ビジネスと聖書(2)災害が意味する7つのポイント 中林義朗

2020年10月3日14時52分 コラムニスト : 中林義朗 印刷
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聖書をどのように生きるか。私たちにとって、生きるということは一つの大きな事業です。この大事業をどのように管理していくか。たとえビジネスをしていなくても、私たちは例外なく大実業家といえるのです。ですから「ビジネスと聖書」はあなたへのメッセージです。共に考え、共に変えられ、最大限の幸せを手に入れてまいりましょう。

災害が意味する7つのポイント

コロナウイルスの終息は、いつになったら訪れるのでしょうか?「New Normal」と呼ばれるように、私たちの生活は元に戻ることが不可能であることに、人々は気付き始めているのではないでしょうか。

現在、私はハワイに住んでいます。ハワイのメインの産業は観光業ですから、3月から始まったパンデミックにより、世界中からの観光客をほとんど受け入れることができず、人々はもう今年中の再開は期待できないと信じ始めています。その証拠に、あの有名なヒルトンホテルが年末まで再開を延期すると発表しました。ワイキキにあるホテル、レストラン、さまざまなお店もほとんどが閉まっています。今生きている方でこんなワイキキを見たことのある方はきっといないというほど荒んだ状態です。

私は牧師また経営者として、多くの方々にこんな質問をされます。「神様は何をしているのですか?」「もしも神様がいるのなら、なぜ次から次へと災害が起きるのですか?」私もその答えを神様に聞きたいぐらいです。ある日、こんなデータを発見しました。過去300年の世界におけるパンデミックの歴史です。内容を聞いて驚きますよ。2020年コロナウイルス、1920年スペイン風邪、1820年コレラ、1720年ペスト。ピッタリ100年周期でパンデミックが起きているのです。1年もずれず100年周期です。誰かがコントロールしているとしか考えられません。

ビジネスと聖書(2)災害が意味する7つのポイント 中林義朗

そこで、近日発売開始でイーグレープ社より一冊の本を日英両語にて出版させていただく予定です。『災害が意味する7つのポイント』。ハワイで大変お世話になっておりますN先生がしばらく前になりますが、別の災害があったときにこんな説教をしてくださったことを思い出しました。とても良いポイントだと思い、N先生の承認を得てその内容を本として出版する運びとなりました。ぜひ皆さんにも読んでいただきたいのですが、それ以上に、皆さんの周りの方々にも読んでいただけたら、きっと多くの方々に安心を与えることができると信じています。また、この世には偉大な力が働いており、その偉大な存在を無視して生きることが、実は神様の言われる最大の罪であることも、この本を通してお伝えできればと思っています。

災害が意味する7つのポイント 7 Possible Reasons for Natural Disasters

1. 全能なる神の存在を知る

コロナウイルスのパンデミックが始まり、世界が一瞬にしてストップしました。今は武漢だけでなく、中国全土はもちろん、日本も世界も大きな影響を受けているわけです。このような災害が起きると、人々は自分よりも偉大な力があると、その存在に気付くことができるのです。

2. 神の警告である

今コロナウイルスと同じくらい大きな事態になろうとしている出来事があります。皆さんは海外でイナゴとバッタが大発生していると聞いたことがありますか?「それって聖書で聞いたことない?」と思う方がおられるかもしれません。その通りです。モーセとパロの話です。

3. 人の英知を引き出す

これまでにさまざまな病原菌がはやり、人類を悩ませてきました。そのたびに人々は薬を開発し、今ではほとんどすべての病気に対して、立ち向かうことのできる薬が開発されました。ですからこのコロナウイルスについても、間違いなくこの病原菌を抑える薬がもうすぐ開発されて市販されるときが来るということを、まず私たちは信じておかなくてはならないのです。

4. 災害地に文明が発祥した

世界四大文明、エジプト文明(ナイル川)、メソポタミヤ文明(チグリス川、ユーフラテス川)、インダス文明(インダス川)、中国文明(黄河)。なぜこの4カ所に文明が栄えたか。それは気候、地形、土壌の自然条件が備わっていたからです。重要なことは、上流から肥えた土壌を運ぶのに必要な水量を持ち、洪水の季節があることなのです。

5. 人への同情心を持つようになれる

救援に自分が行けるのであれば、被災地にボランティアとして足を踏み入れたい。IJCC主任牧師の冬木友博先生も、ハワイから日本の被災地に行かれたことがあります。または自分が行けないのであれば、物資や献金や祈りをもって支えることもできます。人の助けになりたいとの思いが、このような災害が起きると人々の心に芽生えてくるのです。

6. メメント・モリ

「汝死すべきことを覚えよ(メメント・モリ)」。カトリックではよくこの言葉を使うみたいです。やはりこのような災害を通して、私たちはいつか死ぬ日が来るということを知る必要があるのです。これを避けて通ることはできません。ですから死に対する備えを私たち一人一人がする必要があります。

7. 贖い/贖罪

我々の罪のためにイエス様が亡くなってくださったということを、やはりこういう災害を通してもう一度覚える必要があります。「ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖(あがな)いのゆえに、価なしに義と認められるのです」(ローマ書3章24節)。イエス様がこの人類の罪のために十字架で死なれ、そして3日目によみがえられたという事実。それを信じる者には、永遠のいのちが与えられます。

この7つのポイントを、さまざまな問題があるときに見ることによって、間違いなく皆さんに平安を、または皆さんの不安を少しでも減らす助けになると信じています。

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中林義朗

中林義朗(なかばやし・よしろう)

1963年、静岡県御殿場市生まれ。関東学院六浦高校卒業後、米ロサンゼルスへ留学。86年日系商社に入社し、ハワイ、香港、中国へ転勤。98年ハワイに帰国し、翌99年に受洗。2001年にJTJ宣教神学校の牧師志願コースに入学し、レストランで働きながら勉強を続け、10年に International Japanese Christian Church のビジネス牧師に就任。08年に Hano Naka Inc. 設立、17年にはハノナカジャパン設立。現在は100%牧師、100%社長、100%国際結婚の夫、100%8人の子どもの父、100%ホームスクーリング学長。著書に『あなたの人生を変える感動の24話』『どうして?私の人生問題だらけ』。YouTube チャンネル「ビジネスと聖書一口講座 From ハワイ」でメッセージを配信中。

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