ルカの福音書身読の手引き
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ルカの福音書身読の手引き(40) 宮村武夫牧師
今回味わうルカ9章28~36節の箇所を、マタイ17章1~8節やマルコ9章2~8節と比較すると、ルカの記事の特徴が浮かび上がってきます。28~36節の箇所でも、主イエスご自身の祈りの重要さを強調しています。
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ルカの福音書身読の手引き(39) 宮村武夫牧師
ひと月ひと月、去った月の歩みを通して主なる神を賛美し感謝をささげ、来るべき月を展望しつつ祈りの生活が整えられるように。こうしてⅠテサロニケ5章16~18節に示されている、神のみこころに従う歩みを進めたいのです。
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ルカの福音書身読の手引き(38) 宮村武夫牧師
ルカの福音書9章7~17節。北と南。北の北、南の南への広がりの中で。国主ヘロデの当惑(7~9節)。主イエスの喜びと祝福(10~17節)。(1)主イエスの喜び(10、11節)。(2)主イエスの祝福(12~17節)。
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ルカの福音書身読の手引き(37) 宮村武夫牧師
主イエスご自身が見えざるみ手をもって日々導いてくださる恵み。ルカの福音書9章1~6節。「呼び集めて」。(1)いっしょに喜ぶために。ルカ15章6、9節参照。(2)訓練され整えられるために。
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ルカの福音書身読の手引き(36) 宮村武夫牧師
時とか年代、これはどれほど強調しても強調し過ぎることがない、私たちの歩みにとって大切なものです。「それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください」(詩篇90篇12節)。この詩篇の記者の祈りは、私たちの祈りでもあります。
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ルカの福音書身読の手引き(35) 宮村武夫牧師
ルカの福音書を読み進めて行きます。私たちの生涯が、主イエス・キリストの再び来り給う『主の日』を目指し、備えであるように。週日の生活全体をもって主日礼拝への備えを。今回は8章26~39節に焦点を合わせて行きます。
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ルカの福音書身読の手引き(34) 宮村武夫牧師
今回もまたいつものようにルカの福音書を読み進めます。ルカの福音書8章22節から25節の箇所は、15節や21節に強調されている神のことばの聞き方について弟子たちが言わば実地訓練を受けている記事と見ることができます。
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ルカの福音書身読の手引き(33) 宮村武夫牧師
ルカの福音書を読み進めながら、私たちが繰り返し確認してきたことの一つは、前後関係・文脈に注意することです。今回味わう8章19~21節についてもそのことは、やはり強調する必要があります。
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ルカの福音書身読の手引き(32) 宮村武夫牧師
ルカの福音書8章4~18節。今回は少し長い箇所です。まず全体の流れに注意、次に15節に集中。「神の国の奥義」(10節)。「神の国」とは、すでに何回も教えられてきたように、主なる神の統治の事実。主なる神は、神のことばを通して統治なさる。
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ルカの福音書身読の手引き(31) 宮村武夫牧師
ルカの福音書の味読も、あたらしい章8章に。「イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。」「十二弟子もお供をした」「大ぜいの女たちも」。
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ルカの福音書身読の手引き(30) 宮村武夫牧師
ルカの福音書7章最後の部分を味わいます。まずこの部分全体の流れ・場面の展開をたどり、この箇所で何が中心になっているか見たいのです。登場人物、「あるパリサイ人」が主イエスを食事に招く。主イエス、招きを受ける、36節。
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ルカの福音書身読の手引き(29) 宮村武夫牧師
ルカの福音書7章18~35節。この箇所の流れ・構造。まずは7章18~23節。ヨハネ→二人の弟子(19節)、二人の弟子→主イエス(20節)、主イエスの宣教活動の事実(21節)、主イエス→ヨハネの弟子(22節)、結び(23節)。
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ルカの福音書身読の手引き(28) 宮村武夫牧師
今回、ルカ7章11~17節の箇所を味わうにあたり、二つの点をはじめに注意したいのです。一つは、7章10節までとの前後関係です。この箇所では「ことば」、主イエスのことばに焦点をあてている事実を見てきました。この箇所でも同じです。
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ルカの福音書身読の手引き(27) 宮村武夫牧師
今回は、章がかわり7章に入ります。しかし、今まで読んできた6章までの結びを注意する必要があります。6章と7章は堅く結ばれており、そのように読む必要があります。
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ルカの福音書身読の手引き(26) 宮村武夫牧師
今回は、6章17節から読み進めてきた平野の説教の締めくくりの部分。平野の説教は、弟子たちの中から使徒たちを選出する記事(12~16節)の直後に位置しています。平野の説教で教えられていることは、弟子たち使徒たちにとって何よりも必要なこと。
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ルカの福音書身読の手引き(25) 宮村武夫牧師
今回は、信仰生活における主の訓練について。「十分訓練を受けた者はみな」。39節から45節の箇所が指し示している二つの点。(1)主の訓練の大切さ。(2)主の訓練を軽視したり、無視するとどうなるかと警告。
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ルカの福音書身読の手引き(24) 宮村武夫牧師
6章26節までと6章27節以下の結び付き。27節の「しかし」(対比、「哀れ」でなく、「幸い」。それは、主イエスのみことばに聞き従うことにより)に注意。また「いま聞いているあなたがたに」、参照、20節の「あなたがた」←→マタイ5章4節。
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ルカの福音書身読の手引き(23) 宮村武夫牧師
今回もルカの福音書を読み進めましょう。6章20節から26節の箇所です。ここは、マタイの福音書5章3節以下と深い関係がありますが、それぞれ特徴もあります(マタイ「その人」、ルカ「あなたがた」など)。
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ルカの福音書身読の手引き(22) 宮村武夫牧師
今回もルカの福音書(6章12~19節)を読み進めていきます。主イエスに対して宗教指導者たちが激しい反対をなす中で、主イエスご自身が祈りつつ多くの弟子たちの中から十二使徒を選ぶ記事です。
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ルカの福音書身読の手引き(21) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書6章1~11節を味わいます。麦畑の穂を摘んで一時的に空腹を満たすこと自体は律法で許されていたのです(申命記23章25節)。パリサイ人たちはそのことを安息日になした事実を問題にしています。
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