ジャスティン・ビーバー、「教会に行く必要ない」発言

2012年1月18日17時32分 印刷

若者に大人気のアイドル歌手ジャスティン・ビーバーは、Vマガジンの『V75 THE MUSIC ISSUE』の発行を前に、神との関係について再び明かした。写真家のイネス&ヴィノードにカバーストーリーを撮影されたもうじき18歳になる彼は、父親認知問題と信仰や宗教に関する見解で多くの議論を呼んでいる。

ビーバーはクリスチャンであることを公にしており、率直にイエス・キリストに対する信仰を表している。最近では、ふくらはぎの後ろにキリストの顔のタトゥーを入れたことで再び注目を集めた。

次回作のアルバム「Believe」の収録を行っているビーバーは、自身の信仰についてVマガジンに語った。ニューヨークポスト紙によると、彼は、「多くの人が信仰を失っていると思うんだ。彼らはただ教会に行くだけだからね。僕はそれを軽視しているわけじゃないんだ。ただ僕にとっての信仰というのは祈りに集中して神様に話し掛けることなんだよ。だから教会に行く必要はないと思うね」と語ったとされる。

ビーバーの発言は反響を呼び、米国カリフォルニア州サンタクルーズにあるヴィンテージ・フェイス教会牧師のダン・キンボール氏はクリスチャンポスト紙に対し、ビーバーの語ったことに賛成と反対、両方の意見があると述べた。

キンボール氏は、「新約聖書によれば、敬虔なクリスチャンは小さな教会でも大きな教会でも、その地域の教会を重んじる。我々はキリスト教のコミュニティなくしてイエスに従っているとは言わない」としながらも、「クリスチャンのうち一部がただ『教会に行く』ことを行っているだけで、正しい信仰をもっていないというのは事実で、この点に関してはビーバーの意見に賛成する」と語った。

さらにキンボール氏は、「我々がクリスチャンであることはイエスに対する信仰に基づくものであって、教会に行くかどうかに基づいているのではない。その点でビーバーに賛成するが、一方でイエスを信仰するなら、聖書に則って地域の教会を機能させるべきだ。コミュニティなしに孤独に神を崇めるというのは悲しい考えだ」と自論を展開し、「我々はクリスチャンとして独りで生きることはできない。聖書は我々のうちに信仰の指導者がいるべきだと教えている。そして我々は教会の家族に寄与するのだ」と付け加えた。

ツアーなどで各地を転々とすることが多いポップスターやセレブたちは、毎週同じ教会の礼拝に出席するのが難しいということが考えられる。しかし、これについてキンボール氏は、「私は芸能人が礼拝に訪れる教会の牧師と話をしたことがあるが、それは解決が可能だ。ビーバーが『教会』について正しく理解してくれればと思う。彼は教会が聖書に基づいているという知識が十分ではないのだろう」と語った。

最後にキンボール氏は、「教会は『身体』あるいは『家族』と比喩されてる通り、あなたが独りではないということを教えてくれる。聖書は年長者や指導者、我々皆に必要とされる責任について語っている。もし地域の教会に参加していなければ、それを体験することはできないだろう。私は若者たちが『教会』の意義を正しく理解してくれることを望んでいる」と締めくくった。

キンボール氏は2004年に約175人の信徒とともにサンタクルーズ・バイブル教会(ヴィンテージ・フェイス教会)を設立した。同教会は、初代教会の「ヴィンテージ」の価値とイエスの教えを反映することを目指している。

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