Skip to main content
2021年4月19日18時25分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般

「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

2020年12月23日13時46分
  • ツイート
印刷
関連タグ:カトリック教会中絶
アンドレア・ボチェッリ+
アンドレア・ボチェッリ(写真:Sharon Graphics)

62年前、エディ・ボチェッリという名の若いイタリア人女性が虫垂炎で入院した。彼女は当時、第一子を妊娠していた。担当医からは「胎児は何らかの障がいを持って生まれてくるだろう」と言われ、中絶を勧められた。敬虔なカトリック信者であったエディはそれを拒否したが、医師の診断は正しかった。息子のアンドレアは先天性緑内障を持って生まれ、12歳になるころには全盲になった。

視力は失ったが、アンドレアには別の賜物があった。その賜物は際立っており、後に「世界一の美声」と言われるようになる。そう、彼は全盲の世界的なテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリだった。グラミー賞を5回も受賞しているカナダ人歌手、セリーヌ・ディオンは言う。「もし神が歌声を持っているとしたら、アンドレア・ボチェッリのような声をしているに違いありません」と。

事実、ボチェッリのアルバムはこれまでに計9千万枚以上売り上げている。1999年のアルバム「セイクリッド・アリアズ~アヴェ・マリア」は、クラシック歌手によるソロアルバムとしては史上最高の売上数を誇っており、95年のシングル「コンテパルティロ(君と旅立とう)」は空前絶後のベストセラーとなり、ボチェッリはレディー・ガガやマルーン5、アデルらと名を連ねる存在となった。また、ボチェッリは複数の大統領や首相、教皇のために歌声を披露してきた。米ピープル誌の「世界で最も美しい50人」の一人に選ばれたこともある。

ボチェッリは2010年、「アンドレア・ボチェッリ:心に触れる未知の物語」(イタリア語、英語字幕)と題した動画の中で母親の話をしている。ボチェッリはピアノを奏でながら、母親が中絶しない選択をしたことに言及した上で、「その女性は私の母で、私はその子どもです。私は特定の信条にこだわっているのかもしれません。しかし、それは正しい選択でした」と語っている。

CNA通信(英語)によると、ボチェッリはイタリアのイルフォグリオ紙に対し、ハイチで子どもたちのために奉仕する宣教師や、困難な妊娠に直面している女性たちから、母親の話を公にするよう勧められたと語っている。「敬虔なカトリックとしての私の個人的な信条の故に、私は何かに反対して闘うことがありますし、何かを支持して闘うことがあります。私は命を支持しています」とボチェッリは言明している。

動画は口コミで広まった。ボチェッリは、「(この動画が)困難な状況にある人々、時には自分は一人ではないのだと感じる必要のある人々を慰めるのに役立つ」ことを望んでいると話す。ボチェッリの物語は、妊娠ケアセンターの働きが重要であることを思い起こさせてくれる。妊娠ケアセンターの目的は、困難な妊娠に直面する女性たちに自分たちが一人でないことを知らせることだ。妊娠ケアセンターが提供する慰めと支援は、ボチェッリの母親のように、女性たちが命を選択する助けとなっている。

特に一年のこの時期、ボチェッリの物語は、困難な妊娠に直面したイエスの母マリアが果たした役割を連想させる。私たちが忘れがちなのは、神がマリアに「嫌です」と答える選択肢を与えていたことだ。「お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1:38)というマリアの返事は、エディ・ボチェッリや他の無数の女性たちが時代を超えて繰り返してきた言葉と類似している。

最後に、「世界一の美声」の持ち主、アンドレア・ボチェッリによる「Gloria a te, Cristo Gesu(キリスト・イエス、栄光はあなたに)」(イタリア語)を紹介したい。

栄光はあなたに キリスト・イエス
あなたは今日統べ治めておられ、とこしえに統べ治める
栄光はあなたに あなたは間もなくやって来られる
あなただけが私たちの希望

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:カトリック教会中絶
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 「中絶を行う国際的権利はない」 米国など32カ国がジュネーブ合意宣言

  • 海の日を「産み」の日に 中絶やめよう、300人がデモ行進

  • 米NY中心部で胎児のライブ4D超音波映像公開へ 新たな中絶法可決で大規模な反対キャンペーン

  • 「中絶やめよう」「小さないのちを守ろう」 マーチ・フォー・ライフ、市民ら250人が参加

  • 「命守って」 教皇が中絶合法化審議のアルゼンチンに書簡

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • フィリップ殿下、キリスト教信仰を語るようエリザベス女王を説得 神学にも強い興味

  • 今年のアカデミー賞のキーワードは「アウトサイダー」? 『ミナリ』『ノマドランド』に見る米国アイデンティティーの力強さ(1)

  • 英国の教会指導者らがワクチンパスポート反対の公開書簡 1300人が署名

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • 政教分離原則の遵守を 春季例大祭前にNCC靖国問題委が声明

  • ビジネスと聖書(14)人のために祈ると超健康になる 中林義朗

  • 福島第1原発処理水の海洋放出決定、日本キリスト教協議会が抗議声明

  • パウロとフィレモンとオネシモ(38)「エフェソ書オネシモ著者説」(2)―パウロ書簡集蒐集問題から― 臼田宣弘

  • よみがえりの主が与えてくださるもの 万代栄嗣

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • フィリップ殿下、キリスト教信仰を語るようエリザベス女王を説得 神学にも強い興味

  • 英国の教会指導者らがワクチンパスポート反対の公開書簡 1300人が署名

  • ビジネスと聖書(14)人のために祈ると超健康になる 中林義朗

  • 今年のアカデミー賞のキーワードは「アウトサイダー」? 『ミナリ』『ノマドランド』に見る米国アイデンティティーの力強さ(1)

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • ペンス前米副大統領が保守派団体設立 プロライフ政策、信教の自由など推進へ

  • よみがえりの主が与えてくださるもの 万代栄嗣

  • 韓国クリスチャントゥデイ、キリスト教の「新聞・ネットメディア」分野で総合1位

  • クリスチャン投資家ビル・ファン氏のアルケゴス社めぐる取引で最大1・1兆円の損失 野村HDなどにも影響

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • 西日本福音ルーテル教会、礼拝休止を休業扱いしコロナ助成金受給 検証委設置へ

  • オウム元幹部に牧師が語る「罪人が新しくされるキリスト教の力」

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • 神戸女学院大学、新学長に中野敬一氏 「愛神愛隣で学びを他者のために用いる教育へ」

  • ティム・ケラー牧師が語る「死と復活の希望」 末期がんの闘病生活の中で新著出版

  • ジャスティン・ビーバー、イースターに率直な信仰歌った新EP「フリーダム」リリース

  • 神父の言葉で決意 河井克行元法相、無罪主張から一転買収認める

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.