ルカの福音書身読の手引き
-
ルカの福音書身読の手引き(80) 宮村武夫牧師
ルカの福音書の新しい章、22章に入ります。「さて」と訳されている、小さなことばが1、3、7節に繰り返し用いられています。いろいろな側面から、ちょうどブロックを一つ一つ積み重ねて行くように、1~13節の記事をルカは描いています。
-
ルカの福音書身読の手引き(79) 宮村武夫牧師
今回の箇所21章20~38節の全体的な流れを、五つの部分に分け見通し粗筋を確かめ、次にこの全体の流れを大切にしながら、34~36節に集中し終末についての教えにかかわる、主イエスの実際的な勧めに心を傾けます。
-
ルカの福音書身読の手引き(78) 宮村武夫牧師
ルカ21章1~4節から5節以下への移行については前回も注意しました。主イエスご自身が一人の貧しいやもめに目を注いでおられるのに対し、宮のすばらしさやそこで行われている儀式の荘厳さに圧倒されている弟子たちの姿。
-
ルカの福音書身読の手引き(77) 宮村武夫牧師
今回の聖書箇所は、いつもと違い20章の最後から21章のはじめへと章の区分をまたいだ箇所です。聖書の章節の区分は、最初に書かれた時にあったものではありません。元々のものではないのです。
-
ルカの福音書身読の手引き(76) 宮村武夫牧師
今回もルカの福音書を読み進めます。今回の箇所は、主イエスが律法学者(マルコ12章35~37節参照)に質問を投げ掛けている記事です。20章19~26節では、律法学者たちや祭司長たちがカイザルへの税金をめぐり主イエスに挑戦している様を見ました。
-
ルカの福音書身読の手引き(75) 宮村武夫牧師
今回、私たちはルカの福音書20章19~26節を味わいます。福音書そして聖書全体は政治的、経済的な背景の中で生じた出来事を記しています。私たちは同じく私たちの政治的、経済的な背景の中で聞き従おうとしています。
-
ルカの福音書身読の手引き(74) 宮村武夫牧師
今回は、20章1~18節を読み進めます。1~8節と9~18節の二つに分け内容を見ながら、全体として、主イエスが神の「愛する子」としてご自身について自覚、そのように人々に明らかにしておられる事実に意を注ぎます。
-
ルカの福音書身読の手引き(73) 宮村武夫牧師
今回は、ルカの福音書19章41~48節を、主イエスがエルサレムのために嘆く「その都のために泣いて」(41~44節)と「宮潔めとその後」(45~48節)の二つに分け、味わいます。
-
ルカの福音書身読の手引き(72) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書19章28~40節を味わいます。まず28、29節のエルサレムを目前にしている背景に注意し、普通「エルサレム入城」と呼ばれる場面を二つの点を軸に。
-
ルカの福音書身読の手引き(71) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書19章11節から27節を味わいます。まず11節に注目し、「ミナのたとえ」を主イエスが話される背景を見ます。またマタイの福音書の「タラントのたとえ」も参考にして比較しながら、「ミナのたとえ」の独自の教えを受け止めたいのです。
-
ルカの福音書身読の手引き(70) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書19章に進み、ザアカイの記事を味わいます。ガリラヤからエルサレムへの旅を締めくくる大切な位置を占めていますし、18章24~27節に見る「金持ちが神の国に入る」ことをめぐる課題に答える実例と見ることもできます。
-
ルカの福音書身読の手引き(69) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書18章最後の部分、31節から43節までを味わいます。最初に31節から34節まで、次に35節から43節と二つの部分に分けて。
-
ルカの福音書身読の手引き(68) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書18章15節から30節までを味わいます。15節から17節と18節から30節の二つの部分に分け、「神の国」「永遠のいのち」「救い」など鍵となることばに注意し、この部分全体のメッセージを聞きます。
-
ルカの福音書身読の手引き(67) 宮村武夫牧師
主イエスが祈りについて教えておられるたとえを味わいます。「いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために」(18章1節)。17章22節以下に見た「人の子」の日(主イエスの再臨)の望みに生かされる弟子たちを整え、備え励ますため。
-
ルカの福音書身読の手引き(66) 宮村武夫牧師
17章22節から37節の記事を中心に味わいます。直前の20節と21節では、パリサイ人たちの質問に主イエスは、「神の国は、あなたがたのただ中にあるのです」と答えておられました。この箇所では、弟子たちに、人の子の日をめぐり語られています。
-
ルカの福音書身読の手引き(65) 宮村武夫牧師
今回は、ルカの福音書17章11節から19節の記事を通して、「感謝」について教えられたいのです。まず1節に見る背景に注意します。「エルサレムに上られる途中」とエルサレムについて強調しています。
-
ルカの福音書身読の手引き(64) 宮村武夫牧師
今回はルカの福音書16章19節から最後までの箇所を見て行きます。この記事はルカの福音書にだけ記されているものです。直前の14節から18節の部分に示されている、「律法と預言者」の確かさについての教えと結ばれている事実(31節)を注意。
-
ルカの福音書身読の手引き(63) 宮村武夫牧師
今回は比較的短いルカの福音書16章14節から18節の箇所を味わいます。14~15節と、16~18節の二つの部分に分けて見て行きます。背景、13節までに見る主イエスの教え、それに対するパリサイ人の反応(14節)。
-
ルカの福音書身読の手引き(62) 宮村武夫牧師
今回は15章の三つのたとえを味わいます。「いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか」(4節)。大きな犠牲を払っても。「見つけたら、大喜びでその羊をかついで」(5節)。喜びの広がり、「いっしょに喜んでください」(6節)。
-
ルカの福音書身読の手引き(61) 宮村武夫牧師
ルカの福音書14章1節から24節の箇所では、主イエスにある神の招きについて教えられました。今回味わう25節以下では、その招きにどのように従うべきかに焦点を合わしています。
人気記事ランキング
-
N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
ワールドミッションレポート(8月15日):ブラジル 命を印刷する印刷所
-
ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に
-
嫌いと無関心 菅野直基
-
キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所
-
聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ
-
立ち向かう勇気 佐々木満男
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(9)心地よく食べ、心地よく眠るということ 臼田宣弘
-
シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦
-
キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に
-
日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及
-
N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司
-
立ち向かう勇気 佐々木満男
-
「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(228)宣教は聖霊の働きによって拡大する 広田信也
-
主キリストの選びに生きよう 万代栄嗣
-
根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令
-
キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司
-
コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に
-
日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも
-
日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及
-
メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法
-
【PR】「失われた十部族国際シンポジウム2025 in Japan ―古代イスラエル部族末裔の方々をお迎えして―」 東京・立川で9月14〜16日