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世界中に愛されるスヌーピーとその仲間たち チャーリー・ブラウンの心配性は作者ゆずり?

2015年12月22日23時58分
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世界中に愛されるスヌーピーとその仲間たち チャーリー・ブラウンの心配性は作者ゆずり?+
チャーリー・ブラウンを描く漫画家チャールズ・M・シュルツ(写真:Hydrargyrum)

世界で最も愛されているユニークなビーグル犬、スヌーピー。現在、シリーズ初めての3D/CGアニメーション『I Love スヌーピー』がヒット上映中となっている。ご存じの通りスヌーピーは、米国の漫画家チャールズ・M・シュルツ(1922~2000)が描いた『ピーナッツ(英: Peanuts)』の主人公チャーリー・ブラウンが飼っている犬の名前だ。この『ピーナッツ』こそ、世界中が愛したコミックで、2000年にシュルツが亡くなった後も人気は衰えることがない。

シュルツがクリスチャンであったことは、唯一の公認伝記であるリタ・グリムズリー・ジョンスン著『スヌーピーと生きる』で明かされているほか、聖書入門としても絶好の一冊とされるロバート・ショート著『スヌーピーたちの聖書の話』にも、シュルツが熱心なチャーチ・オブ・ゴッド教会の一般信徒の説教者であったことが記されている。ただ、シュルツは意識的に作品の中で宗教的なメッセージを伝えているわけではない。例えば、野球のエピソードでマウンドに立つチャーリー・ブラウンの姿が、灰の山の上に立つ旧約聖書のヨブを思わせるところがあるとロバート・ショートから指摘され、それまで一度も気付かなかったと言ったら、非常に驚かれたという話を披露している。

シュルツは2000年に、新聞掲載50年を記念してデビュー作から厳選した名作コミックと作者自身の解説で『ピーナッツ』の歴史をたどった『スヌーピーの50年』を出版した。その中で、父親がチャーリー・ブラウンの父親と同じ理髪店を営んでいたことや、絵の道に進みたいと思っていることを知った母親が、シュルツのために絵の通信教育学校の広告を見つけてくれ、父親が高額な学費を借金しながらも全て支払ってくれたことなど、自身の家族のことや生い立ちについて書いている。

また、デビューのいきさつについても触れている。学校終了後、第2次世界大戦を経て、カトリック系の漫画雑誌を出していたタイムレス・トピック社で台詞だけを書き込むという仕事を得たことや、その後『ピーナッツ』の前身となる『チビッコたち(リル・フォークス)』がセント・ポール・パイオニアに週1回掲載されたことを述べている。そして1950年、その中で出来がよいものをユナイテッド・フィーチャー・シンジケート(現ユナイテッド・メディア)に送り、コマ割り漫画を掲載することになるが、同時に第二次世界大戦での経験が彼の作品に大きな影響を及ぼしていることも明かしている。

軍隊で過ごした3年間でシュルツは、いやというほど孤独を味わった。「誰もが経験する寂しさへの私の思いは、チャーリー・ブラウンの上に重くのしかかっています」とし、「軍隊にいた時の経験から、不安で居心地の悪い思いがどのようなことかよく分かる」と述べている。そして、「この世の心配の種のすべてについて心配する心配性なので、チャーリー・ブラウンも心配性になってしまいました」と、チャーリー・ブラウンがシュルツ自身であるかのように語っている。そこで、その心配性の対処法として登場するのがスヌーピーだ。

例えば、学校をやめて残りの生涯を、スヌーピーを幸せにすることにささげると言い出したチャーリー・ブラウンだが、結局無理だと分かったときのセリフ、「残りの生涯を、君を幸せにすることにささげられると、ほんとうに思っていたんだよ・・・うまくいかなくて残念だ」に対してスヌーピーは、「気にしなくていいよ。その前からずっと幸せだったんだから」とつぶやく。

スヌーピーが初めてアニメーションとしてスクリーンに登場したのは、今からちょうど50年前。「スヌーピーのメリークリスマス」という題名で、テレビアニメとして放映された。このアニメは、チャーリー・ブラウンが、クリスマスを前にきらびやかな飾り付けやプレゼントばかり気にするルーシーやサリーたちを見て、「誰もクリスマスの本当の意味を考えていない」と悩むところから始まる。そして、紆余曲折しながらも、子どもたちは商業主義とは無縁のキリスト降誕劇を演じ、質素な小さなモミの木に心を込めて飾り付けをしていくという物語になっている。過去にはこんな小さなクリスマスの話も、実はあったのだ。

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