Skip to main content
2025年7月1日18時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

奏楽奉仕者のニーズに応える スガナミ楽器がオルガン無料レクチャー

2016年2月4日16時30分
  • ツイート
印刷
奏楽奉仕者のニーズに応える スガナミ楽器がオルガン無料レクチャー+
講師の林クリスティーナ香利さん。写真右は、「バイカウント クラシックオルガンChorale2」=1月28日、スガナミ楽器経堂店(東京都世田谷区)で

楽器を演奏できる人がいない、ピアノを少し弾けるからオルガン伴奏を頼まれている――奏楽奉仕にまつわる悩みや不安を抱えている教会関係者は少なくない。そんな人々のニーズに応えようと、楽器販売や音楽レッスンを展開する菅波楽器株式会社(スガナミ楽器、東京都町田市)が1月28日、スガナミ楽器経堂店(東京都世田谷区)で、プロのオルガニストによる無料レッスン「ちょっと訊きたい、教会オルガン演奏のヒント」を開催した。地域の教会関係者など約10人が集まり、賛美歌、聖歌、奏楽曲などを演奏する際のちょっとしたヒントやポイントを実際のクラシックオルガンに触れながら学んだ。

講師を務めたのは、同店でクラシックオルガンコースを担当しているオルガニストの林クリスティーナ香利さん。ピアノの教師をしているがオルガンは全くの素人という人や、オルガンを習い始めて勉強中だという人、エレクトーンとは違って片足だけではなく両足を使うことに抵抗を感じるという人など、参加者のレベルはさまざまだったが、聖オルバン教会(東京都港区)のオルガニストとして、実際の礼拝や結婚式での奏楽を行っている林さんは、自身の豊かな経験に基づき、参加者の必要を丁寧に聞きながら要望に合わせた説明を行った。

近隣の教会に案内が出されたということもあって、教会の奏楽に携わるクリスチャンの参加者も多かった。今回のレッスンを牧師から紹介されたという人は、「ピアノもあまり得意ではないが、他に弾ける人がいないので教会の小さなパイプオルガンを弾いている。オルガンの理屈も分からず、足の使い方も知らないので普段は手だけで弾いており、困っていることだらけ」と話した。また他にも、「教会の奏楽奉仕をいつ頼まれるか分からないので勉強しようと思った」「教会にあるオルガンを見ていて、子どもに習わせたいと思った」「教会では長くリードオルガンを演奏しているが、奏楽全般について話を聞きたいと思った」という声が聞かれた。クリスチャンでなくとも、ミッションスクール出身だという参加者の一人は、「礼拝堂のオルガンでの賛美歌にずっと憧れを持っていて、弾き方を知りたいと思った」という。

レッスンに使用されたのは、株式会社ヤマハミュージックジャパン(ヤマハ、静岡県浜松市)がイタリアから輸入している「バイカウント クラシックオルガンChorale2」で、パイプオルガンの音色だけを再現した電子オルガン。長いパイプが目を引く本物のパイプオルガンとは異なるシンプルなデザインで、教会の現場や、奏楽者の自宅練習などに幅広く用いられているという。林さんは、パイプの長さを変えることによって音階を作っているという、簡単なオルガンの構造の説明から始めた。レッスンは約2時間かけてじっくりと行われ、2段になっている鍵盤の使い方、強弱の付け方、そして、パイプオルガンの最大の特徴ともいえる音色の混ぜ方にまで説明は及んだ。

奏楽奉仕者のニーズに応える スガナミ楽器がオルガン無料レクチャー
オルガンを囲んで、食い入るようにその手元を見つめ、熱心にメモを取りながら説明に聞き入る参加者たち

礼拝の最初に歌われる賛美歌は強い音同士を組み合わせた華やかな音色で、聖餐式に際しては弱い音同士を組み合わせた静かな音色でと、林さんは実際の礼拝を想定した実演を交えながらレクチャーを進めた。参加者はオルガンを囲んで、食い入るようにその手元を見つめ、熱心にメモを取りながら説明に聞き入った。「足はどう動かせば良いのか」「教会の奏楽では、楽譜のフェルマータの指示にどこまで従うべきか」といった多くの質問も積極的に投げ掛けられた。

林さんは教会での奏楽について「礼拝は1週間の始まり。悩みのある人であっても、賛美歌を歌って気持ちよく教会を出て行けるような助けとなる奏楽をするのが私たちの役割」と話す。楽器の良さを最大限に引き出すためのアドバイスをしつつも、演奏技術を高めることだけが大事なのではなく、奏楽者が負担に感じることなく気持ち良く奉仕できることが重要だと参加者を励ました。「気持ちを整えて牧師の言葉を聞き、焦らずゆっくり弾いて大丈夫。難しい楽曲ならば、教会員の歌い方のくせに合わせてメロディーラインを片手で弾くだけでもいい。自信を持って!」

今回のレッスンを後援したヤマハのクラシックオルガン担当者は、オルガンの持つ魅力を「その歴史の長さや音色の美しさはもちろんだが、ピアノと違うのは、本物のパイプオルガンは作者によって一台一台オリジナルで、音色や響きが違うので、一台ごとの新しい出会いの楽しさがあるところ」と話す。「電子オルガンで練習を重ねることで、教会やホールで本物のオルガンを弾く喜びにつなげてもらいたい。両手両足を使うので、美容と健康のためにもお薦め」だという。

主催者であるスガナミ楽器の担当者は、「教会で奏楽をやっている人は質問を誰かにする機会があまりないということを耳にし、そのような隠れたニーズに応えることができればと、このようなオープンな場を設けることにした。今回だけでは聞ききれないほどにたくさんの質問があるということが分かったので、メーカーと相談しながら継続的に企画していきたい」と手応えを感じていた。

スガナミ楽器経堂店への問い合わせは、電話:03・3425・9151まで。

  • ツイート

関連記事

  • アイヌの歌人・伝道者バチラー八重子の肉声賛美歌を公開 室蘭市

  • ペリー来航と[日本語]賛美歌の誕生 横浜開港資料館で秋岡陽・フェリス女学院大学長が講演

  • 日本賛美歌学会第15回大会 独カトリック新歌集『Gotteslob』テーマに、独マインツ大学教授が講演

  • 日本オリジナルの賛美歌を 超教派の歌集初版完売、再販も検討中

  • ねずみがかじってオルガンが故障? ギター伴奏が起源の「きよしこの夜」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • ワールドミッションレポート(7月1日):スーダンのラフォファ族のために祈ろう

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本福音同盟、戦後80年で声明 日本の教会が戦時下に犯した罪の歴史と悔い改めを確認

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.