■ 外部リンク:

【公式サイト】恵那レーマミニストリー

【Ustream】毎週日曜日10:30からメッセージ配信中!

【ERM教材・書籍案内】「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:神内源一(徐起源)
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