国際
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教皇、新枢機卿22人を発表、2月に枢機卿会議
教皇べネディクト16世が新枢機卿22人を発表した。典礼暦で主の公現を祝う1月6日朝、教皇はバチカンのサンピエトロ大聖堂でミサを行い、その後の正午の祈りの集いで、2月18日に枢機卿会議を招集すると発表した。教皇はその中で新しい枢機卿22人を任命したいと述べ、その名を発表した。その内4人は80歳を超えているので後継教皇選挙(コンクラーベ)には参加しない。
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バチカンとルーテル派、「宗教改革の記憶癒やし」へ
英カトリック週刊誌『タブレット』によると、1517年のマルチン・ルターによる95カ条の提題発表による「分裂」500周年を記念する2017年を目指し、「宗教改革」を論議する合同委員会がバチカン(ローマ教皇庁)とルーテル世界連盟によって結成された。
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韓国救世軍、クリスマス募金で過去最高額
韓国救世軍が2011年のクリスマスに社会鍋の募金活動で47億3000万ウォン(約3億3100万円)以上を集めた。これは募金を始めて以来の最高額という。
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イエスの聖誕教会で聖職者が小競り合い
正教会のクリスマスを1月7日に控え、「平和の御子」イエス・キリスト生誕の地として知られるベツレヘムの聖誕教会で12月28日、準備を進めているギリシャ正教会とアルメニア教会の聖職者約100人の間で今年も小競り合いがあった。
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エルサレム「神殿の丘」付近で古代の封印発掘
イスラエル考古局は12月25日、エルサレム旧市街の「神殿の丘」の西壁(嘆きの壁)付近で2000年前のものと見られる粘土の封印を発掘したと発表した。紀元前1世紀からエルサレムの第二神殿が破壊された紀元70年までのものと見られる。
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2011年キリスト教10大ニュース、世界キリスト教情報が選定
2011年キリスト教10大ニュースを「世界キリスト教情報」が選定した。
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キリスト教徒、イラクとアフガニスタンからいなくなる可能性も
国際宗教自由に関する米国委員会(USCIRF)会長のレオナルド・レオ氏は、米軍がアフガニスタンとイラクから撤退することによって、同地域からキリスト教徒がいなくなる可能性を指摘し、懸念を表明している。
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キリスト教迫害、ナイジェリアで悪化
先週末のクリスマスに、ナイジェリアではイスラム教急進派が5つの異なる都市に位置するキリスト教教会を爆破した。ナイジェリアにおける宗教対立が高まる背景には、単に信仰の相違という理由だけではなく、複数の要因が絡んでいることが専門家らによって指摘されている。27日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
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グラハム氏、米大統領選について言及
米国の伝道団体ビリー・グラハム伝道協会およびサマリタンズパース代表を務め、米著名福音伝道者のビリー・グラハム氏の息子であるフランクリン・グラハム氏は、クリスマスにクリスマスを祝う意味、米経済および政治家がいかに経済を復興させることができるかをキリスト教的視点から語った。
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WCC、図書室2カ所を統合
世界教会協議会(WCC)は経費節減と翼下の「エキュメニカル研究所」の研究学術地位を強化するため、双方に置かれていた図書室をジュネーブ近郊のボセーにある研究所に統合することにした。
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クライストチャーチ、クリスマスは屋外で
ニュージーランド第2の都市のクライストチャーチを12月23日、マグニチュード5・8と6・0の地震が襲い、60人が負傷した。死者はなかった。過去の地震で大きな被害を受けた郊外の一部地域で液状化が起きたとの情報もある。
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ラオス当局、クリスチャン村民の追放を計画
米宣教専門ボスニュースによると、ラオス南部でキリスト者数十人が、信仰を守り、礼拝を続けるのなら24時間以内に村を出るように命じられた。
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ラオスでクリスマス祝会に手入れ、指導者拘束
ラオスのサワンナケート県ボウカム村でキリスト者約200人が12月16日、クリスマスを祝っていた所を指導者8人が拘束された。
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フィリピン・ミンダナオ島で71歳の牧師射殺
フィリピン南部ミンダナオ島で12月19日、「クリスチャン・アンド・ミッショナリー・アライアンス」所属のメレンシオ・マグダヤオ牧師(71)が軽便バス「ジープニー」に乗っているところを、バイクに乗った銃撃犯2人に射殺された。
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キューバ、教皇訪問控え2900人に恩赦
キューバ政府は12月23日、同国内の受刑者のうち高齢者や女性ら2900人以上に恩赦を実施、数日中に釈放すると発表した。2012年3月に教皇べネディクト16世の訪問を控え、「革命の力と寛大さ」を示すのも目的の一つとしている。殺人などの凶悪犯、スパイやテロなどの罪での服役囚は含まれないが、一部「国家の安全に対する罪を犯した者を含む」として、政治犯を含むことを示唆した。
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ナイジェリアで連続爆発、39人死亡
西アフリカ、ナイジェリアの首都アブジャ近郊や中部プラトー州ジョスなど4都市の教会などで12月下旬に起きた連続爆発テロの死者数が26日までに少なくとも39人に上った。
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キリスト教は今やアフリカの宗教に
米ワシントンに本拠を置く「ピュー・リサーチ・センター」が12月19日発表した調査報告『全地球のキリスト教』は200以上の国を対象に国勢調査など2400以上の情報源を利用して、「キリスト者」と自認する人の数を算出した。
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韓国、北朝鮮向けクリスマス電飾取りやめ
北朝鮮向けのクリスマスツリー電飾を韓国が取りやめた。韓国国防省は12月20日、宗教団体の要請により南北軍事境界線付近の愛妓峰(エギボン)と平和展望台、統一展望台の3カ所に23日から点灯を予定していたクリスマスの電飾を取りやめることを明らかにした。宗教団体側も応じたという。
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悲惨・混迷・不安の中のクリスマス
地震、津波、洪水。独裁政権崩壊後の混乱と暴力支配、金権主義がもたらした企業文化の破壊と金融混乱、「予想外」だった原発事故とその報道がもたらした政治不信、独裁者の急死の衝撃と予測不可能な今後。悲惨、混迷、不安が覆う中で、世界は12月24日から25日に掛けて、主イエス・キリストの誕生を記念するクリスマスを祝った。
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「リアリティー番組出演女性は自らの名誉を棄損」米テレビ調査団体
米国のテレビ番組調査団体「ペアレンツ・テレビジョン・カウンシル(PTC)」の調べによると、MTVの人気リアリティー番組に出演している女性たちは女性視聴者に自らの名誉を貶めるメッセージを発信しているという。
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