文化
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息子の死を悼むアウシュビッツのサウルの物語 映画「サウルの息子」
第68回カンヌ国際映画祭グランプリ、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞した作品。ホロコーストをテーマにした映画は数多いが、この映画が珍しいのは、主人公が強制収容所で働くゾンダーコマンドの一人であることだ。
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熊野古道とサンティアゴ巡礼道、「共通巡礼達成証明書」交付開始
世界遺産の「熊野古道」がある和歌山県田辺市は、同じく世界遺産の「サンティアゴ巡礼道」があるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ市との共同事業として今月から、「共通巡礼達成証明書」の交付を開始した。
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堺市の日本聖書協会直営店、「BIBLE HOUSE びぶろすの森」と名称改め新装開店
堺市に店舗を構える日本聖書協会直営の堺キリスト教書店が11日、「BIBLE HOUSE びぶろすの森」と名称を改め、新装開店した。22日午後2時から、日本基督教団堺教会で開店記念礼拝が行われる。
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金城学院大学N1棟・N2棟およびエラ・ヒューストン記念礼拝堂、愛知まちなみ建築賞に選出
金城学院大学(愛知県名古屋市)のN1棟・N2棟およびエラ・ヒューストン記念礼拝堂が1月18日、第23回「愛知まちなみ建築賞」に選出された。同賞は、良好なまちなみ景観の形成や魅力と潤いのある街づくりに貢献すると認められる建築物や街並みを表彰する。
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奏楽奉仕者のニーズに応える スガナミ楽器がオルガン無料レクチャー
教会奏楽者の隠れたニーズに応えようと、楽器販売や音楽レッスンを展開するスガナミ楽器が1月28日、スガナミ楽器経堂店(東京都世田谷区)で、プロのオルガニストによる無料レッスンを開催した。
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長崎の教会群、世界遺産の推薦取り下げへ ユネスコ諮問機関が不備指摘
今年夏の世界文化遺産登録を目指している「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について、日本政府と地元が、推薦取り下げを検討していることが分かった。ユネスコの諮問機関であるイコモスが、推薦書の改定を勧める報告を日本政府に提出したためだという。
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ヴォーリズ建築によみがえる聖書教室 旧静岡英和女学院宣教師館でアシュラムの集い開催
静岡英和女学院(静岡市葵区)にほど近い西深草町の住宅街に、真っ白い壁が目を引く洋館がたたずんでいる。旧静岡英和女学院宣教師館(国登録有形文化財)。明治から昭和にかけて、日本全国に千を超える洋館を建てたウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した建築だ。
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日本初演 フーガとロシア正教会の歌の融合「マトフェイ受難曲」
ロシア正教会の現役府主教が作曲した「マトフェイ受難曲」の演奏会が1月30日、浜離宮朝日ホールで開催され、ロシアの作品を最も得意とする指揮者・渡辺新氏がオーケストラ・ナデージダを率いて演奏を披露した。
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エル・グレコの「受胎告知」30年ぶりに東京で公開 「はじまり、美の饗宴 すばらしき大原美術コレクション」開催中
「はじまり、美の饗宴 すばらしき大原美術館コレクション」が20日から東京都港区の国立新美術館で始まった。日本が誇る一大美術コレクションを有することで知られる大原美術館の作品150点が展示され、膨大なコレクションの全貌を見ることができる。
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世界文化遺産登録間近「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」 東京・聖イグナチオ教会で講演会
今年夏のユネスコ世界文化遺産本登録への期待が高まる「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」。本登録を前に広く長崎県の魅力を伝えようと、長崎県と一般社団法人長崎県観光連盟は17日、東京都千代田区の聖イグナチオ教会ヨセフホールで講演会を開催した。
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「“ひかりと祈り 光福の街 長崎”への誘い」 信仰と共にある暮らし・長崎の魅力満載のパネル展が聖イグナチオ教会で開催中
長崎県および一般社団法人長崎県観光連盟が主催する写真家・松田典子氏のパネル展、「“ひかりと祈り 光福の街 長崎”への誘い」が、聖イグナチオ教会ヨセフホールで13日から開催されている。
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「“ひかりと祈り 光福の街 長崎”への誘い」 長崎県などが都内でパネル展・講演会同時開催
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のユネスコ世界文化遺産登録に向けて、長崎県および一般社団法人長崎県観光連盟は、「“ひかりと祈り 光福の街 長崎”への誘い」と題したパネル展と講演会を、聖イグナチオ教会ヨセフホールで開催する。
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命の絵本『一つになろうよ!!』韓国語版が出版 日韓親善の願い込め
燦葉出版社から出版されている、静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」による絵本『一つになろうよ!!命の絵本・命の糸に出会う本』(2014年)の韓国語版が、昨年10月25日に出版された。本作の題名には、日韓両国の親善を願う気持ちが込められている。
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日本の社会福祉の先駆者、山室軍平の生涯が映画化 2016年秋公開予定
日本人最初の救世軍士官として日本救世軍の創設発展に尽力し、終生にわたり社会福祉事業に身をささげた山室軍平。社会に対して強いメッセージを訴える映画作品を世に送り続ける現代ぷろだくしょんがこのほど、山室軍平の生涯を描いた映画の製作を発表した。
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【映画レビュー】今問われる「未完」建築物の存在意義 映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』
今、この時代に巨大な教会建築「サグラダ・ファミリア」が完成する意味は何であるのか。2026年を迎える前に、まず、そもそも教会は何のために、そして誰のためにあるのか、この映画から今一度考えたい。
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【インタビュー】七光り以上に神様の光を放っていきたい ラッカー姉弟ユニット「Nancy&John」
日本のブラック・ゴスペル界の第一人者、ラニー・ラッカー氏の次女・Nancy(ナンシー)さんと長男・John(ジャン)さんによるユニット「Nancy&John」の初ライブが25日、都内で開催された。開演を前に「緊張している」という2人に話を聞いた。
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【インタビュー】21世紀のマタイ受難曲『マトフェイ受難曲』日本初公演の指揮者、渡辺新氏に聞く
ロシア正教会の現役府主教が書いた21世紀のマタイ受難曲『マトフェイ受難曲』の演奏会が1月30日に開催される。指揮を務めるオーケストラ・ナデージダの指揮兼監督の渡辺新氏に、『マトフェィ受難曲』の魅力と演奏会での聞きどころを聞いた。
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【インタビュー】アルメニア共和国駐日大使に聞く アルメニア人とは、アルメニア人虐殺とは
アルメニア人虐殺の際、西アルメニアから東に逃れ、カラバフのシュシに辿り着いたことを祖父から聞かされて育ったというグラント・ポゴシャン駐日アルメニア共和国大使に、映画『消えた声が、その名を呼ぶ』の感想やアルメニア人について話を聞いた。
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アルメニア人虐殺事件から100年、歴史上のタブーを背景に描く 映画『消えた声が、その名を呼ぶ』26日から順次公開(動画あり)
1915年のアルメニア人虐殺事件を背景に、ある1人のアルメニア人の壮大な物語を描いた映画『消えた声が、その名を呼ぶ』が、26日から全国順次公開される。トルコ人の両親のもとに生まれたドイツ系トルコ人監督によって映画化されたことで、大きな注目を集めている。
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世界中に愛されるスヌーピーとその仲間たち チャーリー・ブラウンの心配性は作者ゆずり?
米国の漫画家チャールズ・M・シュルツ(1922~2000)が描いた『ピーナッツ』は世界中が愛したコミックで、2000年にシュルツが亡くなった後も人気は衰えることがない。作品の中で宗教的メッセージは伝えていないが、シュルツ自身は熱心なクリスチャンだった。